たまたま、頼まれ、高齢化の実態を調べる機会があった。
日本の65歳以上の高齢者人口の割合は27.6%と世界一。その中で、和歌山県は全国9位の31.9%で我が町は31.6%。
ちなみに、高齢者割合が最も高いのは秋田県で35.8%、低いのが沖縄県で21.3%。(以上、平成31年1月1日現在:総務省調べ)
また、2045年推計では、全国の高齢化率は36.8%、和歌山県は39.8%、我が町は37.6%と高齢化率が上昇する。
・・・ヘェー そうなんや!・・・
2045年、本県は4割近くの人が高齢者? ヘェー 年寄りだらけになるやんか・・・
昔、沖縄は長寿の人が多いイメージがあったのに・・・食生活が変わったんやろか・・・
言葉の使い分け知らんかった。高齢化率が7%を超えた1970年からが「高齢化社会」、14%を超えた1994年からは「高齢社会」、21%を超えた2007年からは「超高齢社会」と言うそうな・・・
フーン 7%刻みで言い方が変わるんや・・・
ほな、28%を超えたらどう言うんやろ? 「超スーパー高齢社会?」とでも言うんやろか・・・我が町、28%どころか、31.6%なんですが・・・
また、日本の平均寿命は世界のトップレベルにあり、人生100年時代を見据えた政策の検討も始まっている。ますます健康寿命の重要性が増している。
・・・超スーパー高齢社会(仮称):健康寿命を延ばすには・・・
自分で「生きがい」をみつけ、1人でも元気に生きていける高齢者もいるが、そう多くはない。
田舎で高齢者の健康寿命を延ばすには、地方自治体と老人クラブがスクラム組んで受け皿づくりをすることが、高齢者にとっても地方自治体にとっても合理的で効率的で経済的なはず。
自分はそう思っている。
でも、両者ともにスクラムの必要性を感じているのかどうか、今までの考え方や体質を刷新することができるのかどうか・・・
どこかで、掘り下げた議論が始まればいいのだが・・・
健康寿命と平均寿命をいかに近づけるか、田舎で清貧に暮らす老人にとっては、同志とできることから受け皿作りに取り組むしかない・・・