ヒロ爺のあれやこれや!

憩いと安らぎを・・・

興奮の二時間を貴方にも!

2009-03-03 21:39:14 | 音楽、映画、芸術
     


日曜日に吹奏楽コンサートへ行ってきました。


ポピュラーコンサート、ジャズコンサートに続く、大阪音楽大学の演奏です。
場所はシンフォニーホールです。

行くかどうか迷っていたので、チケットは買っていませんでした。
まぁ~広いホールだから、当日でも十分に空席はあるだろうと考えます。


休日に、大阪市内に行くのは好きではありません。
往復の2時間がもったいないし、何より仕事に行くような気分になるからです。
映画や買い物などは、出来るだけ、平日の仕事帰りに済ませるようにしています。

朝起きてから行くことを決めました。
ホールに電話すると、当日のチケットはあるとのこと。

2時開演なので、午前中はゆっくり過ごします。
ブログなどへの訪問や、土曜日のツーリングのブログ記事と写真の整理をします。


気がつくと12時半になっていました。
パソコンを触っていると、時間の経つのが早いです。
慌てて着替えて、家を出ます。


        
          この横を通っていきました~


ギリギリの時間なので、環状線の福島駅で降りるか、地下鉄で梅田駅まで行くか、迷います。
天王寺駅での乗換時間を考えて、梅田駅まで行って会場まで歩くことにします。

昼食を食べる時間もなく、コンビニでサンドイッチと飲み物を買って済ませることにします。


1時50分に到着です。
続々と会場に人が吸い込まれていきます。
その多くが学生です。学校単位で来ているみたいです。
当日券を頼むと、2階席しかないとのことです。

  
       (演奏会が終わって帰るところ)

2階 GG列 4席となっています。
最後列で、端から4番目です。

これまでで一番良くない席かもしれません。
たった千円の入場料なんだから、早い目に買っておけば良かったとチョッピリ後悔します。


演奏が始まります。
おお~、良い響きです。
2階の端っこの席でも、音質的になんの不満もありません。

逆に、2階席なので演奏者全体が上から見渡せるのがいいです。
これなら1階の中央席にこだわらなくても、いいのかもしれません。


今日演奏される曲は、1曲も知りません。
コンサートの前にCDを買ったりして、聴いてから行くことが多いですが。
1曲目は難しいです。
ジャズでいえば、フリージャズのような・・・

不協和音のような音で、聴いていても気持ちよくありません。
難解な曲だし、演奏者にとって難しいというのは、素人でもわかります。

吹奏楽 = 明るい曲をイメージしていただけに、以外でした。
正直、早く終わって欲しいと思いました。

休憩後の演奏曲は、吹奏楽コンクール課題曲と真島俊夫作「三つのジャポニスム」です。
その後、B・ピクール作「交響曲0番」です。

吹奏楽の圧倒的な迫力に興奮しました。
個々のパートが織りなす音の芸術だと感じました。

吹奏楽においてはパーカッションが大事なのだと思いました。
ティンパニー、太鼓、鐘、木琴、シンバル、などなど・・・

脇役などではありません。
演奏を引っ張るパートであり、これが演奏を引き締めてくれます。
打楽器には9人もの演奏者がいました。

最後の演奏の時には、感動のあまりウルっときました。
素人で演奏のことなど全くわかりませんが、これほど心をふるわせてくれるコンサートは久しぶりです。


あっしの周りには音楽ファン、特にクラシック音楽を聴く人が少ないです。
音楽の食わず嫌いは、もったいないです。

家でCDを聴くのではなく、一度コンサート会場に出かけて欲しいです。

音楽を聴くのに、知識や技術はいりません。
ただ、感じたらいいだけです・・・是非!