蹴球放浪記

緩まない、緩ませない。
横着しない、横着を許さない。
慌てない、「だ」を込める。

街の持つ「総合力」を上げていく。

2007-09-20 21:12:21 | 愛媛FCのこと

今年もこの季節がやってきました。(PDFファイル、注意)
この数字を「速報」で見たり、いろいろな分析を読んでわかったこと、
「街の総合力」がはっきり出ているな、ただそれだけ。
経済活動、文化活動ともに東京のコピーなのか、独特のものを持っているか。
これがいろいろなところで大きな差として出て来ているのでは?
でだ、合わせて参考にして欲しいのがこの文章。
FPAPで気づいたこと ―発見する場所09|Tetra Logic Studio|テトラロジックスタジオ

 

この文章をサッカーに置き換えて見て、新しい発見があった。
「Jリーグ」という「エンターテイメント」という側面から見てみると、
31(来年から32?)個ある「クラブ(劇団)とスタジアム(劇場)」が
それぞれ「試合」という「演目」を持ち寄って日々しのぎを削っている。
・・・「勝敗が付く」という面で演劇とは違うけれど。
こういうことからして、スタンドを横断幕とかでデコレートすることや
スタンド廻りが試合を「見る」だけじゃなく、いろいろな形で「参加」することは
ある種の「舞台装置作り」の仕事と通じるところがあるのかもしれない。
問題はどう意識付けしてアプローチングするか? 「機動性」は?


フラットに見る、ということ。

2007-09-19 21:23:52 | 舞台のこと

「遠州の葬儀屋」についての感想をぼつぼつと見てみる。
非常に興味深い、それぞれの「演劇観」というものが透けて見える分余計に。
自分は素直に「自分が演っていたらできないことをやってる」という意味で凄い、
と感じた、ただそれだけ。
いろいろな場面で出ていたお辞儀の角度と空気の合わせ方、
これだけでも入場料分の価値はある。
けれど、「俺たちゃこの稼業に命掛けてる」という気持ちが強すぎて
肩に力入っちゃったのかなぁ、そこが気に入らなかった人が2人ぐらいか?
「自分がからめばもっと良くなったのに」と思う人が見たところ2人、
「違った色合いのプレイヤーを交通整理できなかったよね」というのが1人。
・・・まあ、この公演を計画した人たちにとっても、福岡の演り手や見手にとっても
  同じくらいの収穫と課題をもらった感がする。

 

収穫は、「福岡でもこれだけのことができる」という自信、新しいつながり。
課題は演じること、見て感じることそれぞれの技量がまだまだ足りない。
思い入れや期待をある程度「フラット」にしてそれから見手と演り手が
お互い納得できるものを作り上げていくためのやり方、考え方の構築。

 

・・・とにかく、「これっきり」にしないこと、ただそれだけ。

 

Jリーグの経営に関するデータとオフィスのTさんが紹介してくれた
仙台の舞台関係者の書いた文章のことは明日。


そろそろと、次のことが。

2007-09-18 21:45:52 | Hiroya's Note

んがぁっ。
朝、起きてパソコンの火を入れる。
サイトをチェックしてみると、「例のやつ」に入れない。
IDもパスも正しいやつ入れているのに、なんかはじかれる。
きのうはパスを「再発行」という形で何とかなったけど、今日はだめだ。
念のため携帯版を見てみるが、妙なことが。
「存在しないか、もう退会しています」とのこと。
・・・うそでしょ、退会のメールもらってないよ、「存在しなかった」なんて殺生な。
まあ、最近某大型掲示板のところからばんばん石降ってきて、そのとばっちり喰って
誰かが(以下略、ということなのかな。

 

なら話早いや、すべてを整理しちまえ、本当に。
ちょうどいい按配に「次の展開」が見えてきそうな雲行きで、
「必要なもの」と「不要なもの」の峻別をつける時期がやってきた。
その作業を最大半年のスパンで、加えて次の道筋をつける作業
(たとえば、彼女といっしょに生活するための準備)をやっていくようにすればいい。
例のやつに「蹴られた」のはいい機会だ、自分にも責任があるし。

 

