「ギリシャの交通マヒと資産査定」 Nevada

　＜Nevadaより記事転載＞
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　「ギリシャの交通マヒと資産査定」


ギリシャで大規模なストが発生し、交通網が事実上マヒしており、観光客がギリシャから去っていっています。

夏はギリシャの稼ぎ時ですが、治安の悪化を嫌って欧米の資産家達が寄り付かず今や高級ホテルを中心にギリシャ国内には閑古鳥が鳴いているとも言われており、今後、経済の悪化・失業率の上昇が更に進み、事実上経済が破綻するのも時間の問題だと言えます。

今はギリシャ等の国家破産はなくなったと金融市場は見ていますが、実体経済の悪化はこれからであり、今月末の資産査定結果を受けて一時的に市場に楽観論が出てきた時が『最後の場面』になる筈です。

　＜転載終わり＞
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　高島康司氏は7月から始まる激変は、「市民の怒り」がキーワードになると言われています。2008年のリーマンショックは、1929年の世界恐慌並みの経済危機だったにもかかわらず、民衆は何故か大人しくしていて、怒ることはなかったため、何とか国家破綻の連鎖は免れたと、高島氏は言われています。

　今後起こりうる経済危機の際にも、市民が怒らないのであれば、国家破綻までいくことはなく、何とか収まるそうですが、市民の怒りが爆発すれば国家破綻が隣国へ連鎖していく可能性が高いとのことです。

　そのような観点から見ると、今回のギリシャのストは大変過激で、交通網もマヒしてしまっているそうです。治安も悪化しており、観光客もギリシャから逃げ出しているようです。
このような過激な行動は、民衆が怒っていることの証明ですので、高島氏が言われる最悪の状況に近づいているともとれます。

　また、ギリシャの怒りのストは、ポルトガル、スペイン、ルーマニアなど周辺諸国に飛び火していく可能性が高いそうです。
　やはり、7月から激変期に入るというウェブボットの予測は成就するのでしょうか。全く目が離せません。




　●Nevada
　　http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/