へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

「トンボ鉛筆 完全ブック」 エイムック2574

2013-03-31 | 本と雑誌

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枻出版社 132ページ 900円+税

トンボ鉛筆の創立100周年を記念して、トンボ鉛筆だけの文具 ムック本が出ました。出版は趣味の文具箱の 枻出版社。こうなるとただ者ではないことが想像か付きます。
本誌の他に付録が3点。
シャープペン「オルノスイフト」
初代復刻版「トンボ鉛筆3本」
初代復刻版「モノ消しゴム」

オルノスイフトは600円の商品。復刻版のトンボ鉛筆は最高価格のMONO100と同じ芯、軸を使っています。MONO100は1本 140円しますが、これと同じ構成の鉛筆が3本。そしてモノ消しゴムは100円相当。 足し算するとこれだけで本書の定価を超えてしまいます。トンボ鉛筆の広告宣伝費あたりが使われているのか? こんなお買い得商品はありません。

オルノスイフト
軸の中ほどを折り曲げて芯を出す方式のシャープペンシル。本モデルは2013年春発売の新製品。クリップが付き、またノックでも芯が出せるようになっています。付録には中央の窓に「100 CENTENNIAL」の100周年記念を表す文字が印刷されています。
尖ったペン先が収納されないので、胸ポケットには入れにくいタイプです。用途が限られるのであまり好きではありません。

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トンボ鉛筆
1928年に発売されたトンボ鉛筆のケースと鉛筆デザインを復刻。見た目は100円ショップにある粗悪中国製のようですが、中身は最高グレードのMONO100と同じ芯と軸を使っています。削った時のインセンスシダーの薫りとその表面の肌さわりの楽しみはまだ取り置いています。

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MONO消しゴム
1969年発売の初代のMONO消しゴムを復刻。ケースの字体だけでなく消しゴム本体の印刷まで復元されています。使うのが惜しくて、、、困っています。

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さて本体の書籍。

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鉛筆、ZOOMシリーズ、消しゴム、修正テープ、のり とトンボの製品の解説。単なるカタログに留まらず、製品開発の苦心、製造の現場、販売店やユーザーの反応など多方面からのうれしい情報が満載です。 このあたりは他の出版社とは違う 枻出版社 ならではの掘り下げが見られます。言うまでもなく精緻な写真を気持ちよくレイアウトされた編集も 素晴らしいの一語。

本書を読んでトンボ鉛筆を使ってみたくなり、さらにZOOMシリーズのボールペン、多機能ペンが欲しくなってしまいました。メーカーの思う壺ですね。
付録で満足、本誌で満足。これは買わないと損 と言い切れるムック本です。

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「今、欲しい! 使える文具」 成美堂出版編集部

2013-03-30 | 本と雑誌

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成美堂出版 144ページ 850円+税

A4を一回り小さくしたサイズのSEIBIDO MOOK。
まず表紙が異端です。書店で見かけて「これは裏表紙か!」と驚いた表紙。こんなに書名が小さく、色使いがおとなしく、さらに写真キャッチが少ない表紙にお目にかかったのは初めてです。裏返せば、それだけ目立つということ。少なくとも私は、書店で気になって手に取り、購入に至りました。

文具のムック本としては、点数が高い出来映えです。編集、文具の選択は高得点。一方で文具個別の解説は平均点。写真とその加工、特に不要な影付けはマイナス点。特に美術品撮影のレベルの枻出版の写真を見慣れていることもあり、見劣りがします。ファンは例えばムック本の鉛筆の写真を見て「これは美しい塗装だ。手元に置きたい」と思わせるような写真を見たいのです。

内容充実があったのはショップが選んだ文具108種。ペン、ノート、はさみ、のりなど良い品が選ばれています。例えば鉛筆削り用の「ミッキーナイフ」。105円です。肥後守が危険だからという理由で、カミソリのような歯がついた折りたたみ式の小さなミッキーナイフ(今回初めて名前を知りました)を小学生の時に使っていたことを思い出しました。鉛筆を削るのには使わずに、工作や良くないことですが消しゴムを刻んで友達と投げ合うことに使ったりしてました。

