紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

どうする? コロナ禍の青春クラブ活動(会議録です)

2020年09月18日 | 田舎暮らし&家族

昨夜、地区公民館に地区の組織である青春クラブの会長・副会長・会計の三役と事務局が集まり、コロナ禍での今後のクラブ活動方針などを話し合った。議事録はないし守秘義務もないしなので後日の参考になればと、要旨を我がブログに残しておくことにした。

(会議の備忘録です。重たくて面白くない記事です。興味がない方は読み飛ばして下さい。ご容赦のほど・・・)

1.会員への激励&飛沫防止マスク配布

①準備した「新型コロナに負けないぞ!」文書と、「飛沫防止マスク」を会議メンバーに確認してもらった。

②会長と自分で会員宅を訪問し、激励文書とマスクを手渡し、声掛けして回る日程を決めた。なお、副会長・事務局員には、日中、不在となる会員宅への配布を託した。

③団体傷害保険加入希望者には、来年度のパンフレットも同時に配る段取りにした。

2.サークル活動の再開判断について

①町が介護予防で推進している「いきいき体操サークル」の活動再開に関する通知文書を紹介。

・活動再開する場合は、「3蜜回避・手や器具の消毒・マスク着用・会話を控える・部屋の換気」を徹底すること

・サークルメンバー分の「布マスク」が町から支給されたこと

・「非接触型体温計」および「消毒液」が支給される予定にあること

②こうした町の感染防止対策を参考に、活動再開について検討した。

その結果、「いきいき体操サークル」だけでなく、他のサークル活動においても感染防止対策を徹底するのは困難であり、活動再開は見送るべきとなった。

③「コロナの収束・ワクチン接種・PCR検査体制」などに大きな変化があった段階で、再開するかどうかを検討することにした。

3.総会開催について

来年度計画に関する総会については、「3蜜」を配慮して来年2月に開催することで一致した。ただし、会場については、諸状況をみて判断することになった。

4.町補助金について

2年前から町の補助金支給要件が大きく変わったこと、我がクラブではクラブ内の混乱を避けるため今年度から新要件で予算請求したこと、8月末に今年度の町補助金が決定し振り込まれてきたこと、支給された今年度補助金が前年より何倍も大幅に増えたことなどを報告した。

※なぜ大幅に増えたのか考えてみた。老人クラブへの町予算総額は減っても増えるはずがない。とすれば、活発に活動しているクラブが少ないのか、解散したクラブが増えたのかしか考えられない・・・

5.その他

今は超高齢社会。本県の高齢化割合は32%と高く、2045年には約4割が高齢者と試算されている。

にもかかわらず、近年、地域内で地区老人クラブの解散が増えてきた。

こうした事態を憂慮した地域の老人クラブ連合会・役員会からの要請もあって、町会議員でもある会長が「老人クラブ減少の要因と対策」について先日の町議会で一般質問したことが報告された。

・・・会計兼事務局をしながら感じていること(私見です)・・・

解散せざるを得なくなった他地区の高齢者仲間のことを思うと、他人事のように看過しておいていいものかという思いがあった。

「町補助金の支給要件が変わってから提出書類が煩雑になった。それを機に、書類提出をせず老人クラブ連合会から脱退するクラブが増え始めた。町補助金が、もっと少なくてもいいから、事務管理やパソコン活用が得意でない高齢者でも簡単に作成できるよう 提出書類を簡素にすれば脱退や解散が減るはず」

煩わしい書類作成を担当する人がいない地区では、老人クラブ連合会から脱退せざるを得なくなる。書類提出をしなければ補助金が支給されないどころか、町内で開催されるグランドゴルフ大会・ゲートボール大会・演芸大会などへの参加資格すらも失ってしまう。老人クラブ連合会がとりまとめる団体傷害保険にも入れなくなる。

「老人福祉法の第13条・2」の趣旨は・・・ 適当な援助って・・・ 老人クラブを存続させることが、国民の健康寿命を延ばす合理的で経済的で効果的な手段だと思うが・・・

(注)老人福祉法の第13条・2とは

地方公共団体は、老人の福祉を増進することを目的とする事業の振興を図るとともに、老人クラブその他当該事業を行う者に対して、適当な援助をするように努めなければならない。