喜多院法興寺

住職のひとりごと

「下村先生、クラゲ光りました」助言でピカリ…山形の水族館

2008-11-02 09:24:28 | Weblog
(読売新聞)
 {山形県鶴岡市の市立加茂水族館が、今年のノーベル化学賞の受賞が決まった米ボストン大名誉教授下村脩さん(80)から思わぬ形でアドバイスを受け、オワンクラゲの発光に成功した。

 下村さんの研究で一躍知名度が上がったオワンクラゲ。しかし、飼育するオワンクラゲは、海に生息するものとは異なり、発光しないのが難点だった。

 下村さんとの縁を作ったのは、村上龍男館長が送った一通の手紙。受賞のお祝いを述べるついでに、「うちはたくさんクラゲを飼育していますが、オワンクラゲは残念ながら光りません」と書いたところ、下村さんから10月24日、国際電話がかかってきた。下村さんは「セレンテラジンという物質を餌に混ぜればよいと思います」と助言したうえ、「日本の研究者から取り寄せられるよう手配しておきましょう」と申し出た。水族館は、下村さんから紹介があった三重大から、セレンテラジンを取り寄せ、今月1日に水槽で実験を開始。餌になるシロクラゲ5匹に、海水に溶かしたセレンテラジンを注入して水槽に入れると、10分ほどでオワンクラゲの傘の周りが淡い緑色に発光した。

 「下村さんの言う通りにしたら、本当に発光して感動した」と村上館長。「日本に帰った時には、ぜひ来館してほしい」と話している。}

ノーベル化学賞の受賞した米ボストン大名誉教授下村脩さんの研究で一躍知名度が上がったオワンクラゲ。しかし、飼育するオワンクラゲは、発光しないのが難点だった。山形の水族館館長が受賞のお祝いの手紙に、「うちはたくさんクラゲを飼育していますが、オワンクラゲは残念ながら光りません」と書いたところ、下村さんから国際電話で「セレンテラジンという物質を餌に混ぜればよいと思います」と助言された。下村さんの言う通りにしたところ、見事にオワンクラゲの傘の周りが淡い緑色に発光した。




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