今回の関東ふれあいの道は、仏果山登山がメインとなる。
起点の坂尻バス停は小田急線本厚木からバスで40分。
終点の半原バス停から小田急線本厚木まではバスで50分かかるが、
本厚木を迂回しないで我が家から直行すると
30分余りで坂尻バス停に着く。
この日も息子が坂尻バス停で夫と私を降ろし、
終点の半原バス停近くに車を止め、そこからトレイルランに
向かう計画を立ててくれた。
坂尻バス停(標高150m)到着8:35
シューズの紐を結び直し、標識などを確認して
8:40には歩き始めた。
まずは4.8km先の半原越を目指す。
道標にしたがって細い道に入ると神社、すぐ先にトイレがある。
(トイレはここを逃すと半原バス停までない)
小川のせせらぎ、鴬や小鳥の鳴き声を聞きながらのんびりと歩いた。
和田川沿いの法論堂(おろんど)集落を歩いていると
モッコウバラが綺麗に咲いているお宅があり、
庭に出ていたご主人から、ヤマビルが出ているので注意するよう
対処法など教えていただいた。
リッチランドから5分ほど歩くと車止めがあり林道となる。
最後の車止めの少し先が半原越(標高480m)
延々と長い坂道だったが、勾配が緩やかだったので、
楽にここまで来られた。
季節柄、たくさんの花に巡り合えたのも良かった。
半原越の右手からは経ヶ岳への「北条武田合戦場のみち」と、
仏果山への「丹沢山塊東辺のみち」に分かれる。
林道斜め左側の階段が仏果山への登山道。
鹿柵、急な階段などが続く。
写真は撮り忘れたが、土山峠からの合流にあった
テーブルでおやつを食べ15分休憩。
また登るの~
革籠石山(標高640m)の少し先で半原から登り、
仏果山を超えてきた息子とばったり会う。
息子は半原で登山口への道を間違え、大変だったそうだ。
前々日は川崎の月例マラソンに久しぶりに参加、
前日は自宅から江の島までマラソンで往復しているので、
ここからはゆっくりと一緒に歩いて戻るとのこと。
仏果山の手前800mの休憩所でお弁当を食べた。
息子の分は車の中にあるので、おにぎりなどは分け合って食べ、
残りは車の中で食べることに。
休憩所を過ぎると道が細くなるとの注意書きの看板があった。
確かに少し細い。
左の写真は下り(振り返って撮ったので)。
右の階段を上るとヤセ尾根に続くのだが、崩落はそこで起こった。
開けたヤセ尾根からは美しい宮ケ瀬湖が見えた。
あとひと踏ん張り!
写真では分かりにくいが、けっこう厳しい岩登りだ。
仏果山山頂(標高747m)
仏果山の山名の由来のは室町時代の始め、清川村煤ヶ谷(すすがや)にある
正法寺を開いた仏果禅師がこの山で座禅修行をしたことから。
その座禅石は、かって仏果山の東南麓にあったが、周辺が採石場となった為、
2001年土山峠近くに移されたとのことだ。
展望台の前で(踏破記念の証拠写真)
展望台(高さ13m)からの眺め
下山は膝が不安なので、デジカメ撮影はほどほどにし(植物の写真のみ)、
体重を足にかけないよう、ストックを使いゆっくりと歩いた。
登山道が整備されているので、分かりにくいところはなかったが、
半原の集落あたりからは、標識を見失わないよう注意が必要かもしれない。
半原バス停の近くには駐車場がなかったので、
車は2㎞先の中津川の川原に止めたそうだ。
息子は途中から走って車をとりに行ってくれた。
その川原にまた寄り、クーラーボックスに入れておいた
お弁当を食べ、コンビニに寄って家路についた。
ここは、11.3km 所要時間3時間45分のコースだが、
ジグザグ歩きをしたり、写真を撮りながらゆっくり歩いたり、
休憩時間、食事時間、滑落事故などのアクシデントもあったので
7時間もかかってしまった。
スマホの歩数計は、24127歩 16.7㎞ 844㎉(一日の合計)を示していた。
問題の左膝の裏側が痛まなかったのが何よりだった。
法論堂集落や林道には、驚くほど沢山の蝶が木の上を
飛び交っていました。アオスジアゲハやクロアゲハが多かったですが、
写真に撮れなかったのが残念なくらいでした。
モッコウバラは木に覆いかぶさって咲いていましたが、
平屋のお宅の屋根よりも高く、思わず「綺麗ね」と叫んでしまいました。
それに気が付いたご主人が、家から出てきてヤマビルのことを教えてくれました。
展望台からの眺めは霞んでいてちょっと残念でしたが、
それがかえって幻想的だったかもしれません。
我が家のクレマチスは花数は少ないのですが、
年数だけはたっています。
ベルオブ ウォッキングは鉢植えが根付いてしまいましたが、
長く咲いてくれたらと思います。
新緑の山林は爽やかで気持ち良いでしょうね。
モッコウバラが見事です。
甘い香りがただよっていたでしょう
お手入れが良いのでしょうね。
展望台からの眺めは素晴らしいです。
山並みが幻想的です。
色々のクレマチスが沢山咲きとても綺麗ですね。
我が家は大分消え少なくなりました。
ベルオブ ウォッキングは豪華ですね
なるべく自分の体力に見合った山を選んで歩いていますが、
膝痛の不安あいつもあります。
山の空気は気持ちが良く、リラックスできるので、
あまり辛いとは思いませんが、つい先日も市内の同年齢の友人が、
自転車から落ちて骨折していたことを知り、
慎重に歩かなければとは思っています。
そうですね。十分に気を付けて歩きたいとおもいます。
ありがとうございました。
私は心から凄い!と尊敬します。
今の私はかなりめげており、ともすれば
もう努力をしたくない…なんて気分になるのです。
hiroさんより3つですか〜年上ですが最近の体力や
精神面の衰えは、努力に追いつかないように思えて
いて..。でもhiroさんのブログを読ませていただくと
「私なりにがんばろう!」と思います。
滑落現場あたりの画像〜。充分に気をつけて
くださいませ。