hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

奥尻島・積丹の旅①

2018-06-20 | 国内旅行

6月14日(木)からツアー(2泊3日)で奥尻島・積丹方面を友人と旅行してきました。
集合時間が06:50だったので最寄駅(05:35)発のリムジンバスを利用しました。
空港集合場所には06:35に到着。
カウンターにはまだ職員の姿が見えませんでした。

一日目行程

羽田(07:30発・JAL503便)新千歳着(09:00)新千歳発(09:40)せたな港着(12:58)せたな港発(14:00)奥尻島着(15:30)

奥尻島内観光なべつる岩→青苗岬→奥尻津波館→奥尻島・湯ノ浜温泉(泊)



新千歳空港では現地添乗員さんがロビーで笑顔で出迎えてくれました。
お天気は曇り、気温は8~9℃と東京より10℃くらい低いので、
ものすごく寒く感じましたが、前日はドシャ降りだったそうですから、
それに比べたら、ラッキーだったでしょう。

苫小牧市~白老町~登別市~室蘭市~伊達市など、
通過する各地の歴史や産業などの説明をバスガイドさんから聞きながら、
バス旅を楽しんでいると、1時間もすると、最初の休憩地、有珠山SAに到着しました。
お天気も1時間ほど前から、曇りから晴れへと変わり、
有珠山や昭和新山などの美しい眺めを堪能できました。



有珠山SA(10:45~11:05)



中央やや左のはげ山が有珠山、右側の小さなはげ山が昭和新山



伊達市と内浦湾


長万部近くで2度目のトイレ休憩(11:48~11:58)があり、
奥尻島へのフェリーが発着している瀬棚港フェリーターミナルには
12:58に到着しました。

フェリー出航までは約1時間の待ち時間があったので、
瀬棚港付近を散策したり
瀬棚港フェリーターミナルでお土産などを見て時間を潰しました。

瀬棚は日本初の女医・荻野吟子が「荻野医院」を開業した地だそうです。



イカ釣り船とロウソク岩



イカ釣り船と瀬棚の町



風力発電



瀬棚港南外防波堤灯台



3日間お世話になった観光バス



「カランセ奥尻」の到着。
フェリー出航は14:00。
瀬棚から、約1時間30分で奥尻島に着きます。

船名のカランセは幻のラン科の植物「オクシリエビネ」の
学名「カランセ/Calanthe」より命名。
花言葉は「誠実」



その「オクシリエビネ」の写真が船内に飾られていました。
可憐な薄紫の花で、とても素敵でした。



2等室&覗き見したアイランドビューシートの1等座席

私達は2等室を利用。
枕があり、ゴロッと横になれるので楽です。



海の青。
離島では、利尻・礼文に15年前に訪れていますが、お天気が悪く、
こんなに綺麗な海は見ることができませんでした。
想像以上の美しさです。



遠ざかる瀬棚港。



奥尻島では、ゆるキャラの「うにまる 」君がお出迎え。
一緒に写真も撮ってくれるそうですが、ツアー一行はシニアばかり。
ちらっと見る方がほとんどでした。

奥尻島は北海道最西端にある面積約143㎡の横に長い島で人口は2700人。
道内の離島では利尻島(約182㎢)に次ぐ大きさだそうです。



なべつる岩(奥尻島のシンボル)
鍋の取っ手(つる)に似ているのが名前の由来。高さ19.5m。
夜はライトアップされ暗い海に浮かび上がるそうです。

岩の上部の植物は「ヒロハヘビノボラズ」
高山や岩場にみられ、枝に鋭いトゲがあってヘビも登れないことから名付けられたそうです。



青苗岬灯台&電波塔
時空翔の後ろにあります。



青苗岬に咲いていたハマナス
英語では「Japanese Rose」と呼ばれています。
北海道を代表する花で、北海道・道花の他 
道内13の市や町の花にもなっており 奥尻町でも町花になっています。



奥尻津波館(時空翔から撮影)
奥尻最南端の青苗岬(徳洋記念緑地公園)にある災害記録の展示施設。
1993年7月12日に発生した北海道南西沖地震で
壊滅的な被害を受けた青苗地区の旧5区(現在は非居住地域)に整備され、
震災から8年後の2001年にオープンしました。
総事業費 約11億円のうち、約6億円が全国からの寄付によるものだそうです。

写真中央左寄りの白い塔は、1931年に建立された「徳洋記念碑」で、
岬の先端に建っていたにも関わらず津波に耐え抜き、
青苗岬の象徴となっているそうです。

津波館ではガイドさんの説明を受けながら、
奥尻島における地震、津波、その後の火事や復興までの様子のパネル。
奥尻島の歴史を立体模型で再現した展示物の見学。
生々しい、震災ドキュメンタリーなどの映像も見ました。



「198のひかり」
災害で亡くなられた被害者198名を悼むモニュメントです。



「ヒスイの勾玉」
青苗遺跡で発見された北日本唯一の丁字頭勾玉。
とても綺麗でした。



時空翔
奥尻島津波館の向かい側の小高い丘の上にあります。
特に被害が大きかった青苗地区では、最大29mの大津波の他に、
船舶火災と建物火災も発生し、翌朝まで燃え続けたということです。



時空翔・モニュメント
北海道南西沖地震慰霊碑で世界的彫刻家の流政之氏の作品。
黒御影石でつくられた石碑のくぼみは、震源地となった南西沖を向いており、
地震のあった7月12日に、海に向かって石の正面に立つと、
くぼみの中へ沈む夕日を見ることができるそうです。



この写真がその時の様子。



車窓より
奥尻島は日本の離島で最北限の米どころ。
震災後は農業に従事する人が増えたそうです。



ワイナリーの葡萄畑


宿泊は奥尻湯ノ浜温泉・ホテル緑館さんで!
奥尻名物アワビの踊り焼きを堪能しました。



夕食



魚介の鍋&アワビの踊り焼き



三平汁
デザートはバニラアイス。
コメント (8)
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