欲しくなった文具
・レポートパッド 包装紙として使われるラインの入ったペーパーをレポートパッドに使用したもの。きっと書きづらい紙かと思われますが、やたらと欲しくなりました。
・コーリン鉛筆 1997年廃業となるも、2007年に復活していました。

文具好きにはたまらないムック本。お薦めです。

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「ダーケストアワー 消滅」 DVD エミール・ハーシュ、オリヴィア・サールビー

2013-03-29 | 映画

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2012年 ロシア・米国作品。

ビジネスでモスクワを訪れたショーンとベンはナイトクラブで突然の停電。そして空から光り輝くガス状の塊が降りてきた。それは人間を襲い、ふれた人間を粉々に粉砕してしまうエイリアンだった。彼らは他の仲間と5人で食糧倉庫に隠れ、難を逃れた。そして、米国大使館へ向かうが。。。

ガス状生物エイリアンに襲われるSFスリラー映画。エイリアンから逃げ、そして生き残るために闘いを始める。

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低予算の映画らしく、食糧倉庫に隠れている間に、モスクワのほとんどの人間がやられてしまっています。そして可憐な女優を使い、怖がってもらいます。あまりにもセオリー通りの作りなので拍子抜けするくらいです。

2

ワクワク、ドキドキがほとんどありませんでした。淡々と展開を追うだけで映画が終わってしまったという感じです。これはハズレです。


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「知財戦略の教科書 工夫と知識はお金に換えられる!」 佐原雅史

2013-03-28 | 本と雑誌

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PHPビジネス新書 204ページ 800円+税

知財コンサルタントによる知財の入門書。タイトルには「知財戦略」という言葉があるが、内容は特許権、著作権、商標だけではなく企業内の「販売先資料」「アイデア資料」「マニュアル資料」という法律とは離れた広義の知財についての入門書。従って、「知財戦略とは知識資料をお金に換えること」とずばりと分かりやすく言い切っています。

メモ
・逆オンリーワン企業の場合、仮に特許権を取得したとしても、オンリーワンのお客様に対して権利行使することは現実的ではない。
・知財戦略のもとでは、守り(たとえば特許の取得)を十分に行うことができない研究テーマについては、慎重に実行しなければなりません。
・重要なアイデアであるか否かは、発明時には判断できない場合がある。
・アイデアを隠す → 先使用権の主張が行えるようにしておく。

タイトルや帯の解説と中身のギャップが大きい書籍です。社内のアイデアなども含めてどう扱うのかという話から、ちょっと深みに入った秘匿時の先使用権の話まで、技術情報や知財実務者の入門書となっています。言い換えれば「知財戦略」は学べない本です。戦略と言えばそれなりに販売部数が伸びるからなのでしょうか。それでも裏切られ感が大きいです。
内容としては新入社員あたりに向けての入門書としては適切なのものでした。


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「アイアン・スカイ」 DVD ユリア・ディーツェ

2013-03-27 | 映画

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2012年 フィンランド/ドイツ/オーストラリア作品。

第二次世界大戦で敗れたナチスが月の裏側に隠れ、再び世界征服の準備を進めていた。2018年の選挙の再選を目指すアメリカ大統領のPRのために黒人モデル ワシントン達を乗せた月面探査船がこの基地の近所に着陸。エネルギー問題を一挙に解決する金属 ヘリウム3を発見するが、月面ナチス親衛隊に拉致されてしまう。
ワシントンの調査にあたった地球学者のレナーテ(ユリア・ディーツェ)は次期総統候補アドラーの婚約者であった。調査の結果、ワシントンが持っていたスマートフォンのコンピュータ機能を使えば最終兵器が完成することが分かった。アドラー達はスマートフォンの確保のために地球へ。

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映画のプロットを公開してファンから1億円の制作費カンパを得て制作されたSFコメディ映画。米国の傲慢さ、大統領選挙のやりかた、はたまた北朝鮮の嘘つき外交など、政治を風刺したギャグが満載。ブラックユーモアが上手いので、笑いつつ「そうだよなぁ。これはそのとおり間違っている」と考えることも幾度かありました。

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単なる風刺映画で終わってしまいかねないところを、主演のユリア・ディーツェが楽しいSF作品に引き上げてくれました。制服フェチでなくとも、小柄なユリア・ディーツェの月面ナチス制服は格好良いと感じます。彼女の活躍でめでたしめでたしとなって 「良かったなぁ」で無事映画が着地しました。
ユリア・ディーツェの次作に期待しますね。


