うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

木星被害....(9174)

2009年07月26日 17時41分34秒 | うべプラネタリアン
日食ツアーの帰りの車中で(7/22)、彗星屋ことK.Yさんが、木星になにやらぶつかったようだと話をしていた。
情報によると、小惑星か彗星か、何が衝突したかわからないが、木星表面に
相当大きな傷(赤茶色の雲)ができていたのを、オーストラリアのアマチュアの天文家発見したという。
直ちにハッブル宇宙望遠鏡(HST)が向けられた。
その画像は阿知須支部ちょーのコメントにアドレスがあるからアクセスしてご覧。
このページのAPODからの借用画像では、上の方に着いているシミがそれ。
木星についた傷の大きさは地球サイズというから、もしこれが地球に衝突していたら、
我々は、人間といわずあらゆる生物は、一瞬に蒸発してしまうだろう。
こうして、大きい(=力持ち)の惑星は、いろいろなものを引きつけて、我が身を犠牲にして
地球を守ってくれているのだ。
そうしてみると、この地球を内側から壊そうとしている人間なんて、思い上がりもええかげんにせいと
言いたくなる。