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ヒロ爺のあれやこれや!

憩いと安らぎを・・・

久しぶりの映画!

2007-12-14 23:59:00 | 音楽、映画、芸術
仕事帰りに映画を観てきました。

親しい人とメールをしていて、2ヶ月以上も映画館に行っていないことに気づきました。
映画が好きなので、月に1~2回は劇場へ行ってるかな。
こんなに空いたのは久しぶり。
私生活が充実しているからでしょうかね。

         

観たのは、今日封切の「アイ・アム・レジェンド」です。
この映画が観たかったわけではなく、昨日の夕刊に全面広告があったからです。
いつもは事前に調べて、「この映画を観るぞ」って決めていきます。

近未来のSF映画です。
ガン治療薬として開発した遺伝子操作の薬が新たなウイルスを生み出し、人類滅亡してしまうというお話。
そんな中で、ニューヨークで一人生き残った科学者ロバート・ネビルが、ウイルスにおかされた人々「ダーク・シーカーズ」の脅威と闘いながら、究極の孤独の中で治療薬を開発していく・・・
(後は映画でお楽しみください)

娯楽映画として楽しめました。
以前は、映画館では、SF映画・戦争映画・アクション映画ばかり観ていました。
お金を出すんだから、映画館では迫力ある映像を観たいという心理だったのかもしれません。
でも、最近はCGを駆使した映画より、ラブロマンスやほのぼのとした日本映画に魅力を感じています。

  
     映画館の入り口
  
     チケット売場
  
     劇場の内部

行った場所は、なんばパークスシネマです。
最近、お気に入りの映画館です。
駅から少し距離はありますが、座席数もほどほどで音響効果も高く、何より座席がゆったりしていることが最高です。
大き目の椅子で、膝元が広くて余裕があります。
座席が階段状になっているので、前の人の頭で画面が観づらいなどということもありません。

         
        後ろはスイスホテル

座席を予約してから、待ち時間になんばパークスをぶらり。
クリスマスツリーがあって、たくさんのアベックが記念撮影をしていました。
みんな携帯なので、顔はうまく撮れてないでしょうね。
二人で楽しそうに撮ってもらっている光景を見ると、一人で行った僕も少しだけ幸せな気分になりました。

   

癒しのあかり

2007-12-03 23:16:27 | 音楽、映画、芸術
”ゆったりと、ろうそくのあかりを見つめてみませんか”

その言葉にひかれて、行ってきました。

        

「100万人のキャンドルナイト@オオサカシティ」です。
大阪梅田の茶屋町周辺と、西梅田一帯で、ろうそくの火がともります。
今日は茶屋町、5日が西梅田です。

環境や暮らしを足元から見つめようと毎年夏至と冬至の前に開かれているそうです。
今回が5回目になります。

地下鉄の梅田駅で降りて、阪急三番街を抜けて、茶屋町の会場へ
6時からろうそくが灯ります。
6時半頃に着くと、カメラを持った人がたくさんいました。

  

  

一ヶ所ではなく、アプローズタワーから毎日放送・梅田ロフトにかけて、ろうそくの火が灯っていました。
単にろうそくがあるだけでなく、様々な光の芸術を作り出しています。

  

ろうそくの光の揺らぎを見ていると、ほんわかとなります。
蛍光灯や電灯にはない、ほのかな光に不思議な心地よさがあります。

        

今回は2万本もの、ろうそくをともしているそうです。
午後8時から2時間は照明が消されるそうですので、ろうそくの火が夜の闇の中に浮かび上がるでしょうね。
残念ながら時間がなくて、その場面が見られずでした。


公式の案内絵本を開くと、こんな素敵な詩がありました。

 ひと澄む街へ
  ふたつの森のキャンドルナイト

  ねえねえ、
   なんだか心のあちこちが
    ぽかぽかしてきたよ。
  こんなに寒いのに、どうしてだろう。

  もうきみは、キャンドルの森にいるよ。
   きょうは、年に2回のキャンドルナイト。

  きっと、知らないうちに何かに気づいて
   やさしい気持ちになって、
    自分がまっさらになっていゆく。

  その感じ、ずっと覚えておくんだよ。

   


