喜多院法興寺

住職のひとりごと

0系さよなら 引退式に1600人 博多駅

2008-12-16 09:15:27 | Weblog
西日本新聞
 {11月末で定期運転を終えた初代新幹線「0系」の引退式典が14日、JR博多駅であった。12月に入り3日間だけの「さよなら運転」の最終日で約1600人のファンが集まり、夢の超特急として昭和の高度経済成長を象徴した「団子っ鼻」に最後の別れを告げた。

 さよなら運転は、1999年以降各駅停車の「こだま」として運行されてきた0系を「ひかり」として復活させる企画。

 「さよなら」と語呂合わせの最終列車「ひかり347号」は午後2時56分、約2800人が詰め掛けた新大阪駅を出発。同6時1分、別れを惜しむかのような雨にぬれた0系が博多駅のホームに姿を現すと、報道陣や鉄道ファンのカメラのフラッシュが瞬いた。

 JR西日本の山崎正夫社長は「0系、本当にありがとう。ご苦労さまでした」とあいさつ。運転士が、歴代新幹線で唯一取り外し式のハンドルを山崎社長に手渡した。

 0系は山陽新幹線博多開業時(75年)の博多駅長住野順一郎さん(85)らの出発合図で車両庫へ発車。「ありがとう」の叫び声や拍手に包まれて、夕闇に消えていった。}

 夢の超特急として昭和の高度経済成長を象徴した「団子っ鼻」に最後の別れを告げた。昭和の新幹線の花形車両としてスタート、スピードとかっこよさの代名詞だった、0系新幹線が消えてゆく。昭和の象徴が消えていくのは寂しい限りだ。