1976年作品。
さだまさしの「童話作家」をタイトルにした、天地真理 最後となる10枚目のオリジナル・アルバム。
翌年の1977年には体調不調で休業に入る。今年の9月のプロ野球 ジャイアンツの連敗のように、人気が急降下してブレーキが効かなくなった頃のアルバム。タイトルの「童話作家」これを さだまさし の以外が歌ってものにはならない。さだまさしだけの世界、この詩「もとよりあなたの他には・・・、さりとてこの世をみつめる・・・」のくだりは絵にならない。
このアルバムに収録された シングル曲「矢車草」は、演歌を連想させる 前奏から始まる 日本の歌謡曲。 フォークに行くのか、濃い日本歌謡曲に行くのか? 企画サイドの混乱も見て取れるアルバム。
GOLDEN☆BEST 天地真理