ねっ、素敵だと思いませんか?
僕の周りにも、あったかさを感じる人がいるよね。
その人のそばにいると、自分も優しくなれるような気がします。

周りを煌々と照らさなくてもいいんです。
ほのかな明るさでも、心を和ませられる、そんな人になりたい。

   
   
 







ちぎり絵の鑑賞

2007-11-26 22:47:00 | 音楽、映画、芸術
     

毎日新聞(11/18夕)のコラム記事に、ちぎり絵が紹介されていました。
作家の丸山里矢さんの展示会が、先週に開催されていたので行ってきました。

「ちぎり絵」とは、染め和紙を手でちぎり、紙に糊で貼り重ねて絵にするアートです。
こう書くと「なぁ~んだ、紙を貼るだけか!」と思われそうですが、実際の作品を目の前にすると、その芸術性の高さに驚きます。

油絵や水彩画と同じように、制作の手法の違いだけです。
色の濃淡だけでなく質感さえ、他の技法にひけをとりません。

これだけの色使いがありながら、すべて市販の色和紙を使用しているという。
いったい、どれくらいの和紙を保存しているのでしょうか。

          

作品を拝見すると、外国の風景と人物がほとんどです。

展示会のパンフレットには、
「旅が大好きな私です。”見知らぬ大地 人々の営み 光・風・匂い・挨拶を交す”」
「和紙に魅せられ、染め和紙を貼り重ね、出会った人・風景がよみがえる」とある。
まさに、「世界をはる」です。

  
     中央のネクタイをされた方が丸山さんです。
     70歳を超えているとは、とても思えません。


ご本人とお話ができました。
1955年に大阪から上京したそうなので相当なお歳だと思いますが、実にシャキッとされています。
一つの作品制作に2~3ヶ月ほどの期間を要するとのこと。
作品に目を凝らすと、根気のいる作業であるのがわかります。

構図や濃淡、影のつけ方など絵画に共通する部分があると思うのですが、これまでに絵画の勉強はしたことがないそうです。
美術の世界も、持って生まれた才能というものがあるんでしょうね。

     

「和紙との出会いを大切に作品を作り続けたい」と笑顔で答えてくれました。
地道な作業なので、とても自分の趣味にはできませんが、鑑賞する楽しみの一つに加えたいです。

  



今年こそ、きっと・・・

2007-11-22 23:59:00 | 音楽、映画、芸術
大きなサンタクロースに会いました。
仕事帰り、商業施設に行くと天井からぶら下げてありました。

   

1階から7階までの吹き抜けの大きな空間に浮かんでいます。
回りには、レッドとグリーンのクリスマスカラーで彩ってあります。
あぁ、もうクリスマスなんかぁ~

新聞にも、外資系ブランド店が御堂筋沿いに高さ7mのクリスマスツリーを設置して点灯したとの記事が載っています。
これから、あちらこちらに飾られることでしょう。

ツリーと並んで、イルミネーションも盛んです。
「イルミネーション」で検索かけたら沢山出てきます。

通勤途上の商業施設でも、毎年開催されています。
「イルミネーションゲートin Hoop」です。
近鉄百貨店南側にあるHOOPの広場で、ゲートの形状のイルミネーションです。
「ミニ・ルミナリエ」といったところでしょうか。

   
       「イルミネーションゲートin Hoop」です
      

その「神戸ルミナリエ」は、大震災の起こった1995年に初めて開催さたたそうです。
阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託したと解説されていました。

写真を見ると素晴らしいですね。
実際に、この目で見たいものです。

今年で13年目になるんですね。
高額な費用がかかるようで、一時、中止も危ぶまれたことがありました。
これだけ長期間続くのは、それだけの魅力があるということでしょうね。

でも、まだ一度も行ってないのです。
冬の寒空中に、おっさん一人で行くのは寂しいなぁ~と思って行っていないのです。
さて、今年は行けるでしょうか?


