2011年 米国作品。
経済誌ミレニアムの発行責任者ミカエル(ダニエル・クレイグ)は汚職事件を告発する記事を書いたが裁判で敗訴。ある日、資産家ヘンリックから40年前に起こった少女ハリエットの失踪事件の真相究明を依頼を受ける。ミカエルは弁護士から調査能力の高いリスベット(ルーニー・マーラ)という女性を紹介される。彼女の背中には龍の刺青 ドラゴン・タトゥー が入っていた。
リスベットは天才的ハッカーであるだけでなく、ハリエットの日記に記された聖書にまつわる数字が連続猟奇事件と関係があることを突き止めた。そして、二人は真相に迫っていくが。。。
久しぶりに味わった重厚感がある、密度の高い映画です。
2時間半以上に渡って、次々と事件が展開していきます。登場人物も多く、イベントも多く、難解な作品となってしまいました。もう少し、エピソードを整理してスリム化した方が映画としては良かったように思います。ちょっとでも目を離したら、訳が分からなくなる というのはきついです。
ダニエル・クレイグは先般のロンドンオリンピック開会式で「女王陛下の007」として話題を振りまいた、セクシーな男優。本作では経済誌の編集者の役なので、猫背で前屈みで歩く中年となってました。ジェームズ・ボンドの匂いを完璧に消してました。上手いです。中年ビジネスマン役でも、格好良い、セクシーです。
本作を引き締めたのがルーニー・マーラ。存在感、迫力あります。前作「ソーシャル・ネットワーク」の可愛いガールフレンド役から、こんな「仕事人」に変身して驚きです。ウィキペディアで調べるまでは、同一人物であるとは全く気づかずです。
難解な映画です。原作を読んでから観るべきでしょう。難しすぎますが、見逃してはいけない映画、観ておきましょう。
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