今日は春彼岸の中日。朝からお坊さんが仏様にお参りしてくれた。
朝ごはんを食べに来ていた保育所年長の孫も、数珠を片手に自分の膝に座って、お経を聞きながら手を合わせていた。
お坊さんが帰れば、仏壇に供えてあるお菓子が食べ放題なのを知っていて、待っているのかも知れないが・・・
・・・彼岸って どんな行事だったのかが 思い出せない・・・
カレンダーで彼岸の入りも、春分の日が中日なのも知っている。なのに、いつも、彼岸ってどんな意味合いの行事だったのかが思い出せない。
歳のせいなのか、それとも宗教行事に関心が薄いためなのか・・・
思い出せないと、モヤモヤ気分が抜けきらないので、今回も調べてみた。
・・・彼岸とは<浄土真宗本願寺派HPより引用>・・・
「暑さ寒さも彼岸まで」 「ひがん花」 「ひがんだんご」などと、彼岸は昔から日本人に親しまれてきた国民的行事です。
春分・秋分の日を中日とし、その前後一週間のあいだ、寺々では彼岸会(え)という法事が勤められ、祖先をしのび、墓参や寺院に参詣する期間となっています。
彼岸とは、文字通り、向こう岸のこと。サンスクリット語「パーラミター」の漢訳「到(とう)彼岸」を略したもので、私たちの住む迷い多い此岸(しがん)から、煩悩の川を渡り越えて到達する仏の世界をいいます。
お釈迦さまは、此岸から彼岸へ到達するための道として、六波羅蜜(ろっぱらみつ)の教えを説いておられます。
太陽が真東からのぼり、真西に沈んでいくこの日に、此岸の現実を反省し、彼岸の仏さまのお徳をたたえるのです。(極楽は真西にあるそうです)
・・・わかったようで わからん・・・
彼岸とは煩悩のない仏の世界。煩悩にまみれた我が身を反省し、彼岸の仏さまのお徳をたたえるのが「彼岸」・・・???
「わかったようでわからんから、いつも自分は忘れてしまうんや」ということがわかった・・・
歴史は繰り返す。秋彼岸の頃には、「彼岸とは」が、頭の中から消え去っているに違いない・・・
・・・果樹の花が咲いた・・・
彼岸と関係あるのかないのか、果樹の花が咲き始めていた。
『アンタ達には、綺麗な花よりも立派な実をつけてくれることを期待してるんやで』とテレパシーを送っておいたが、伝わったかどうか・・・
<桃>
<梨>
<ブルーベリー 2種類>