津田写真展へ

2007-11-19 23:59:00 | 音楽、映画、芸術
地下鉄谷町四丁目駅から大阪府庁新別館へ続く地下通路に、オープンギャラリーがあります。
今日、仕事でここを通ると「津田洋甫氏」の写真が展示されていました。
大正12年生まれの氏ですが、力強さと繊細さを兼ね備えた作品で、思わず立ち止まりました。

   

すべて、風景写真です。
20数点が飾られていますが、感嘆の声があがるほどの力作。

写真の知識はありませんが、写真から自然の凄さが伝わってきます。

山の静けさが・・・
川のせせらぎの音が・・・
森も息遣いが・・・

携帯で撮ったので、歪んでいるし小さい写真なのでわかりにくいでしょうが、ご覧ください。
特に好きな写真を5点アップしました。

       


       


  


  


  


いつか、このような写真を自分のカメラに収めたい・・・

歌入姫

2007-11-15 21:00:15 | 音楽、映画、芸術
職場にポスターを貼って欲しいとの依頼があった。
知り合いのお嬢さんからで、専門学校で俳優の勉強をしている。
来年卒業と同時に劇団に入ることになっていて、今は見習い・手伝いをしているようだ。

専門学校の勉強と一座の手伝いの掛け持ち。
それなのに夜中の2時頃までバイトしているそうだ。
身体を壊さなければ良いけど・・・

     

ポスターは、その劇団の公演PR用です。
山崎千恵子一座の結成15周年記念作品「歌入姫」です。
その概要は、次のとおりです。

   場  所  一心寺シアター
          大阪市天王寺区逢阪2-6-13
          TEL 06-6774-4002      
   開演日時  12月7日(金) 15時~ / 19時30分~
              8日(土) 14時~ / 19時~
              9日(土) 13時~ / 17時~
   料  金   前売 3,000円  当日 3,500円

 【物  語】
   両親を亡くし、弟妹からも疎まれ、今年のクリスマスもたった
   一人で過ごす神無月弥生43才。
   そこへサンタクロースからのプレゼントと称し、次々と理想の
   家族像が届く。
   妙にノリの良い弟妹、変にヤクザな弟妹、異様にハイテンション
   な弟妹、リアルに貧しい弟妹、そして異常に物分りのいい弟妹
   など・・・
   神無月弥生が、そこで見出した家族像とは!

舞台には関心がなかったので、「山崎千恵子一座」なんて初めて聞く名前。
この公演がどのようなものなのか全くわからないけど、チラシを見ていたら興味が湧いてきました。
これも何かの縁かもしれない。
日程さえ合えば、行ってみようかな?

「食欲の秋」を堪能するのもいいけど、「芸術の秋」に触れるのもいいかもしれませんよ。
     
はやく、多くの人に感動を与えられる一人前の俳優になってほしいです。

今度は湊町へ

2007-11-13 23:19:03 | 音楽、映画、芸術
湊町音楽祭へ行ってきました。
10月28日から開催しているそうです。

昨日、同僚が出演者の写真を撮りにいくということで、勤務時間終了と同時に帰りました。
体調が悪るかったので、一緒には行けずでした。
そして、今日の仕事帰りに寄ってきました。

場所は、湊町リバープレイスの野外ステージ「プラザ1」。
地下鉄四つ橋線「なんば」北側出口で下車。
そのまま真っ直ぐに歩いたら、音楽が聞こえてくるのでわかります。

    



