「ラブ&マネー」 キャサリン・ハイグル

2012年 米国作品。

仕事をクビになり借金に追われクルマまで取られてしまったステファニー（キャサリン・ハイグル）はお金のために立て替えた保釈金を踏み倒して逃げている男の賞金を得るための仕事を始める。しかし、その男はステファニーの元彼であった。
その仕事は暴力やさらには殺人があり、ステファニーも銃を買って身の安全を守るようにする。しかし、ステファニーに協力した人達が襲われ、また殺されて・・・。

キャサリン・ハイグル主演のアクション・コメディ。



本作は簡単に低予算で作られた映画。日本では劇場公開も無かったようです。
予想通り、ぱっとしない映画。せっかくのキャサリン・ハイグルの魅力は画面に出てこないです。役作りあるかとは思いますが、似合わない衣装、冴えない台詞、今ひとつ明るさがない表情。これでは、映画が楽しめないです。
楽しみにして観たのですが期待を裏切られました。

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「giorni 別冊 Lisa Larson2」 MIKEYの万年筆

実業之日本社 64ページ 1400円＋税

Lisa Larson (リサ・ラーソン)はスウェーデンの陶芸家。素朴で暖かみのある動物の作品で有名。特にLisa Larsonや彼女の作品が好きというわけではありません。このムック本に「MIKEY万年筆」の付録が付いたから購入。

MIKEYとはLisa Larsonが描いた縞模様の猫です。



MIKEYのイラストをレッドの軸にナナメに描いた万年筆が付録で付くんです。買わない訳にはいきません。



表紙には「青インク・カートリッジ2本付き」とありますが、パッケージ内に2本と万年筆に1本が入って 合計3本付きでした。こういうプラス方向の間違いはうれしいです。
これが万年筆とカートリッジ。



カートリッジは欧州の共通規格なので、他のカラーを気軽に楽しめます。

まずは付属カートリッジの取り付け。これが固い。結構な力で押し込まないとカートリッジが刺さりませんでした。カートリッジの接合部のプラスティックが厚めになっているようです。問い合わせ・クレームが出ているのでしょうか、出版社のWebを観たら「カートリッジの付け方の裏技（？）」が公開されていました。これは面白いです。

インク色は少し薄めのブルー。上品な色合いです。気に入りました。
日本の中字よりも太めの筆跡。小さな文字は書きにくいですが、紙の上の滑りが良く書きやすいです。



五十男が使うには気恥ずかしいところがあるデザインですが、愛用のペンの1本になりました。


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「万年筆を極める」 赤堀正俊

かんき出版 160ページ 1200円＋税

万年筆の初心者向け入門書。
万年筆は一生涯 愛着を持って使い続けることができる道具。使い続けるほど、手に馴染み、気がつくと手放せなくなっている。こういう万年筆の魅力を紹介した書。

・万年筆の選び方
・使い方
・手入れの方法
・アンティークペンの紹介
・小物とインク

パイロットのペン先「FA（フォルカン）」 超ソフト調 を使ってみたくなりました。
PARKERのESPRIT Matte。伸縮自在のスタイルが欲しくなってしまいました。
いけませんね、こういう本を読むと物欲に襲われます。

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「火星のプリンセス」 エドガー・ライス・バローズ

Kindle版 創元ＳＦ文庫 400円

映画「ジョン・カーター」の原作となったバローズの古典SF。
バローズの火星シリーズは全11作。この第一作であり、バローズの処女作である本作は1917年に刊行されました。日本では1965年になってようやく小西宏訳の創元推理文庫で紹介されました。1980年には同じ創元推理文庫から厚木淳の新訳が刊行されています。

南北戦争の英雄 ジョン・カーター大尉は突然火星に移動してしまう。そこは4本の腕を持つ緑色人や、人間と同じ体型をした赤色人が争う世界であった。重力が少ないことから、超人的な能力を発揮することができるようになったジョン・カーターは幾多の困難を乗り越え、火星人から英雄として見られるようになっていく。そして、王女デジャー・ソリスに巡り会い、お互いに恋に堕ちていく。