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「たった1日でチームを大変革する会議」 永井祐介

2013-03-26 | 本と雑誌

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サンマーク出版 Kindle本 720円

プロジェクトをどうやってひとつの目標に向かわせるのか? チームに一体感を持たせて大きな成果を出す会議の考え方、手法について1日の会議の実施例のような形で 時系列に解説した書。

似たような内容と思いきや、最後に大橋禅太郎の「すごい会議」であることの種明かしがありました。なるほど、そのとおり。すごい会議のひとつのバリエーションです。

メモ
・各自が目標をしっかりと「握る」ためには、何が必要なのか。それは、トップダウンで目標を与えないこと。参加者自らが自分の言葉で目標に対する課題を語り、それをすり合わせ解決策を見出す中で「自分も参加して話し合った結果できた目標」とすることが必須です。各自の視点での「問題の棚卸し」→「目標の設定」→「解決法探し」というプロセスこそが大切なのです。
・問題を見つけたら「指摘」するのではなく、「解決策」を言う
・ショート、シンプル、ストレートな発言
・人間の発言には2種類ある。「事実、データ、客観情報」を語る場合と、「意見、主張、主観情報」を語る場合。
・その人の意見や主張を発表する質問となると、急に、緊張や不安などの言いづらさが起きる。
・書き出した問題点を疑問文に変換する。
・「なんで?」の部分を、「どのようにすれば~か?」に変換する。
・疑問文に「日本一」「世界一」を入れる。
・「戦略目標を作る上で、次の3つの要件を満たすと、その効果は最大化される。 1.チャレンジング 2.インスパイヤ 3.ネセサリー
・ビジネスにおいて最も旨みがあるのは「事前合理性なし、事後合理性あり」のマトリクスにくるアイデア。
・プロセス・チェンジとは、従来の仕事のやり方(プロセス)を帰ることで、これまで実現できなかったことを実現可能にする試みです。
・成功する人は、普通の人より速いスピードでたくさん失敗する。

会議のやり方で人が動き、組織が変わる。「すごい会議」で語られたことが別の切り口で説明されています。こちらは実例に近い話をもっての解説なのでより身近に感じます。再びなのですが、早速このメソッドを使ってやろうという気持ちになっています。
お薦め本です。

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「エミリ」 DVD つぼみ

2013-03-25 | 映画

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2012年作品。

間宮孝一と綾の夫妻は結婚8年目。孝一は脱サラ、デイトレーダーとして成功を収め、妻の綾は一回りほど年上であったがお互いに愛し合っていた。彼らの悩みは病院の検査では双方に問題が無いにも関わらず未だに子供ができないこと。孝一と綾は養子縁組を考え、養護施設で育った中学生のエミリを娘として迎えた。幼い頃に親に捨てられたという過去を持つエミリに対して孝一と綾は実の子供のようにして生活を始める。ところが、エミリは孝一を男として見るようになり、、、。

人気AV女優のつぼみが主演のエロティック・ドラマ。童顔であどけない表情が売り物のつぼみが中学生の役。制服姿に違和感無く、役に溶け込んでしまっているのは AV女優の面目躍如です。
つぼみ主演ということでそれなりのシーンは用意されていますが、なんともはや中途半端。エロティックで行でも無し、サスペンスで攻めるでもなし。工夫無く淡々とドラマが進んでいくばかり。大きな期待は持ってませんでしたが、それでも落胆。

こういうドラマを作るのであれば、サスペンスや恐怖をもっと前面・全面に出して、これを引き立てるためのエロティック・シーンという作りにして欲しい。分かりやすい失敗作なので、注文が出ちゃいます。


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「空飛ぶタイヤ」 池井戸潤

2013-03-24 | 本と雑誌

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実業之日本社 534ページ 1143円+税

先にDVD 3枚組 全5話のドラマを観てからの小説となりました。

赤松運送のトレーラーのタイヤが走行中に外れ歩道の母子へ激突。母親は程なくして死亡した。ホープ自動車の調査結果は、タイヤが外れた原因は「整備不良」。これによって赤松自動車は家宅捜査、顧客からの取引打ち切り、銀行からの融資中止、被害者家族からの訴訟と風前の灯火となる。しかし、赤松運送の社長は自社の整備記録を信じて整備不良とは違った真実を求めホープ自動車との闘いを始める。