  アマチュアアーティストを中心に、関西で活躍するアーティストに声を掛け、「関西最大級」200組のアーティストの出演が実現したという。

    日 時  10月28日~11月16日(20日間連続)
    時 間  平日=16時~20時
         土曜・日曜=12時30分~20時
    参加費  無料

    http://jp.cyworld.com/event/minatomachi/list01.php?m=3


仕事仲間が「今日の出演はこれですよ」とコピーをくれた。
良く見ずに行ったら、ダンスの日だったようです。
ただ、スペシャルゲストが出演するようなので、それまでダンスを楽しみました。

  


次々に出てくるダンサー。
素人だけど、良く練習しているみたい。
曲にあわせて振り付けに工夫を凝らしている。
パワフルなダンスあり、セクシーなダンスありと、思った以上に素晴らしい。
若さが飛び交うって感じかな。
若者に混じって、少し若返ったかも・・・

  

この音楽祭もお客さんが少ない。
そんなの中で、背広姿のおじさんは異様かもしれません。
そんなことは気にせず、階段の客席中央でど~んと観覧していました。

7時になってスペシャルゲストが登場
すぐに、コーラスが始まる。
上手い!

  

「クーリー・ハイ・ハーモニー」というコーラスグループでした。
初めて聴く歌声。ハーモニー。
歌に引き込まれる。
歌詞を聞いていたら、涙が出そうになる。

来て良かった。
待ってて良かった。

久しぶりに味わう感動!
帰りに発売している2枚のアルバムを買った。
店頭には並んでないそうです。
こんなに実力があるのに・・・
CDにサインをしてくれました。

    

そして・・・一緒に記念撮影

  

帰ってから早速CDをかけました。
一晩でファンになりました。

機会があれば、一度聴いてください。
「素敵だ!」と感じる方がきっといるかと・・・


こんな休日もエエじゃないかい

2007-11-11 23:39:16 | 音楽、映画、芸術
  

今日はのんびり~♪
体調がもう一つだし、お天気ももう一つ。

8時まで寝て、ゆっくり朝ごはん食べて・・・
こういうのも、たまにはいいかも^^@

普段の服装は、作業着かジーパン。
だから、チョットしたお出かけの時に着ていく服がない。

この歳になってカジュアル系の洋服では・・・
ということで、チャリンコでお買い物に行ってきました。
専門店、百貨店と見て回りました~

いいなぁ~と思ったら、ジャケット8万円、ズボン1本が4万円の値札!
当然、買えません^^;
良い品物を先に見ると、お手ごろ価格の物では・・・
最後には面倒になって、「エイッ・ヤー」状態で買いましたわ。

買い物とお昼ご飯を済ましてから、堺音楽祭へ
マウンティングバイクで行くには、ちょうど良い10kmほどの距離。
2時のから始まるスペシャルライブ X-JAPNのTOSHIのソロに間に合いました。

  
   TOSHIのライブだけは撮影禁止。出演間近の舞台


思ったよりも小規模でした。
お客さんも疎らです。
宣伝不足で、コンサート開催そのものが行き届いてないようです。
スポンサーが少ないので、費用をかけられなかったのでしょうか。

それでも、TOSHIの演奏が始まる頃には、椅子席が一杯で立ち見のお客さんも。
3曲を演奏。
「遥かなる自分」「Perfect Love」「君が愛したように?」
曲間に、生い立ちや解散後の苦労話などがありました。
6年間で、福祉施設や教育施設などを7千ヶ所回ったそうです。

  
    お隣のお客さん。顔を近づけたらペロペロと


豊かさが好きだと。
物質的な豊かさが好きだと。
そうしたら、豊かな人間と出会えると。
それに心の豊かさがが加わって、本当の豊かさだと・・・
自分は欲張りだとも。

それが本音なんだろうけど、反論したい部分もある。

それぞれの過ごした生活や経験によって、生き方や考え方が違うのは当然でしょう。
ただ、経済的豊かさよって満足感が得られたとしても、心の充足感は別のところにあるように思うのです。
お金持ちだけが幸せであるはずがない。
生きるもの同士の心のふれあいの向こうに幸せがあると信じている。
そう思いながら、演奏を聴いていました。

TOSHIの演奏が終了すると、また席は疎らになりました。
想われ、J’S、AT-QUEEN、JAM DANCE PERFORMANCなどが続きます。

  
   「想われ」
   ハーモニーが綺麗でした。
   12月に2枚目のCDが発売されるそうです。
   初々しい感じが残っています。

  
   「J’S」
    お母さんが熱心なのが印象的

        
        小学校6年生!色っぽさが・・・

  
    「AT-QUEEN」
     大人の貫禄か!


