8月29日(月)のこと、
疲れがたまっていたので、久しぶりに卓球を休み、
近くの公園までウォーキングしました。
歩き始めたのは10時頃から…。
お天気は曇りでしたが、吹く風が秋を思わせるような爽やかさでした。
先日読んだ小説「青桐」の中の漢字表記で、本のタイトルは「青桐」なのに、
本文中ではなぜ中国名の「梧桐」を使っていたのか?
そのアオギリに公園で出会えたら良いな~等と考えながら…。
結局、青桐には出会えませんでしたが、
気になっていたので、どんな木か調べました。
(写真はお借りしました)
アオギリはアオイ科(従来の分類ではアオギリ科)アオギリ属の落葉高木で、
中国南部・東南アジア、沖縄、奄美大島に自生している。
日本へは奈良時代に渡来し、伊豆半島、紀伊半島、四国及び九州で野生化した。
樹皮の美しさから、シラカバやヒメシャラに並び『三大美幹木』と
呼ばれる樹木の中の一つで、街路樹や公園樹としてよく利用されているそうです。
和名「青桐」は、桐の樹姿に似ていて、木の幹が青い(緑色)ことから、
中国では伝説上の霊鳥『鳳凰』が住む木とされています。
自生地は中国南部などの暖かいところですが、小説「青桐」の舞台は富山県高岡市。
温暖な気候を好むと書いてありましたが、
寒い場所でも育つ、生命力が旺盛な木なのではないかと思いました。
公園につきました。
歩く人に出会うこともなく、公園では2人の方が犬の散歩をされているだけでした。
久しぶりにマスクを外して、公園の外周を歩きましたが、気持ちの良かったこと!
残念なことは…
昨年まで枯れていなかったシイノキの葉が4本も枯れていたのです。
おがくずが見られたので、犯人はキクイムシの幼虫だと思いますが、
木の本体まで枯れなければよいと願うばかりでした。
我が家ではカミキリの幼虫(テッポウムシ)に、幹内部を食い荒らされ、
蜜柑の木を2本も枯らしてしまいました。
昨年は、葉が枯れた状態のシイノキが2本ありましたが、
どちらも、幹と下の方の太い枝、数本を残し、治療が施されていました。
春にはコブシが綺麗に咲いていたのですが無残な姿に…。
幹の根元は穴が開いて、大きな空洞になっていますが、
上を見ると葉が茂り、しっかりと生きているのがわかります。
こちら↑のトチノキは早くも黄葉が始まったようです。
管理棟近くのタカサゴユリは、我が家に自生したものに比べると、
1本の茎から何本もの花が咲いて豪華です。
今は荒れ放題ですが、昔は湿性園であった場所に下りてみました。
水辺にはツユクサ、メランポジウム、メドーセージが…。
公園の近くに住宅地があり、遊水池としても使われているようなので
メランポジウムとメドーセージは種が飛んできたのかもしれません。
この木なんの木?
タケニグサ(竹似草・竹煮草)の果実
ケシ科の多年草で、明るい草地や土手などで見られる背の高い草。
6月末から7月に白い花が咲きます。
茎を傷つけるとアルカロイドを含んだオレンジ色の乳液が出るため注意が必要です。
休耕田に咲いていたオモダカ
花は3弁花で葉は鏃(やじり)のような形をしています。
水田に繁茂する様子が、生命力の強さを連想させるため
武士に好まれ、家紋等に使われたそうです。
道端の花
ヒルガオやマツヨイグサはよく見かけますが、
ホシアサガオ(星朝顔)を見たのは初めて…。
関東地方以南の道端や草地に生育する熱帯アメリカ原産の帰化植物で、
第二次世界大戦後に日本へやってきたそうです。
花は、紫がかったピンクで、中心部が濃くなっています。
とても小さな朝顔で、なんとも言えず、可愛い朝顔でした。
川沿いの道端に咲いていたスイフヨウがとても綺麗でした。
のんびりと写真を撮りながら歩きましたが
歩数は1万歩をこえていました。
やはり、ウォーキングは良いですね。