喜多院法興寺

住職のひとりごと

アルツハイマー病に関与の遺伝子を特定 千葉大など

2007-01-16 07:17:04 | Weblog
アルツハイマー病にかかわる新たな遺伝子を特定=米・加研究者(時事通信) - goo ニュース

朝日新聞
 {65歳以上で発症するタイプのアルツハイマー病に関係する遺伝子の一つをカナダ・トロント大、イタリア・トリノ大、千葉大などの国際研究チームが特定し、14日付米医学誌ネイチャージェネティクス電子版に発表した。この遺伝子の型によって、発症しやすさに差があるという。治療法の開発などにつながると期待される。

 アルツハイマー病患者の脳には「ベータアミロイド」というたんぱく質が蓄積することが知られており、チームはSORL1と呼ばれる遺伝子が正常に働くと、このたんぱくの蓄積を抑えることを実験で確認した。

 さらに欧米に住む人を中心とする約6000人から集めたDNAサンプルを調べたところ、SORL1に個人差(型)がある場所があり、アルツハイマー病のかかりやすさに統計的に意味のある差があることがわかった。チームは、ほかの遺伝子6個についても調べたが、関連はみられなかった。

 65歳以上で発症するアルツハイマー病は日本人にも多い。関連する遺伝子は93年に報告されたアポリポたんぱくEと呼ばれる遺伝子が有名だ。}

 歳を取って呆けるのは仕方がないが、アルツハイマーにはかかりたくない。今回65歳以上で発症するタイプのアルツハイマー病に関係する遺伝子の一つを千葉大などの国際研究チームが特定した。これから、治療が出来るようになることに期待したい。