4時を過ぎると寒くなってきたので、引き上げました。
帰りに海岸まで走り、しばらく夕日が落ちるのを眺めてました。

  

ウッドストックの再現か?

2007-11-07 23:23:31 | 音楽、映画、芸術
仕事帰りに、堺シーサイドステージに寄ってきた。
ここには天然温泉、映画館、ホームズやケーズ電気などの大型店舗、パチンコ店などがある。
目的は、ワンちゃんです。
友人から、ここのホームズに沢山の犬がいると聞いていた。
まだまだ飼えないけれど、気になって・・・

そこで、こんなポスターが

        

”第2回SAKAIミュージックロード音楽祭”

HPを開いてみた。
  ~「地元に根ずく音楽祭」 港町 堺から世界へ~

    「堺にウッドストックを
            愛と平和と音楽と」

  堺市でも年間を通して「新しいものを認め、取り入れ、伝える」
  様々なお祭りやイベントが開催されています。
  しかし、音楽を中心に市民の夢や催しを発表できる場所を求める
  声を多く聞きます。
  そこで、子供から大人まで老若男女が楽しめる完全市民参加型の
  音楽イベントを催します。
 
  出演者は、バンドではパレットタウンなど6グループ、コーラス
  グループではハモラーズなど2グループ、ダンスや演芸も参加。
  特別ゲストに、X JAPANのTOSHIも出演

  場 所  堺シーサイドステージ
  開催日  11月11日(日)
  時 間  11時~18時
  入場料  無料

興味のある方は、こちらをご覧ください。
  http://sakaimusicroad.jp/main.htm


このポスターを見て、高校生だった頃に開催されたウッドストック・フェスティバルを思い出した。
夏の3日間、アメリカ・ニューヨーク州で40万人以上が参加した大規模な野外コンサート。
このあとに上映された「イージーライダー」での印象は強烈だった。

  

土曜日に用事を済まして、音楽祭へ行こうっと!

みなさん、会場で会いましょうね!!

芸術の秋

2007-10-26 22:41:27 | 音楽、映画、芸術
ステンドグラスの展覧会へ行ってきました。

  

職場の同僚の奥さんが、お弟子さんと二人展を開催
趣味ではなくて、芸術家です。
絵画展は時々行くけど、ステンドグラスは初めてです。

仕事を終えてから、会場の本町へ
少しワクワク~♪

会場はビルの1階で、道路からガラス越しに作品が見える。
暗くなってきていたので、電球を灯した作品が綺麗に浮かぶ。

中に入ると、「色ガラスを張り合わせただけか~」が第一の感想。

しばらく見ているうちに、作品に惹きつけられていく。
ガラスには冷たいイメージがあったけど、作品には暖かさを感じる。

         

  

ガラスは単色ばかりでなく、グラデーションがかかったものや模様の
入ったものもあり、その組み合わせの妙が感動を深めているよう。

暖色系のランプが、雰囲気をより高めている。
部屋にこんなランプがあれば、疲れた心を優しく包んでくれることでしょう。

        
     壁に映し出された模様が他の作品にない魅力です
   (裏側が手作りのガラスで透過率が高いからこそ可能なのだそう)


作品の良さを、自分なりに感じ取れたことが満足でした。


消えゆく楽器

2007-10-08 20:09:25 | 音楽、映画、芸術
「ツィター」っていう楽器、知ってますか?

