日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「小沢一郎氏のいない民主党は幼稚園児の集まり」 株式日記

2010-07-16 06:01:15 | 政治・社会
 <株式日記より記事転載>
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(私のコメント)
IMFにしても日本の財務省にしても世界経済の状況が良く分かっていないようだ。日本が消費税を上げて不況になれば日本の銀行は世界中から資金を引き揚げて貸し金の回収に走るだろう。なぜならば株価が下がれば銀行の自己資本も減ってバランスシートを良くしなければならなくなる。

IMFは法人税を引き下げて雇用を増やせと言うが、雇用を増やす為には円安にして輸出を増やすのが一番だ。法人税が欧米に比べても社会保障費を含めれば高くは無い事をIMFは知らないのだろうか? 本来ならば財政不安が起きれば円が安くなり国債が暴落するのですがそうはなっていない。日銀が円が暴落してインフレになるのを恐れているから金融を引き締めている。日銀の白川総裁は頭が狂ってしまったようだ。


このような状況で、経済の事がわからない菅総理と政治のことが分からない民主党が政権を握っている事は日本のみならず世界にとっても不幸な事だ。民主党は小沢一郎がいてなんとか政権が取れたのですが、小沢一郎がいなくなると政治が分からないから官僚の言いなりになってしまった。老練な亀井静香も閣内から去ってしまって菅内閣は幼稚園児の集まりのようになってしまった。

古狸の集まりである自民党は幼稚園児のような民主党政権を揺さぶりに来るだろう。菅総理の目は死んでおり何をしていいかわからなくなって来ているようだ。枝野幹事長も仙石官房長官も政策運営の素人であり、選挙で馬脚を現してしまった。今までは小沢一郎や亀井静香がいたから何とかなったのですが、後は自滅を待つだけだ。

 <転載終わり>
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 『民主党は小沢一郎がいてなんとか政権が取れたのですが、小沢一郎がいなくなると政治が分からないから官僚の言いなりになってしまった。今までは小沢一郎や亀井静香がいたから何とかなったのですが、後は自滅を待つだけだ。』

 今の民主党は、株式日記の上記の言葉に全て集約されていると思います。いい悪いは別にして、小沢一郎氏や亀井静香氏は政治の裏も表も熟知している政治家であるから、民主党は官僚と対峙することができましたが、経験の少ない菅総理や枝野幹事長では、官僚には歯が立ちません。菅総理や枝野幹事長が官僚に取り込まれたことは、誰がみても明らかです。
 最後まで残った亀井氏も去ってしまったため、悲しいかなアメリカ=官僚の言いなりになってしまったようです。これでは、昨年8月30日に国民が民主党を選んだ意味が全くなくなってしまいました。

 公務員制度改革をして、701年の大宝律令以来1300年も続く官僚支配を終焉とさせたいというのが、多くの日本国民の真意だと思います。国民は「この国はどうも官僚に支配されている国だ」ということに気が付いてきているようです。
 
 国民は官僚の言いなりに成り下がってしまった菅内閣に見切りをつけたのですが、かといって国民の意向を代弁してくれる政党はどこにもないため、親米で官僚の手先だけど一応公務員制度改革をうたっているので、一縷の望みをかけてみんなの党に投じたのだと思います。国民新党は亀井氏がいますので、信頼できる政党ですが、議員数が少ないため、国民は投票しなかったようです。(私は投じたのですが、落選しました)

 民主党がアメリカ=官僚の手に落ちたことによって、民主党も自民党もアメリカ=官僚の言いなりになってしまいました。そして、最悪のシナリオであるアメリカ=官僚が支配する二大政党制がここに完成してしまったのです。民主党でも自民党でも、どっちが政権を取っても、アメリカと官僚の言う通りの政治しかやらない体制になってしまいました。そして、淡い期待をかけているみんなの党も、アメリカ=官僚の政党ですので、結局日本の政党は全て官僚支配となってしまったのです。共産党、社民党、公明党その他では政治的影響はほとんどありませんので、結局は官僚支配が完成されてしまったことになります。

 選挙前に、民主党でも自民党でも、どっちがやったってどうせ同じなんだろう、と言ってた通りになってしまいました。本当にどっちがやってもアメリカ=官僚の言うとおりの政治しかしません。これからは、消費税を上げて、法人税を下げます。公務員改革はしません。郵政も再びアメリカが入りやすいように、改正されるでしょう。以前よりやりやすくなったので、アメリカ=官僚は何でもできます。豪腕小沢氏もいないし、うるさい亀井氏もいません。やりたい放題です。   

 ほぼアメリカ=官僚の支配下となってしまった今、これからの政治はたいへんなことになってくると思います。表面的には民主党と自民党が対立する場面も見せますが、根っこが同じですので、ドラマや映画と同じですね。みんなの党をマスコミはどんどん取り上げて、国民の目をそちらに向けておいて、国会ではどんどんアメリカや官僚が実現したい法律を作っていくことでしょう。共産党や社民党がそれらに反対する場面を国会でやりながら。

 夢も希望もないように見える政界ですが、土壇場でグレンとひっくり返るのが今の日本だと思います。政治は経済によって動かされていますので、これから来る未曾有の経済危機が民主党や自民党を破壊するかも知れません。コルマン・インデックスでは7月17日からと言われています。明日からです。
 また、資本主義の競争意識がみんなで仲良くやって行こうという意識に変わるそうです。それが11月まで続くそうです。国民の意識によって、政治も社会も変わって行くというのが、コルマン博士の言われることです。




 ●株式日記
  http://blog.goo.ne.jp/2005tora/

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