紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

非接触体温計 買ってみた

2020年09月07日 | 田舎暮らし&家族

先日、薬がなくなったので病院に行った。受付で「おでこ」に向けて「ポチッ」と体温測定をし、「結構です」と。

結構ですとは言ってくれたが、何度かは言ってくれなかったので受付嬢に聞いた。「36.8度です」と。一瞬、「便利やなあ」と思った。

・・・あんな体温計 エエなあ・・・

帰ってきてから思い出した。病院で測定された時、「便利やなあ」と感じたことを。

非接触型の体温計はテレビでよくみる光景だったが、今までは何とも思わなかったのに・・・

脇の下にはさむ体温計は測定が終了すると、小さなブザーが鳴る。耳をすましておかないと聞き逃す。

聞き逃したかどうかがわからない時は、何分後かに測り直す。そんなことがチョクチョクあって体温測定は苦手という意識がある。

昔、耳の検査で「高周波の音域」が聞き取りにくいことがわかったが、治療するほどではなかった。そのせいだと思っている。

そんな事情もあって、この体温計に魅力を感じた。

・・・値段が手の届く範囲かどうか ネットで調べた・・・

欲しいけど、何万円もすれば買うのは無理と思いつつネットで調べた。

いろんな種類があった。いずれも中国製だった。精度は「+-0.2度」と書かれていたが信頼度はわからない。値段もピンキリだった。

従来の体温計とでは測り方も測る場所も違う。この類の体温計は、医療器具ではないから「オモチャ」みたいなものか・・・

「オモチャ」やったら高いのはいらん。説明と値段を見比べ、「エイヤッ」と送料込みで2千円チョットのに決めた。

・・・使ってみると・・・

玄関においた。出入りするときに遊び半分で「ポチッ」と測定するようになった。外出時や帰宅時、家内も使うようになった。孫も出入りする時、遊び半分で使うようになった。

以来、誰もが自分の体温に関心を持つようになった。

ご近所さんや知人が家に上がるときは、「ポチッ」とさせてもらっている。みんな、「ポチッ」が当たり前だと思ってくれている。

必ず聞かれるのは「これ、なんぼしたん?」 「ウン、2千円チョットや。オモチャみたいなもんやけど」と誇らしげに答える。

ポチッとボタンを押すと、すぐに結果が表示される。37.3度までは液晶画面はグリーン、37.4度から38度未満はオレンジ、38度以上はレッドになりブザーもなる。

ホンマにレッドになるのか試してみた。外に出て車のボンネットをポチッとしてみたら、ブザーが鳴りレッド画面が出て「39.2度」と表示された。なかなかやんか!

体の測る箇所を変えたら、どれほど温度が違うのか。同じ個所を何度も測ったら同じ温度になるのかを調べてみた。

①おでこ:1回目36.5、2回目36.5 3回目36.4

②手の平:1回目36.6、2回目36.6 3回目36.6

③手の甲:1回目36.1、2回目36.1 3回目36.1

④足首:1回目36.1、2回目36.1 3回目36.3

「おでこ」と「足首」、同じ個所なのに温度差があった?

測る場所が「おでこ」や「足首」の場合、赤外線センサーをピンポイントで同じ個所にあてたのかどうかが微妙なので誤差は納得できた。

「おでこ」と「手の平」、「手の甲」と「足首」がそれぞれ似たような体温だった。そうなんや・・・フーン・・・

この機器は「人体温度測定」だけでなく、モード切替すれば「表面温度測定」もできる。

水の温度・ミルクの温度・スープの温度なども非接触で測定できるので、案外、活躍の場が拡がるかもかも知れない。

・・・案外、楽しい「オモチャ」かも・・・

精度がわからないので、「オモチャ」のつもりで買った機器だったが・・・

今までの体温計と違って、「ポチッ」とボタンを押せば、すぐに結果がわかる。

いつも玄関先に置いているので、出入りの時に気づき、遊び気分で「ポチッ」と測る。

ついつい、「今日の体温は?」と小まめに「ポチッ」としてしまう。

おかげで、自分も家内も日々の自分の体温に関心を持つようになってきた。

さらに料理の温度を測ることもできるとなれば、コロナが終わっても、我が家では重宝がられるかも知れない。

送料込み「2,250円」。オモチャ覚悟だったが、思ってた以上に good! みたい。