卯の花の美しい季節になりました。
卯の花は白くて小さな花の咲く低木で、
里山や雑木林など、あちこちで見ることが出来ます。
旧暦の4月(卯月)に咲くので卯の花と呼ばれるようになりましたが、
この花の正式名称は『ウツギ』。
茎や枝の中が空洞になっていることが由来とのことです。
子供の頃、「夏は来ぬ」の歌をよく歌いましたが、
その頃はまだ「卯の花」を知らず、「おから」のことだと
勘違いしていました(笑)
ヒメウツギ
日本原産のアジサイ科ウツギ属の落葉低木
花言葉は「秘密」「秘めた恋」「夏の訪れ」「古風」「潔白」
背が高くならないほふく性のウツギで、
暑さ寒さに強く、強健で病害虫の心配もほとんど無く、
育てやすい花木です。
2010年、寄せ植えに使いたくて小さなポット苗を購入。
寄せ植えは33㎝の大鉢にヒメウツギを中央に植え、
周りにパンジーのポット苗を4~5株植えていましたが、
木の根が張ってきて植えにくくなったので、
2017年位から寄せ植えはやめました。
14年間、一度も植え替えず、肥料もほとんど与えていませんが、
毎年沢山の花を咲かせる丈夫な花木です。
こちらは鉢植えの親株から、2018年に庭に直接挿して育てた子株です。
草丈が低いので、花壇の前列にピッタリです。
花期も羽衣ジャスミンやナニワイバラ、球根類に比べ長く、世話要らず。
夏は緑の葉も楽しめるので、花壇植えにもお勧めです。
ヒメウツギの親株でお食事中のアオスジアゲハ
次は子株に移ってお食事。
よほどヒメウツギがお好きと見えます。
ダッチアイリス・アポロ
アヤメ科アイリス族の球根
スパニッシュアイリスを中心に数種を交配して
オランダで作出された園芸種
花言葉は、「和解、私はあなたすべてを賭ける」
昨年1月中旬に芽出し球根2球分を購入し鉢植えに!
昨年は3輪咲きましたが、今年は4輪。
このままどんどん増えてくれたら嬉しい٩(*´꒳`*)۶
草丈は60~70㎝、花色は、垂弁は黄色、立弁は白。
葉も花弁も細くて軽やかな印象がします。
ミヤマオダマキ・白花
キンポウゲ科 オダマキ属の落葉性宿根草
原産地:朝鮮、サハリン、日本
花言葉:「努力の勝利」「あの人が気がかり」「温和」
今年はこの2輪が咲いただけでした。
宿根草とはいえ、一つの株から花が咲くのは3年位なので
今年は種を採って蒔いてみようかしら…。
オキザリス・緑の舞 (コボレダネからの花)
オキザリス・トリアングラリス(緑の舞)
カタバミ科カタバミ属の多年草
原産地:ブラジル南部 ボリビア パラグアイ アルゼンチンなど
花言葉:「輝く心」「母親の優しさ」「喜び」
緑色で逆三角形の葉を持つオキザリスです。
地下に球根を持ち、匍匐茎で地表に広がる。
コボレダネからも咲くようで、思わぬところから咲いていることがあります。
我が家では、真冬の1~2月を除き、
断続的ではありますがほぼ一年中咲いています。
2008年に母から譲り受けた花の一つです。
シラン(紫蘭)
ラン科シランの多年草
原産は・日本、台湾、中国
花言葉は「あなたを忘れない」「変わらぬ愛」「美しい姿」
野生のものは準絶滅危惧種ですが、栽培品として広く普及しており、
種子が飛散して栽培逸出することもあるため、
野生状態のものも本来の自生個体かどうか判別は難しいそうです。
ブログを始める10年前頃に植えたので、
育て始めて30年近くたつかもしれません。
日当たりの悪い場所、2か所に植えてありますが、良く咲いてくれます。
時々1輪だけ白花が咲くのですが、今年は咲きませんでした。