昨晩10月7日(日)のウルルン滞在記でのお話です。
好きな番組の一つです。
ラストのお別れの場面では、目を真っ赤にしています。

新聞番組覧には、「楽器消滅で名曲も消える?大友康平が緊急シャウト」とある。
特別編番組で3人の旅人が「地球上で消えゆくもの、未来に残したいもの」を
紹介している。

その一つが「ツィター」なのです。

          

オーストラリアにある民族楽器工房を訪ねる旅。
楽器製作者の話では「第三の男」と言う曲で有名になったけど、その後の
ヒットがなく、楽器を演奏する人が激減しいるそうです。
ヨーロッパの歴史を彩り続けてきたツィターが、今、存続の危機が訪れて
いるといいます。

  

「第三の男を聞いたら、ああ~この楽器なのか!」ってわかりますよ。
ギターの音色にいているけど、もっと濃い音かな。
音のエッセンスを凝縮したような音色なんです。

日本の筝に似た形をした弦楽器で、31本の伴奏用の弦と5本のメロ ディ弦
が張られています。親指につけたプレクトラムと呼ばれる爪を使い、一台
のツィ ターでメロディと伴奏を同時に奏でることが出来るのです。

息子のツィター演奏者「アンドレヤス」君が弾く音色の魅力に惹かれました。

   

今日、気になってHPを検索しました。

ギター奏者の田代耕一郎氏のHPが分かりやすいので紹介します。

   ツィターという楽器は、その演奏が大変難しく日本での演奏家は
   数えるほどしかいない。
   楽器店で実物を見ることはまず不可能だ。
   買って帰っても難しくて6時間と持たないだろう。

   マンドリンやウクレレなどは、ギターが弾ければナントカなり
   そうな気配がある。
   しかしツィターはそう簡単に心を開いてくれない。
   まさに「禁断の楽器」だったのだ。

   メロディー弦は高いフレットの上から押さえつける形になるので、
   左の指はかなり痛い。あまりの強いテンションに、もしかして
   オクターブ上にチューニングしてしまったか、と錯覚したくらいだ。
   伴奏弦を弾くのが難しい。
   説明するだけで頭が痛くなるのでやめるが、もしかしたら東大に
   入る方が簡単かもしれないな。


CDも何枚か発売されているようなので、買ってこよう!
多くのひとに、一度聴いて欲しいほしいです。


もっと広く世界に紹介すれば、きっとこの楽器の虜になる人が出てくるはず。
第三の男に続くヒット曲が生まれれば、必ずや良き方向に向かうはず。

演奏が難しいとはいえ、この素晴らしい音色が消えることのないよう
心から願っています・・・




宝塚歌劇へ

2007-09-30 21:56:08 | 音楽、映画、芸術

初めて、宝塚歌劇へ行ってきました。

8月中旬に劇団四季の「オペラ座の怪人」を観て感激。
ミュージカルの良さ、楽しさを知りました。
家人も『良かったねぇ~、また行きたいねぇ~』と。
結構イイお値段でしたけど、十分価値はありました。

そんな時に職場の仲良しから「宝塚劇場で引退公演があるけど・・・」と。
家人も宝塚歌劇に興味があったようで、チケットの購入を頼みました。

        

幼い頃、親父に連れられて行ったような気がします。
フレンチカンカン踊りで、高ーく足を上げる時に、手で目を覆われた記憶があります。
宝塚劇場なのか、OS劇場だったのか定かでありませんが・・・
子供心に、ウキウキしたのを覚えています。

雨が結構降っていたので、自動車で行きました。
高速道路が空いていたので、45分位で着きました。
電車だと1時間半はかかります。

     
      向こうに見える建物は「宝塚温泉」

劇場のすぐ横に広い駐車場があって、便利でした。
劇場入口に「宝塚大劇場 バウホール」と書かれていて、愛犬「バウ」を思い出しました。

     

     

     

     

ほとんどが女性のお客さんで、少し恥ずかしかったですね。
男性客は、消費税率の割合くらいでしょうか?

