喜多院法興寺

住職のひとりごと

<後期高齢者医療制度>「見直し」年齢で区別せず、天引き強制せず--厚労相

2008-09-21 07:25:37 | Weblog
毎日新聞
 {◇「国民不満解消を」 すべては選挙のために

 75歳以上が対象の後期高齢者医療制度に代わる新制度創設の検討を打ち出した舛添要一厚生労働相は20日朝、東京都内で記者団に対し(1)年齢のみで対象者を区分しない(2)年金からの保険料天引きを強制しない(3)現役世代と高齢者の世代間の反目を助長させない――の3原則に基づき、新政権で議論する考えを明らかにした。

 高齢者の比率の高い医療保険運営者に対し、現役世代が多い他の運営者が財政支援する「年齢リスク構造調整方式」や、高齢になっても従来の保険に加入し続け、その医療費を被用者全体で支える「突き抜け方式」などの利点を組み合わせた制度を検討するという。

 舛添氏は「国民が制度をノーと言っている。不満を解消する方向に変える。次の政権へのメッセージだ。政策を大きく変えるのは選挙の時でないとできない」と述べた。衆院解散・総選挙をにらみ、高齢者の批判が強い後期高齢者医療制度の抜本改革のアピールで、次期政権への追い風になることを期待した発言とみられる。

 舛添氏によると、見直し案は自民党総裁選で選出が確実視されている麻生太郎幹事長に伝え、理解を得た。このため総裁選で舛添氏は、麻生氏を支持するという。【佐藤丈一】}

 選挙を目前に突然、後期高齢者医療制度を廃止すると舛添厚労相が発表した。舛添氏は「国民が制度をノーと言っている。不満を解消する方向に変える。次の政権へのメッセージだ。政策を大きく変えるのは選挙の時でないとできない」と述べた。選挙目当ての目くらましとしか、考えられない。