彼女が少しづつ元気を取り戻している。
すごく安心した。
というわけで、先週の水曜見て、ほったらかしてた「集団あしゃしゃ」の
「ミロとビーナス」の演目について書いてみようか。
清岡卓行、という天才がいる。
その才能は文章の世界よりも、プロ野球の世界で発揮されたようなもの。
「お金を稼ぐ仕事」でセリーグの中の人をしていた彼は現代に続く
「リーグ進行」の仕組みを考え、これが長い間続いていた。
その事実が正直、すごいのですよ。
その天才が書いた小説を下敷きにしている、というのは
主人公とキーになる登場人物に作者の名前を分けて与えてることからも明白。
ストーリーラインも「なんか、とっつきにくいけどいろいろな苦しみがよく見える」
という感じで、脚本書いた人の才能、すごいなと感じた。
いや、舞台が終わって「清岡卓行の仕事読みたいな」と感じさせてくれたのだから。
しかし、全体の見せ方がまだしんどいな、と。
「ここでコメディ強めにするか、普通」というところが多いものだから
「本当に言いたいこと」がうまく伝わっていない。
もう少しいろいろな意味で「整理」ができれば。