てな風に腹決めて、毎週月曜のルーティンをこなして家に帰って再び。
・・・あれ、きのうのレポートダイジェストメール、きてるやん。
未練はあるけど、もう一度入ってみる。
今度はすんなり入れちゃった。
どうやら、自分にとって「舞台表現」と「サッカー」を見て感じて
こうやって文章にしたり、自分の体を使って「板の上」で表現することを
ベースに「次のこと」を考えることが「頭」と「体」をバランスよく使えるようで。
今すごく苦しいけど、方向性は間違っていない、大丈夫。

 

なんか、いろんな方面でやばいお話がちらほらと。
某大型掲示板にたむろしている連中は一体どうしたいわけ?
まだ10月も来ていないというのに、来年の足並み崩す話してどこが楽しい?
本当に必要なら、その話を「悪い現実」にしないように水面下で動くのが筋でしょ?
今の体制を下手に崩すと、後々大変なことになってしまう。
再来年までやって、次への道筋を作ることが。


ドアノブつかんだ(あるいはつかみたい)。

2007-09-17 20:18:59 | Hiroya's Note

・・・ぎりぎりだとはいえ、福岡、U-18ナショナルプリンスリーグ戦突破。
Jユースも結構なアベレージでトーナメント戦に行くことができてる。
トップはああいう感じでもがいているけど、数年後は今よか多少よくなる。
そういう意味で何とか次へのドアノブつかんだ。
確実にドアノブつかむ意味でもトップはここが正念場。
天皇杯トーナメント、10月の森、栃木に勝って、その週の水曜はリーグの京都戦、
そこも最近の鬱憤を晴らす勝ち方見せて11月の広島@鳥取、
12月の横浜M@長崎と勝ち進んでもらって、
「いろいろあったけど、次につながった」と感じさせておくれ。
・・・つーか、そういう風に山組んでなかった、神様の(以下略。

 

われらが愛媛、なかなかドアノブつかめませんなぁ。
逆に徳島のほうが先にドアノブつかみそうで少々腹が立つ。
なんか、あそこにでかい面されたら正直、気持ちのいいものじゃない。
とにかく、これから10年戦えるための土台を何とかしないと。

 

さてと、自分も何とかして次へのドアノブつかまないと。
ああ、頭痛い。


体の持つ「霊性」を感じて。

2007-09-16 21:41:30 | 舞台のこと

その前に日曜のサッカーのこと。
福岡、京都に負けると立て直すに可也の時間がかかるな。
ここでスタンド廻りがファビョって「リティ斬首にしろ」といったら
福岡にはこれから先、「まともな」監督が来なくなるよ。
ここは来年を見据えてじっくり我慢したほうがいい。
・・・京都とか仙台のようなフットボールに対応できないだけで、
チームフレームとしては悪くないやつが「やっと」できているのを壊すのは。
さて、われらが愛媛はひっくり返されてしまった。
フレームは少しずつ練り度はよくなってる、けが人が多いだけで。
今年の残りは10位から下に落ちなければ由、としなければ。
落ちたら落ちたである種、危機感と飢餓感を持って来シーズンをたたかえる。

 

さて、土曜日は「くうきプロジェクト」の演劇部門が集まって、
なにやら面白いことをやるらしい、ということで行って来た。
箱が文化センターみたいな教室がたくさんあって、高さのあるところだから
その様子を「山」に見立てて、「演劇登山ツアー」をしよう、ということ。

 

にしても、「登山口」はどこだ、登山口は。
と軽くごとーさんとバンプとって、「ビジターセンター」風の受付で予約を確認。
「紹介ルート」だけ書いてあって、肝心の名前がない、肝冷やしたぞ。
で、「山」の案内展示物風に飾られた各カンパニーのアートワークスを見、
椅子を勧められたのでおとなしく座ってお客を観察。
げっ、きららのSさん来てるよ、しかも自分とおんなじツアー時間に。
てな感じでツアーのお時間となりました。
・・・ガイド(というかお遍路参りの「先達さん」と呼べばいいな)がみねおさんだよ。
しかも「これ、実生活の設定とほぼ同じでは」というような感じ。

 

最初は「ぎゃ」、相変わらずおばかやらかして笑わせてくれるわ。
その中にブラックユーモアを混ぜ込む技量はさすが。
というか、みさかさん、体もう少し絞り込んだらちじ(以下略。
その次は「GIGA」、福岡フェス経験して古典の「噛み砕き」がよくなってる。
「生と死の混佼」を女の子だらけの、しかも「ここは中洲か」という空間でやってる。
ここふたつは「俗世間」という味付けで攻めているなぁ。

