ヒロ爺のあれやこれや!

憩いと安らぎを・・・

近場の発見ツー

2009-11-05 23:59:00 | ツーリング・旅行


3日の文化の日、1ヶ月半ぶりにバイクに跨りました。

バイクに乗りたくて仕方がありません。
そろそろ、限界に近づいていたみたいです。

朝、6時に目覚めます。
寝室の窓からみると、青空が広がっています。
走りた~い! 気分いっぱいです。

しかし、寒いのと安静にしておく方が良いとの思いで、踏ん切りがつかず二度寝します。
それでも寝てられず、7時に起きました。

ブーツを履くときに少し痛みますが、何とかブレーキペダルが踏めそう。
痛ければ、踵で踏んだらエエねんと言い聞かせます。
踵でブレーキが踏みやすいサベージで走ります。
近場を少しだけ走れば、満足でしょう。

  
     出発する頃には雲が出て寒いです

アキさんも走りたいと言うので、一緒に行くことにします。
飯高の手前にある「まっちゃ亭」のにんにくラーメンを食べに行こうと決めます。
10時半に道の駅「かなん」に集合します。

冬のジャケットですが、走ると寒いです。
厚手の手袋は疲れるので、薄手をはめますが手が冷たいです。
制限速度で、トコトコ走ります。

吉野川に沿って走る県道39号線を通ります。
川でカヌーをしているのが見えます。
お気に入りの場所なので、早い休憩です。

  


急な流れのところで、自由自在にカヌーを操っています。
あがってきた若い女性グループは、寒いと震えています。
水温も低いそうです。
興味はあるけど、この年齢じゃ無理かな・・・



                                 


いつもは下市あたりで国道370号線に入るのですが、今日は川沿いの道をとことん走ります。
狭い道ですが、バイクでのんびり走るには楽しいです。
醤油工場や材木置場、古い町並みなど、普段目にしない風景をみるのが好きです。



                                 

                 
                          珍しい! 水路橋です


大台ケ原方面にいく国道169号線と合流する手前で目を見張る景色に出会いました。

向かいの国道は数え切れないくらい走っているのに、全く知りませんでした。
サベージのサイドバックには、一眼レフカメラは入らないので持ってきていません。
リコーのコンデジを首からぶら下げていますが、バックからリコーのGXを出して撮ります。
観光客を集めるだけの景色だと思うのですが・・・

トップの写真も、ここで撮ったものです。

     


時計を見ると、もう1時を回っています。
お腹が空くはずです。
にんにくラーメンは諦めて、近くのお店で鍋焼きうどんを食べました。
暖かい食事で、身体が温まります。

ここから好きな県道16号線を走ります。
途中に「7滝8壷」の垂れ幕がかかっています。
過去に2回、探したことがあるけど辿り着けませんでした。
再度、挑戦します。

道のきわに小さな案内表示を見つけて、脇道に入ります。
次の交差点で、もう表示がありません。
途中で地元のおばさんに聞きますが、説明の内容が理解できません。
自分の感ピュータを頼りに走ります。

しばらく行くと、丹生川上神社があり、川沿いの木々が紅葉を始めています。
バイクと止めて散策します。
歩くと少し痛みますが、綺麗な景色なので行かずにはおれません。

     

     


道路脇の地図をみると、「7滝8壷」はやはた温泉の奥のようです。
走っていると記念碑があったので、すぐにわかりました。

小さな吊橋を渡ると、滝が見えます。
その脇の急な坂を上ると、大きな滝が見えます。

幅はありませんが、高さ40mで何段も滝があって見事です。
写真よりも、ずっーと迫力があります。
迷いながらも、来て良かったです。



                             

        


7つ滝が集まった場所だと思っていたのですが、違ってました。
一つの滝が何段もあって、それを7転び8起きにかけて名づけられたようです。

昨年6月に平成の名水百選に選ばれました。
名水と名瀑、見に来るだけの価値はあります。

駐車場や滝に上る坂の整備をして、もっとPRしたら観光客が集まるでしょう。
こういった財産を生かして、地域の活性化を図る手段はないのでしょうかね。


帰りは宇陀を通って帰りますが、暗くなるにつれて寒くなってきました。
持ってきたインナーを着込み、防寒グローブに変えます。

震えながらのツーリングでしたが、走る喜びを満喫できました。
それに、良い景色が2ヶ所も発見できて、楽しい一日になりました。

次は、一眼レフを持って、紅葉ツーリングにも出かけたいです。