紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

飲めない「お酒」が役に立つ

2021年03月09日 | 我が家の食&漬物作り

お酒には滅法弱い。でも嫌いではない。

現役で働いていた頃は、仕事仲間と週のうち半分ぐらいは、居酒屋やスナックなどに通った時期もあった。

お酒に弱いと得をすることもあった。

少し飲めば酔いの回りが早いからすぐに出来上がる。人よりも早くタガが外れ、饒舌で上機嫌に変身する。お酒に強い人は、自分が酔ってくるまでは、そんな酒飲みの相手をしなきゃならない。

「仲間内だと、早く酔った者が勝ち」だった。

気を遣わないといけない場だと苦労した。

相手に飲んでもらって、自分は飲まないで済む手立てばかりを考えた。

座敷での宴会だと、注がれたぐい呑み「おちょこ」を、誰もみていないときに『お膳の下に隠したお椀』に、そっと流したりもした。

行きつけのスナックでは、『水割り』とか『焼酎・麦・湯割り』とか、それぞれに頼む場面では、『自分はストレート・ロックで』と言うと、ウーロン茶に氷を入れたのを出してもらうようにして、恰もウィスキーを飲んでいるように装った。

今、お酒に弱いがゆえに、薬の代わりになってくれている。

就寝中、何度も目覚める日が続いたりすると、かつては処方された睡眠薬を飲んだりしていた。

今は、お風呂上がりに少々のお酒を頂くようにしている。30分もすれば「ほろ酔い気分」となり、「睡眠薬」を飲んだと同じように、ぐっすりと眠れるようになった。途中、夢かなんかで目が覚めたりは1回ぐらいあるが、時計で時間をみてまだ早いとなれば、すぐ眠りに戻れている。

今、お酒は自分にとって、「睡眠薬」代わりになっている。

<これ一杯でほろ酔いになるからこそ、睡眠薬代わりになっている>

『酒は百薬の長』とも言われているので、その効用はまだまだあるのかも知れない。

お酒が強くて、よくお酒を飲む人は、多分、いくつもの薬をも代用しているのかも知れない。

『酒飲みと、あなどるなかれ。ただし、中毒はアカン・・・家族に迷惑をかけたらアカン・・・』