1960年 米国作品。
黒澤明の1954年作品「七人の侍」のリメイク作品としても有名な西部劇。
メキシコのとある小さな村は毎年カルベラの盗賊に作物を奪われて苦しい生活を強いられていた。これに耐えかねた村人は銃を買って盗賊と闘うことを決意。銃を買いに街に出た村人はクリス(ユル・ブリンナー)に出会い、銃を買うのではなくガンマンを雇うことを薦められ、クリスが助っ人に。クリスは盗賊と戦うために、7人のガンマンを集める。そして、村に入ったガンマン達は村人と協力して盗賊と闘う。
数十人の盗賊 に対する 7人のガンマンと村人の闘い。
黒沢明作品のように勘兵衛に位置するクリスがガンマンを集めるところから盛り上がっていきます。ここで登場するガンマンが凄い顔ぶれ。スティーブ・マックイーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーンという俳優が集まりました。1960年の彼らを観られるだけでも嬉しくなります。
素朴な人柄で村の子供達に好かれるチャールズ・ブロンソン、ナイフ投げの名人で孤高の求道者ジェームズ・コバーンは何度観ても渋い。良い役してます。
リメイクである2016年の「マグニフィセント・セブン」は、本作とは比較にはなりませんね。ユル・ブリンナーとデンゼル・ワシントンの違いから、俳優陣の厚み、そして決定的なのがシナリオ。「マグニフィセント・セブン」では、壮大なストーリーを矮小な復讐話にしてしまいました
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