先月、虫歯で被せしていた歯が折れたので根元から抜歯してもらった。
歯抜けになったのは奥から3本目の歯。どうするか考えておいて下さいと言われていた。教えてもらった選択肢とそれぞれの特徴や治療内容を比較しながら、どうするか思案してきた。
食事の都度、いちいち外して掃除をしなきゃならない「部分入れ歯」は論外だと思った。我が性分に合わないと思った。
1本抜けたままで放置しても支障ないかとも思ったが、笑った時に丸見えになるし・・・人前で笑えなくなるし・・・で、「ブリッジ」にした。これなら、虫歯になって被せた歯と変わらないし・・・
今日、ブリッジが出来上がったので被せてもらった。抜歯した1本、ブリッジを支える隣の奥の歯2本と手前の歯1本の4連ブリッジを被せてもらった。奥2本は銀歯だが、手前2本は白い歯で義歯とはわからない出来ばえだった。
何やかやと迷うこともあったが、一件落着した。これで、明日から人前で心置きなく笑えるようになった。
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いつも、ここの歯医者さんには、患者のみならず助手の人達への接し方に感心する。
治療台に座った患者に説明するときは、目線を下げるためにひざまずいて話しかけるし、助手の人達が器具を手渡したりすれば、「ありがとう」と言う。
「ビジネスマナー」や「お客様は神様です」などのありきたりの研修で得たものではない。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」を感じさせてくれる。