印度ヒマラヤは崖っぷち

非人情的、破壊的、創造的。又崇高、峻嶮。

即物具象

2013-09-19 16:11:23 | 俳句
俳句はいつも口癖のように誰もが言う。即物具象。かといってその力学的ともいえる視線が自然科学的体系性にめでたくおさまり、晴れやかさをもたらすわけでもない。テーマが即物具象にそって、形づけられてこそ俳句と言うことか。

川柳の講師がいつも言われる。今までになかった新しいものが欲しいんですよ。
先日も聞いたキチガイノ戯言。既成の世界観におさまってしまうものはどの道、川柳にしても、俳句にしても、大した句ではない。

二つは交わることのできない平行線となっている。今のところは。
川柳の人は、俳句のことは解りません。と嘯いて、それで済ませている。
俳句の人は、時事川柳が読みたくて川柳に入ったと言っている人が隣の席にいるけれど、その会は政治、時事はご法度となっている。即物具象は今のところ俳句の世界のテーマ曲となっている。

俳句はスポーツではないけれど

2013-09-19 15:53:56 | 日記
同人は引き受けることにした。4人同じような仲間が同時にもらって、情報の交換がしやすい。何より仲間となって、10月に反省会の仲間10人ほどと千葉方面の吟行のメンバーにも入っている。

4月頃の鎌倉の吟行は、ことわったけれど。俳人の一流グループに入っている人もおられるから、言葉づかいをズバッと切り込み状態で訂正される。不機嫌なまなざしで叱られる。意味が解らなくて相談する人が同時に同人に推奨されたので、そんなときにそうだんすると、歯に衣を着せなくて、その人もそうなんだと話してくれる。

俳句はスポーツではないけれど。スポーツのようなところもある。その時のlionでの反省会。いつも天をとっていた人が、ホールインワンではないけれど、奢るんだーといって、多めに出していた。けれど、いつも同じ人ばかりで、今回から、天賞のひとにはみんなでお祝いをあげるのだと、考えを変えたという。

ちなみに自分はその日は『地』であったけれど、俳句を詠むのはまだまだ、感が冴えてないと思っている。景のおおきいい、大らかなものを目指している。誰かの詠んでいそうなものは、自分は捨てている。みんな同じくでは面白くない。そこがスポーツ的だと思っている自分なりの所以である。

俳句の師が碁にいて相談

2013-09-19 15:35:28 | 日記
ついでにその日会長より呼ばれて、自分が8月にやすんでいたけれど、その時に同人に推薦されたから、提出句が今までの5句にさらに5句、送付してとなる。それに金額が高くなる。送付用紙を丁寧に頂いて、不足分を自分で計算して、差額振込となる。知らない世界の流儀。

今までの5句もできなくて、やっとしぼりだしていたのに。
会長は俳句の作句に対して、非常に厳しい。遊びでの態度なら、辞めて下さい。と言う人だ。

それについては、囲碁にきている事実上の師と思っている人に、昨日相談したけれど。他に結社に所属してないのだから受けときなさい、名誉だから。

句会の時と、碁にいる時となんとなく碁にいる時の方に、聴くのが、ゆとりがある。
碁の時に自分の句がのっていた、角川の『俳句8月号』の本をもらった。継続して雑誌を買わないから、その一冊を何度も読み返している。それほど俳句にのめりこんでいるわけではない。

多作多捨

2013-09-19 15:25:28 | 俳句
三つ峠に行ってきた翌日が銀座句会。
講師は多作多捨。を推奨している。一度に100句作りなさい。という。
そして捨てなさいという。
そう言われてその日に「今でしょ」とばかりに、三つ峠の事を1ページに13句、計5ページ計70句ほど数時間で作り上げた。同じ季題でそれぞれ、10句くらい出来上がった。あそこで1つ、ここで1つではどうも意味がなさそう。多作多捨とはそういうものだろう。