座席はA席なので、そんなに良い場所じゃなかったけど、十分に楽しめました。
花組公演で、二部構成になっています。
一部がミュージカル「マルセイユへ愛を込めて」二部が歌とダンス「ラブ・シンフォニー」です。
一部と二部の間に休憩があって、お昼ごはんタイムです。

私らは、駅前の百貨店でお弁当を買っていきました。
宝塚なのに「嵐山弁当」を購入。
九つのマスで分けられた弁当で、あっさりとした味付けで美味しかったです。

肝心の舞台ですが、楽しめましたよ。
女性ばかりの舞台なので違和感があるかなと思っていましたが、そんなことは
なかったです。

舞台装置には驚きました。
次から次へと場面と背景が展開していきます。
それを見るだけでも値打ちあり!
素人でも大道具さんの苦労がわかります。

ダンスは見ていて気持ちイイです。
きっと、凄い練習をしているんだろうなぁ~

歌は、劇団四季の方が好みです。
演奏は生演奏の宝塚劇場が断然良かったです。

     
       こんな狭いところで演奏してるんだ!

最後は全員でのラインダンス。
みんな羽をつけています。羽根の量でランクがわかるみたい。
引退する「春野寿美礼さん」は大量の羽根を着けています。
友人の話では、羽根だけで15kgあるそうです。

        
          お土産に買った公演記念の茶菓子

舞台でも、お客さんでも、女性のパワーを感じた一日でした。

新しい朝

2007-09-29 21:00:00 | 音楽、映画、芸術
           

ラジオ放送「おはようパーソナリティ道上洋三です」の番組が
30周年を迎えて、CDの記念アルバムを出しました。

      

我が家の朝は、道上さんの声から始まります。
結婚してからずうっーと聴いています。
いや、あっしは中村鋭一さんの時代から聴いていますね。

家人が当然の如くCDを買いました。
予約するとポスターをくれるそうですが、ポスターを捨てるのは
忍びないので、予約しないで買ったそうです。

オリコンチャートでは、発売当日17位?最高5位?にランクイン
したみたいです。

今年3月に大阪城ホールで30周年公開放送がありましたが、なんと
1万2千人もの視聴者がかけつけました。
会場に入れない人がホールの外で溢れたそうです。

       
       左:道上洋三アナウンサー  右:アシスタントの秋吉英美さん

       
        会場を埋め尽くした大阪城ホールからの放送


ラジオ放送は日頃のなにげない会話なのですが、その中に心が暖かく
なるところがあるので、ファンも多いんでしょうね。

早速、買ったCDを聴きました。
その中の一曲が好きになりました。
道上さんの作詞・作曲です。

その歌詞を紹介します。

  「新しい朝」

    喜びのとなりには 悲しみのあとがあり
    悲しみの向こうには 喜びの声が聞こえる

    見えるもののとなりには 見えないものがほほ笑み
    気づくもののとなりには 気づかないものがある


    生まれた喜び 育つ楽しみ
    巣立ちの中 歌ってる
    どんなに辛い時にでも いつもの朝が来る

    ただ生きている それだけでいい
    ただ生きている それだけでいい
    ただ生きている それだけでいい
    朝はいつも新しい


    木枯らし吹くとなりには 春の光がきらめく
    輝く夏の向こうには 風立つ黄金の帰り道

    めぐる季節のとなりで 人の心がゆらぐよ
    消えてく星の向こうには 明日の夢がある


    友が来て 友が去り
    旅立つ空 歌ってる
    どんなに悩んでいても いつもの朝が来る

    ただ生きている それだけでいい
    ただ生きている それだけでいい
    ただ生きている それだけでいい
    朝はいつも新しい


多くを望まず、「今あること」を感謝しよう

この詩をあなたに!