畑を見回ると、熟した「八朔」が落果していた。
拾いあげて「びっくりぽん」した。今まで、見たこともないような大きさで、しかもズッシリと重かった。
すぐに計量してみた。
「700g」近くもあった。
ちなみに、普段、食べている紅八朔を量ってみた。
「400」gを超えていた。これでも、店で売られている中では「ジャンボサイズ」の部類なのに。
2つを並べてみた。
今までジャンボサイズと思っていた紅八朔が、かすんでみえた。
樹勢が強いのと、思い切った摘果の相乗効果だと思った。
我が家の不滅の記録になるかもしれない。
・・・三宝(さんぼう)をもらった・・・
ご近所さんが、「お雛さんへ供えて」と「さんぼう」を持ってきてくれた。
・・・三宝柑とは(「旬の食材百科」より引用)・・・
三宝柑(サンポウカン)は江戸時代に和歌山城内にあったものが原木とされる柑橘で、元となっている品種などは不明となっています。地方によって「さんぼうかん」とも呼びます。
三宝柑(さんぽうかん)は、その美味しさ珍しさゆえ、城外不出の果実として、三方(三宝)に乗せて殿様へ献上されていたと伝えられ、そこからサンポウカンまたはサンボウカンと名付けられたとのことです。明治になって吉備町の大江城平氏などによって一般に広められ、かつては当地で盛んに栽培されたようです。
・・・「さんぼう」って・・・
今は山林となっている我が家のミカン山にも、「さんぼう」の木が2本あったのを覚えている。
現在は隣町で多く栽培され出荷されているが、生産量も限られていることから、その名は全国的にはあまり知られていない。
この時季限定で、国道沿いの直売所で販売されていたりもする。
自分の味覚では、「さっぱりとした甘さ」で美味しいが、種が多いので好んでは食べない。
それよりも、「三宝」という名称から縁起物というイメージが強く、我が地域では「花桃」と「三宝」を「お雛さん」に供える家が多い。