絶えず起こる戦い、これをジョン・カーターが胸がすくような活躍で乗り越えていきます。しょして、ジョン・カーターは友情を知らない火星人に友情を分からせたり、火星の犬や馬を地球と同じ方法でなつかせたりします。このあたり、スペース・オペラの醍醐味満点です。

今回Kindle版を購入して読みました。これが具合が良かったことは、既に他のページに記述しています。
しかしこれで困ったことが発生してしまいました。厚木淳訳版の火星シリーズの2巻目以降のKindle版が出ていなかったのです。さらに紙版も1～3巻の合本版があるだけで、単独の2巻目を買うことができません。Amazonのページで「Kindle化リクエスト」をクリックしましたが、これはいつになるか分かりません。Amazonのコンテンツが増えることを期待するばかりです。


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「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」

封切り後 1週間、映画館に行って来ました。朝の10:30の上映回なのに、大きな劇場で9割程の入場者。これは流行っていますね。本年度の観客動員数No.1はこの「Q」となるような予感がします。・・・でも、どうして？

新劇場版 4部作の3番目。
前作「破」から14年後。意識を取り戻したシンジが目にしたのは、元ネルフのミサト、アスカ、マリたちが反ネルフ組織ヴァレを組織して、ネルフのエヴァを壊滅すべく活動していた。エヴァのパイロット達は14年の経過にもかかわらず外見には変化が無かった。
シンジはミサトにサードインパクトのきっかけを作ったとして再びエヴァに乗ることを禁じられる。また、シンジが救おうとしたレイは初号機から発見されなかったことを知らされる。ネルフのエヴァがヴァレの戦艦ヴンダーを襲撃した時、シンジはレイの声を聞き、ミサトやサクラの制止を無視してネルフに向かう。

勢いのある動画、戦闘シーン。精緻を極めたアニメーションには感心するばかりです。ピクサーのアニメも素晴らしいですが、日本のヱヴァンゲリヲンはこれをはるかに上回っています。これだけでも見る価値があります。
一方で、ストーリーがますます難解になっています。そのうち、観客の1%しか理解出来ないというくらいまで先鋭化してしまうのではないかと、余計な心配をしています。

ヱヴァンゲリヲンのファン、アニメ・ファンは見逃せない。ファンで無いお方もヱヴァンゲリヲンを一度は劇場で観ておいたほうが良いかと思います。


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「劇場版 SPEC ～天～」 DVD 戸田恵梨香、加瀬亮

2012年作品。

TVドラマ「SPEC～警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿～」の劇場版。
人間の脳の進化によるものか、100万人に一人の割合で特殊能力（SPEC）を持つ人間が登場するようになる。この何パーセントかが、この能力を悪用して事件を起こし始めた。
この事件を担当する警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係の瀬文（加瀬亮）と当麻（戸田恵梨香）のもとへ、ミイラ化した死体事件が入る。
二人は内閣情報調査室の特務犯とでくわし、そこで瀬文の元恋人青池に出会う。青池には瀬文の子供らしい潤という娘がいることを知る。

加瀬亮と戸田恵梨香のコンビは、味が出てきました。掛け合いの妙を感じます。できるなら、TVのシーズン2を制作して欲しいです。




TVドラマをそのまま延長して映画化した作品。TVの2時間枠 スペシャルよりも制作費はかかっていますが、あえて劇場で観るような代物ではありません。DVDをレンタルして自宅でだらだらと観るのがちょうど良いです。

観終わって、単純に「面白かった」と思える作品でした。

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ナポリタン と おにぎり

せっかくの連休なのに、今日も曇りと時折の小雨。少し晴れてくれないと、色付いた比叡山が美しく見えません。晴れ間が出るまでは、家にお籠もりとしました。

今日のランチは、100円ローソン（正確には ローソンストア100 と言うらしい）。
昨夜 食べ過ぎ、贅沢しすぎた反動で お昼は安く済ませました。

ナポリタン・スパゲティー 210円。これは1単位 105円の2単価の商品です。
おにぎりセット 105円。 2個で105円は安いです。
しめて 315円。 会社の社食よりも低価格です。

