hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

上野公園~シャセリオーと桜と①

2017-04-05 | 美術館・博物館・展覧会

4月4日、上野の国立西洋美術館で開催されている
「シャセリオー展」に行って来ました。

千葉県に住むお友達と10時にJR上野駅の公園口で待ち合わせ。
春休み中だったので、改札口付近は身動きがとれないくらい混雑していましたが、
ほとんどがお花見目的らしく、展覧会はゆっくりと鑑賞出来ました。



国立西洋美術館・正面

国立西洋美術館は「松方コレクション」の保管と
展示のための施設で、フランス人建築家ル・コルビュジエが設計。
2016年7月世界文化遺産に登録されました。

初めて訪れたのは1964年春(高校3年生)の
「ミロのビーナス特別公開」
その時の熱狂ぶりは、今でも忘れられません。

最近では3年前に「モネ展」
5年前に「ベルリン国立美術館展」に行っています。



前庭・ロダン「カレーの市民」
この他に「考える人」や「地獄門」など。




ビデオによるプロフィ-ル等の紹介

シャセリオーについては何の知識もなかったので、
ビデオでの紹介はとても有意義でした。
左が彼の自画像です。

大雑把ですがプロフィールを・・・
彼は1819年9月カリブ海のイスパニョーラ島
(現ドミニカ共和国)で生まれ、
11歳の時には新古典派のアングルの弟子になり、
師から「この子はやがて絵画界のナポレオンになる」と言わしめた
逸材であったが、その後決裂し、
ドラクロワの影響を受けてロマン主義の画家となる。
1856年10月、37才で死去。

新古典派とロマン主義の違いは形式的な美と写実性を求め、
特定のスタイルを目指すのが新古典派で、
スタイルは気にせず、個人の独自性や自我の欲求、
主観など「個」を重視し、叙情的で感情的な表現を大切に
するのがロマン主義のようです。

シャセリオーの絵をバラバラに見せられたら、
どれが新古典派で、どれがロマン主義の絵かを区別する力
はありませんが、どの絵も素晴らしく綺麗でした。
(とくに女性や肖像画)



有難うございました

コメント (4)
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