印度ヒマラヤは崖っぷち

非人情的、破壊的、創造的。又崇高、峻嶮。

三つ峠 馬返し

2013-09-17 17:58:18 | ハイキング
帰りは急坂。だんだん。屏風岩からの風景はばつぐんですが、廃屋、親不知の碑。八十八大師。滑りそうな岩場が次々。こちらは山巓から見ると北東になる。

そしてやっとついたところの馬返し。ここまで来るとホッとします。
単にこれ以上馬では進むことが不可能という意味なのか。
馬返しの先は、というかここまでは確かに岩が多い。
その間を進むことになる。
馬返しは俗の世界からの境界となる。

都会の方の足は速い。私の場合、ここまでもがやっとの思い。
それでも色々謂われ続けて、深刻な思いだ。

馬返しという地名、富士山にありました。

三つ峠 カモシカ

2013-09-17 15:19:43 | ハイキング
最終ミッション:カモシカに遭遇せよ
三つ峠山頂から、下山して間もなく、カモシカに巡り合う。山頂には萩の花がぽつぽつ咲き初めました。急な階段をおりて、しばらく行くと列は少しバラバラになる。

前を歩いている人が滑ってその前の人に「手をっ」といって前の人が振り返って、手を差し伸べた所に、びっくりして、見つけた。崖の中の萩の葉をパクパク。

しかいるよ。後続人が続々とみる。
ところがカモシカはにげなくて、こちらをスッと見たはずなのですが。
とんでもない。信じられない。
其のままパクパク。

カモシカの脛には、蝮草の実が触れそう。
蝮草の実は、道に赤く半分ほどトウモロコシのようにびっしり実を付けていた。
羚羊の角しっかり見ました。カモシカの雄の子供ですね。
しかし何で逃げないの?
そっちでしょ。吃驚してるのは。カモシカは人には見慣れているのよ。見てもびっくりしないよ。ここは私の場所だからね。そういっていました。ということですね。

三つ峠テンニンソウ

2013-09-17 15:01:04 | ハイキング
三つ峠をのぼりはじめると、だんだん多くテンニンソウが目に入る。三ツ峠にはとても沢山ある花。 あまり多すぎて、希少植物の環境にも蔓延するので保護区画では春には除草をした。そうだ。
カモシカの保護柵つくり、と天人草除草を春に出かけた話が出ていた。いい名前なのに。

蜜が美味しいのでしょうか。可愛い蜂が蜜を吸っていた。

三ツ峠より山上の尾根、南西斜面に拡がる多様性に富んだ草原の中にある上り道。そこにはテンニンソウ、ギボシ、などが優先して繁茂している。その中に、絶滅危惧種の指定を受ける植物が可憐な花をもたげているのですが見つけるとうれしいものです。

天人草シカが嫌いな植物だそうです。
この花どこの山に行ってもたくさんあるよ。山に詳しいYさんがいっている。

三つ峠 アサギマダラ がお迎えです

2013-09-17 13:54:38 | ハイキング
林道を登り始めてすぐ、さっそくアサギマダラがお出迎えです。
林縁のメタカラコウでゆっくり吸蜜していた。
私に驚き飛び立ったアサギマダラは上に飛び立って見えなくなった。
「アサギマダラだ」すぐにその乱舞する翅の色でわかりました。
「直ぐに降りてきますよ」
仲間から遅れてご一緒で来た二人組の方から教わる。

アサギマダラは遠くから旅してきているのです。そんな話しをしているうちに、直ぐに乱舞してアサギマダラは降りてきた。自分の膝のあたりをとおりこして、下の道に降りていく。よかった。降りてこなかったら、諦めて、出発ですから。

今度はアサギマダラがテンニンソウのほうに飛んでいきました。そして蜜を吸っていました。テンニンソウの蜜を吸っているところすてきです。そこにアサギマダラの好みのテンニンソウがあってよかった。まだ視たいですけれど、上で仲間が待っているでしょうから、出発です。


■アサギマダラ は夏の間は涼しい所にいて、10月になると里に下りて、やがては故郷である九州の南西諸島まで長旅をしてかえります。
アサギマダラは、ヨツバヒヨドリ、キオンのような植物毒がある花の蜜を好みます。 ... 天人草(テンニンソウ)の蜜を吸っています。
■驚きですけれど、納得です。植物毒を体内に取り込んで、他の動物(鳥)や昆虫に捕食されないようにしているようです。
幼虫の時も毒草を食べます。
■石垣島でも、綺麗な蝶の黄金色の蛹をたくさん付けている植物みました。蝶園の中には幼虫も成虫もありました。そこからここまで来たのでしょうか。視たのは数多くのオオゴマダラでしたけれど。アサギマダラもいるようです。

アサギマダラはやはりヒーローですね。