 

さて、登ってつぎは「k2t3」、「ルールブック」で好評だった「身体芸術」で
世界の名画を再現しました、という趣向。
客席と舞台の位置がひっくり返るとどうも居心地悪い。
・・・結果、Sさんに体当たりかます結果に、すまない。
打ちひしがれて今度は「無倣舎」、ここが「切り替え」のよな感じ。
「君を乗せて」と「大地讃頌」を打ち込みテクノでアレンジしたことに驚き、
おどろおどろしさにある種の「霊性」を感じる。
ここふたつは「山の凄み」で下の「俗世」を洗い流す、という味付けか。

 

ここまできたら脳味噌が「高山病」を疑似体験してやがる。
つぎは「STR」、これ、劇団四季が見たら億単位の賠償金食らわされるぞ。
てな声を「そんなのかんけぇねぇ」と軽やかに「きゃっつ」を新感覚で味付け。
さらにいって、「えのきだけ遊劇隊」が「サザエさん」をブラックユーモアに仕立てて
そこに「フジテレビに仁義通しました」といわんばかりの小ネタと音の使い方。
・・・なんか幻覚見てるんじゃねーかぁ。

 

さんざん疲れて最後はフラダンス。
「フラガール」という映画である種の「凄み」というのを感じたけれど、
疲れた頭にびんびんメッセージが伝わる。

 

これ、「演劇」の新しい見方、というか感じ方を提示できた面で画期的じゃないかな。
それにしても外、雨降ってるし、どうしようと思いながらもプールで軽く歩いてる。


何人をも侮るな、何人をも侵すな。

2007-09-16 00:24:47 | テレビの虫

Life最終回、あんなに過激だったとは。
・・・というか、「いじめ」というものが「精神的な麻薬」だったことを
  いまだかつて適切に表現したお話、いまだかつて見たことない。
その精神的麻薬に侵された人間が次々と「自己崩壊」を起こすさまは
ある種の「戦慄」すら感じる。

 

そこから真正面に立ち向かった人間だけが愚かさを知ることができる。
「何人も侮らず、何人も侵さず、ゆえに何人をも畏れない」という境地にたどりついた。
「屈辱を与えた人」の行く末は自己崩壊が。
「屈辱に耐えた人」にはある種の強さを。


人は「修練と鍛錬の成果」に金を払うのだ。

2007-09-14 23:28:43 | 舞台のこと

・・・いや、いい物を見せてもらった。
「福岡男だらけのオールスター公演」で「遠州の葬儀屋」という演目。
みんなうまいわ、ムーブやマイムも無理がない、台詞回しもすごい。
それぞれが持ってる「要素(エレメンツ)」を十二分に出した攻めて受けてがうまい。
ほんと、プロとしての「修練と鍛錬」を積み重ねたらこんなすごいものができるんだ。
ということをきっちりと見させていただきました。

 

あと、惜しいところは日本の葬儀屋の成り立ちが「特殊な存在だった」ことを
知らなさ過ぎる、というか福岡の「特殊な人々」が「葬儀屋」を生業としていることを
知らなかったのか、そこによって生まれたずれ、というのがうまく感じられなかった。



極論を言えば、この本を書いた人が京都の人で、
京都のあるところには「特殊な人々」がごろごろいて
その空気を身近に感じていたことと、さらには関西地方はその人たちによって
「葬儀屋」という特殊な世界を動かしていたことを感覚的に知ることができたから
こんな話が書けたのだ、というところまで思いが届けばもっとよかったのですが。

 

演出チームの中に今年の2月そういったテーマで鋭く切り込んで
いき損ねた人がいる分余計に。

 

さて、久しぶりに定期便、つながった。
・・・携帯壊れたんだって。
とりあえず、少し安心、少し前進。


脳味噌が。

2007-09-12 21:47:25 | Hiroya's Note

止まってます、正直。
道ぐちゃぐちゃだし、明日の出張中止だし、仕事の按配、うまくいかないし、
おまけに21時半現在、定期便もまだ来ない。
はっきり言って、ぶつんと切れそうです、きのう、きょうと。

 

サッカー各代表はなんか吹っ切れて「ぶん殴りあい」ができている分、余計に。
書きたいことは山とある、というのに。

 

まあ、天気しだいで明日は心のケア作業です。