摘果したはずなのに、紅八朔の枝に小玉果を数個みつけた。紅八朔の小玉果は袋も実も小さく、剥くのも面倒なので、いつもは廃棄する。
数日前のことだった。突然、「捨てるのは勿体ない・可哀そう」と思えてきた。面倒なことはわかっていたが、ジャムにしてみようと思い立った。
小玉果を選んで収穫すると、7個だった。これだけだとジャムにするのは少ないかもと、中玉果も4個収穫した。
<ジャム用の小玉果7個と中玉果4個>
<皮と袋を剥いて実だけにした>
小玉果が多かったので、手間がかかった割には実がわずかだった。
ジャム作りの手間を省くため、ミキサーで実をつぶしてから、鍋で約20分ほど煮た。途中、早く「とろみ」をつけるため、素材の味を失わないよう、味見をしながら少量の砂糖を加えた。
少し冷ましてから、焼酎殺菌しておいた瓶に移した。
<紅八朔ジャム>
完全に冷めてから、瓶の蓋をしっかり締め、冷凍保存した。
・・・ジャムは手作りがいい・・・・
家内がときどき買ってくる安価なジャムは甘すぎるし、混ぜ物が多いし、素材の味を感じないので好きではない。
これで我が家の冷凍庫に保存中の「手作りジャム」は、「みかん・八朔・八朔マーマレード・清見(貰い物)」の4種類・7個となった。
紅八朔やレモンレモネードがたくさんある今のうちに、自分好みの手作りジャムを作っておけばとは思っているが・・・ついつい・・・ズボラな性分だけに・・・