喜多院法興寺

住職のひとりごと

「キューピーといえばマヨネーズ」商標争い決着

2008-12-18 09:29:48 | Weblog
朝日新聞
 {20世紀初頭に米国人女性が雑誌に発表した「キューピー」のイラストの著作権を譲り受けた大阪市の男性が、商標として登録したことをめぐり、マヨネーズ製造大手の「キユーピー」(東京都渋谷区)が「紛らわしい」として争っていた訴訟で、知財高裁(田中信義裁判長)は17日、「日本でキューピーといえばマヨネーズ」として同社側に軍配を上げる判断を示した。

 判決によると、キユーピー社は57~02年にかけてマスコットや社名のロゴを登録。一方で、男性は米国雑誌に発表されたイラストをもとに、飲料水の商標として06年に登録した。

 このため同社が「混同の恐れがある」として特許庁に商標登録が無効だとする審判を申し立てたが、請求が退けられていた。

 判決は、男性側のイラストの「頭のてっぺんがとがり、ぱっちりとした目」などの特徴が、「我が国で周知の『キューピー』と符合する」と指摘。そのうえで、「キユーピーマヨネーズはきわめて著名で、混同する恐れがある」と判断し、同社側の請求通り同審決を取り消した。}

20世紀初頭に米国人女性が雑誌に発表した「キューピー」のイラストの著作権を譲り受けた大阪市の男性が、商標として登録したことをめぐり、知財高裁(田中信義裁判長)は17日、「日本でキューピーといえばマヨネーズ」として同社側に軍配を上げる判断を示した。イラストの「頭のてっぺんがとがり、ぱっちりとした目」などの特徴が、「我が国で周知の『キューピー』と符合する」と指摘。どう見てもキューピー、混同するとする判断は正しいと思う。