アドルフに告ぐ。

手塚治虫さんの名作・２人のアドルフが生きていくサマを画く！感動と涙の物語だが、無論一人はアドルフ・ヒットラーだ。第二次世界大戦後６０年という、ユダヤ人虐殺ホロコーストは悪魔以上、民族の絶滅を実行した愚挙だが、この償いはされているのだろうか？されてないし、することは不可能、やってしまった事実は変わらない。現在のドイツ人に、つぐないを求めるのは無理だろう。日本の歴史認識が誤っていて、抗議デモとは、日本人の誰が、どう誤って認識しているのか？よく私には判らない。基本的に中国共産党が支配する国は言論の自由の無い閉塞国家だと思う。崩壊したソ連がそうだったし、今のロシアもその体制が残っていると見る。ロストロポーヴィッチやヴィシネフスカヤ、多くの作家、芸術家はアメリカなどへ亡命したままだ。現在の北朝鮮と似たり寄ったりの国家だといえる。いまだ中国奥地の労働者の月収は５０００円ほどだし、貧富の差はひらくばかりだ。１３億の民をまとめていくのにはカタキ役も必要なのか。
中国を侵略したのは悪い。しかし、その敗戦から反省して平和憲法９条を立てて、決して戦争をしないという憲法を持つのは日本だけだと、核兵器の開発さえ断念していると何故堂々と言えないのか？戦犯が合祀されている靖国神社参拝っていうのはファッショだ帝国主義復活だとう言い方も賛同できない。確かに戦争での犠牲により現在の日本があるというセンチメントも理解できる。そのとうり。しかし、戦争は仮に日本が勝ったら「勝てば官軍」マッカーサーが戦犯となって処刑されただろう。歴史を正しく認識することは大事だが、その責任を、今、生きている人に取れっても、ドイツと同様、出来ないのではないか。関係ないもんね、１０代の若者には。
しかし、中国が「いやだよ！」って言っているんだから、公式参拝はやめるとか、合祀でない別の祭り方をするとか、言い分に耳を傾けて、言うべきは言って、行動を改めるのが、隣人としての・お付き合いというもんではないか？策が無い、お互いツッパッテイルだけでは、デモはエスカレートするだけで、お互い不幸な方向に進むだけだね。
先日の万博も入場者の中で中国人がすごく目立ったし、私の友人は西安の女性と結婚して子供まである。私も中国に友人は多いし、息子さんの就職を日本企業にお世話したこともある。
中国も猛々しく中華思想を押し付けるのは悪い。日本も対応が悪い、広報が下手・・外交オンチ・とくれば当然、今の状態は予想された。今日の外相会議がどうなるか注目だ。
話題のお口直しに・お蕎麦は？？？
昨日、娘の新居訪問途中、お気に入りの静岡の蕎麦屋「つむらや」に寄った。写真は「ふくわうち」、「おにわそと」はこれが暖かい蕎麦となる。変り蕎麦で「さくら蕎麦」が付き、揚げたての桜海老の書き上げ蕎麦、おろし蕎麦、蕎麦のスプラウトとオカカ、シイタケ・鳥が乗った５種類の蕎麦が楽しめる。静岡市鷹匠（タカジョウと読む）３丁目にある。徳川家康が鷹狩が大好きで鷹匠を住まわせていたので、今もお堀の近くにある。とても美味い蕎麦を打つ！