俳諧味・滑稽の句にも見えかねないのもあるが、川柳としては良いだろう。川柳も迫っている師、同じ話題で息を吸っている

川柳の滑稽は通常の世界観を認めた上でそれをずらしたときに発生する。
興味がそうしたところに発生する。

単なる粗密の度合いのばらつきと運動とに還元されてしまったものでしょうか。両方に相通じる。主眼を変えれば川柳にも、俳句にも形成できるものなのではないか。

三つ峠 屏風岩はクライマーのメッカ

2013-09-19 13:37:55 | ハイキング
 三ツ峠山は木無山、御巣鷹山、開運山の3つのピークからなるが、一般的には最高点にあたる開運山を三ツ峠山と呼ぶ). ルートA. 屏風岩. ロッククライミングのメッカ屏風岩. 三つ峠駅方面へ下山開始。
 開運山の広場で弁当を広げる。そこの広場にテントが3梁ある。近代風のすぐに広がるテント。穴を掘らずに石の重石でテントの紐を抑えている。黄色などカラフルな色。誰もいない。
 いつのまにかそこへ戻ってきた6人。テントを片づけ始めた。昨日来て、昨日と今朝ロッククライミングをしていたのでしょう。
「テントの中を見てもいいですか?」
ちゃっかり気軽に言う。
人の好い山男さんのおっさんが気さくに答えてくれる。
「いいですよ。二人で寝ます。三人でもとまれるよ。」
黄色いテントの入り口を,ためらいもなく、広く開けて見せてくれる。
もう帰り支度。
充分にロッククライミングしてきたようだ。

富士見小屋の方へ少し行ってから、若干のアップダウンを経て屏風岩に至る。ロッククライミングの仲間は、四季楽園前に泊まって、そこから降りていく道もある。途中に分かれ道があったから、そうであろう。

屏風岩は素晴らしい。クライマーご用達。日本一かも。
熊野古道の終点那智の滝の岸壁を有名なプロのクライマーが何年か前登って物議をかもしてこともありましたけれど。

 ここは沢山のロッククライミングルートがある。
 映画「岳」で撮影されたピッチ。ここは岳2というルートであろうか。
主人公の小栗旬さんが本当にリードしたピッチ。
 それからカンテ、ジャック、コウモリ などなど7個くらい?ルートがすだれのようにあるようだ。ジャックは四季学園の死んだ犬の名前から付いたそうだ。コウモリは手を引っかける穴にコウモリがいた?

 そのときもクライマーが、レフト地点にリュック、登山靴など固めて置いてあって、登っていた。
 岩肌にハンガーボルトがぶら下がっている。これにハンガーやハーケンなどもって登っていくのか。頂上近くに天空に吸い込まれそうに、赤シャツが見えた。

スズメバチの巣があります

2013-09-19 12:26:15 | 日記
そういえば三つ峠の下り道
広がったところにベンチが二つ。景色もいいし、風通しもいい。
絶好の休憩地。休憩しないで2時間おりてきたけれど、まだまだ林道にはほどとおいい。

口火を切って、休憩していい?
下りる方のベンチに書いている。
「スズメバチの巣があります」黒いペンで手書きの文字が。

ハチの巣が建設されているとの情報。
もう座ってしまった。けれど怖いからここは不気味だから降りることにした。降りながら休みながら下山する。

家に帰って、その日はきずかず、次の日右足ふくらはぎの外側が腫れていて、熱っぽい。触ると吸い口のボッチもある。ムヒをぬる。2,3日はれていましたけれど、今は黒い点だけのこって消えました。触ると少し痒みが微かな程度に脳に報告が回る。

やはりベンチの下に巣が建設してあったのかな?


取った石は倍返しとなる

2013-09-19 11:36:29 | 囲碁
そこで気づく。勝には相手の目が一個だけにするに限る。そのために戦っている。
自分も目を作ることはその時は断念して、真ん中につないでいればいい。真ん中は勿論地所がある所にまっしぐらにつながっている。

おやっ、自分も目が2個できてない。できなければどうするか。
真ん中に向けて筋を付けていく。断点を造らず。取った石は倍返しとなって役に立つ。

断点が敵から見つけられやすい、隙間で、そこに楔のように敵が鋤き言ってくる。
孤立して、目もできてない。全部相手にとられてしまう。とられれば相手はその倍の領地がてにはいる。
∵、取った石は最後に点数を数える時、相手の陣地に捕虜のように入れ込むので、自分の陣地は、倍になる。いつまでも元気な体で動き回れる場所が出来上がっている。

いつも相手を隅に追いやることだけを念頭に入れていたけれど、これではいけない。センターに、真ん中に伸びることが、運に繋がる。一個置けば、相手が一個おく。この勝負が、このモザイクが、これこそが碁を打っていて、面白くなると言うものである。