赤松社長と社員達、家族それぞれの闘いがあります。この裏側でホープ自動車、ホープ銀行内で事実を知りこれを使って真相を明らかにしようとする者が動き、さらにはこの情報で自分の地位、仕事への見返りを得ようとする者が暗躍します。
銀行と自動車会社の自分達だけの都合でユーザー、取引先を悪者にする体質、さらには企業のコンプライアンスという言葉は企業の都合でどうにでも解釈をゆがめて進んでいく実態が赤裸に描かれます。
これに対して、零細な運送会社の社長が徒手空拳でたちいどんでいく姿には目頭が熱くなる感動があり、ラスト近くの弁護士を交えたホープ自動車との交渉のシーンは拍手喝采、胸がすく思い。

弱者(零細企業)が強者(銀行、大企業)に立ち向かうという図式ですが、このひとつひとつのシーンに血が流れている体温を感じる作品。お薦めです。


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「日本陸海軍機大百科 第92号」 一式陸攻一一型 (2013年 4/3号)

2013-03-23 | 本と雑誌
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アシェット・コレクションズ・ジャパン 1895円+税

隔週刊の陸海軍機 ダイキャストモデル・マガジン。
大型機 一式陸攻 です。1/87や1/100スケールが多い中で、本作は1/120スケール。それでも、本誌パッケージ内に収納するために 右主翼が取り外されています。 これは小型プラス・ドライバーで2本のネジをとめるだけ。ぴたりとはまり、精密な作りであることを再認識しました。

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海軍の正式名称は「一式陸上攻撃機」。
双発機で四発機の搭載量、速度、航続距離の性能を求められたが故に、防弾性能にしわ寄せが来て、被弾するとすぐに炎上してしまうという欠点を持った機であったことは有名。山本五十六が乗って墜落するシーンは何本かの映画で登場しています。

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真横から見ると、まさに「葉巻型」。搭載量を最大限にするがためのデザインです。

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真後ろから。ずん胴の機体ですが、それであっても空気抵抗を最小限にした、スマートなデザインが伺われます。

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資源に乏しかった当時の日本が、最低限の材料で搭載量、速度、航続距離を求めて作った攻撃機。戦闘機のような流麗さはありませんが、愚直なデザインが好きでたまりません。


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「遊星からの物体X」 DVD カート・ラッセル

2013-03-22 | 映画

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1982年 米国作品。

南極のアメリカの観測隊基地へノルウェーのヘリコプタが一匹の犬を追って飛来。銃や手榴弾で犬を殺そうとするが、失敗。アメリカの基地に逃げ込んだ犬を追ってノルウェーの隊員が銃撃を続け、アメリカ隊員を負傷させる。このノルウェー隊員はアメリカ基地の隊長によって射殺される。ノルウェーの基地で何かが起こったと見たアメリカ隊は、3名の隊員をヘリコプタで派遣。そこで、自殺した隊員の死体、そして異様な生物の焼死体を発見しアメリカ基地へ持ち帰る。一方でアメリカ基地へ逃げ込んだ犬は犬小屋で恐ろしい姿になり他の犬に触手を伸ばして襲いかかる。駆けつけた隊員達によって火炎放射器にて殺されるが・・・。

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先日観た2011年作品「遊星からの物体X ファーストコンタクト」が本作の前譚となります。30年後に続編が作られたわけですが、もっと早期に制作されても良いと思える素晴らしい作品です。逃げ場のない南極基地で、未知の生命体に襲われる。しかもその生命体は、人間や犬に同化するので、隣にいる人間がいつ変身して襲ってくるか分からない。極限の恐怖の状況の中、さらに 今まで見たこともない気味の悪い恐ろしい姿の生物が襲いかかる。この状況設定はエイリアン・シリーズよりも上手いです。

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「ファーストコンタクト」ではヒロインが登場しましたが、本作は男ばかり。従って、硬派のホラーSFに徹しています。女性を登場させずに怖い映画を作ってしまうジョン・カーペンターはやはりすごい監督だと感心しました。

本作はホラーSFの金字塔。お薦めです。


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