
昨晩、やっと「スーパー8」を観てきました。
上映時刻が早いので、仕事帰りにはなかなか観られませんでした。
評価は分かれていますが、製作総指揮にスピルバーグが関わっている映画となると観られずにはおれません。
「スーパー8」とは、昔の八ミリ映画のことです。
八ミリ撮影機で映画をつくるのに没頭する子どもたちが、列車事故に遭遇し・・・
その後、いろんな事件が勃発して・・・
というSF映画です。


結果からいうと、大満足の映画でした。
スティーヴン・スピルバーグの良さが詰まった映画といえます。

謎の生物を最後まで見せないで、恐怖心を湧かせ、ストーリーに引き込んでいきます。
初期作品の「激突」や「未知との遭遇」を思い出させる手法です。
「激突」は巨大タンクローリー車に追いかけられる恐怖を描いた作品です。
相手(タンクローリーの運転手)を一切映し出さないで、最後まで緊張感と恐怖を持続させ、当時、凄い映画だと驚いたものです。
「未知との遭遇」も宇宙人を最後まで見せないで、どんな宇宙人が表れるのだろうかという期待感を持たせた映画です。
結局、宇宙人はシルエットで描いただけだったように記憶しています。
CGで表現する映像の素晴らしさに感動し、SF好きになったきっかけの映画だったかもしれません。
その後の活躍は、ご存じの方も多いはずです。
インディ―ジョーンズ、ジュラシックパーク、バック・ツウ・ザ・フーチャ―のシリーズが有名ですが、これらの映画にも通じるものを感じました。
列車事故などのアクションシーンは、もう迫力満点です。
ワクワク・ドキドキで最後まで観終えました。
スピルバーグの創る世界を堪能しました。
「面白かったで~!」と誰かに伝えたくなる映画と言えば、わかってもらえるでしょうか。
お勧めの映画です。