100円ローソンで買って、自宅でナポリタンを電子レンジ調理。
そして、チーズたっぷり、ブラック・ペッパーを隠し味に振りかけ。
そしてとどめに オーストラリアのメルローをグラスに。
できあがり。



旨いですね。
ワインが一番高く付いてそうだけど、お休みの日の気ままなランチは幸せなものです。

Kindle Paperwhiteのファーストインプレッション2 （実は情報訂正）

Kindle Paperwhite到着後3日目になって、すこしづつ コツ なるものがわかってきました。昨日アップしたファーストインプレッションの訂正です。


昨日の記事
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弱点
・マンガには
16階調表示だが、マンガの表示がセクシーではない。これは感性の面なのですが、「セクシーでない」という表現がぴったりはまります。
表示速度が遅いのでマンガのスピード感にはあわない。
iPadのピンチの操作ができないので、マンガの一部拡大表示ができない。
私の感覚では、Kindleはマンガには不向きです。
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Kindle Paperwhiteのファーストインプレッション

Kindle Paperwhite到着後2日経過。使用感をレポートします。

強み
・電池が保つ（低消費電力）
電池の残り容量を心配する必要がない。
メーカーの説明では8週間 電池が保つとあります。

・目が疲れない
これはマジ。目に優しいディスプレイです。2時間続けて小説を読んでも眼がチカチカするというような疲労感はありません。

・腕が疲れない
これはKindleを使ってみて、初めて気付きました。紙の本は自然にページが閉じようとしてしまい、これに対して指先でページを押さえるということしなければなりません。寝ながら本を読む時にはこれが苦痛、手が疲れてしまいます。Kindleではページを押さえる必要がないので手の疲れがないです。

・文字の大きさを変更
自分が読みやすい文字サイズに変更できるのはうれしいです。

・辞書が便利
本を読んでいて意味分らない言葉が出た時には、その文字を選択するだけで辞書が起動してくれます。電子辞書でいちいち文字を入力するのがばからしくなりました。

・不眠症にならない
「iPad、Nexusなどのタブレットのようなバックライトの付いたディスプレイをど休みなく見つめることは、直接的に不眠症につながる可能性がある」という研究結果が出ています。人間の睡眠と覚醒のサイクルを制御する役割を担っているホルモンであるメラトニンが大きく減少することが原因らしいです。KindleのようなE Ink（電子ペーパー）の電子書籍リーダー（そして紙の本）ではこの現象は発生しません。以上は、Webからの情報。そもそも私は不眠を経験したことがないので、今後も効果のほどはわからないかもしれません。

・Kindle以外のタブレット、スマホで
NexusやiPadのタブレット、そしてAndroidスマホにKindleアプリを入れると、購入した書籍を読むことができます。しかも、例えばKindleで100ページまで読んだら、自動的にその情報がクラウドに送られ、スマホで続きから読むことができます。


弱点
・マンガには
16階調表示だが、マンガの表示がセクシーではない。これは感性の面なのですが、「セクシーでない」という表現がぴったりはまります。
表示速度が遅いのでマンガのスピード感にはあわない。
iPadのピンチの操作ができないので、マンガの一部拡大表示ができない。
私の感覚では、Kindleはマンガには不向きです。


現在の課題
・Windows版、Macintosh版のKindleアプリでは購入した日本語コンテンツが登場せず、当然ながら読むことができません。会社の昼休みに業務用PCで小説の続きを読むなどができないのは残念な状態です。早期の対応を望みます。


こんところです。
手に入った という舞い上がりからクールダウンの途中なので、良いところが多くあり。今後、問題・課題が見つかってくると思いますので、「これはなぁ！」と気づいた時点で書き込みます。

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「アイアンマン２」 DVD ロバート・ダウニー・Jr.

2010年 米国作品。

前作のラストでトニー・スターク（ロバート・ダウニー・Jr.）が自分がアイアンマンと宣言したところから始まります。政府からアイアンマン・アーマーを兵器として見なして引き渡しを求められたトニーだが、友人のローズの機転で救われる。しかし、トニーの体はアーク・リアクターの動力源パラジウムの発する毒素で蝕まれつつあった。その頃、トニーに恨みを持つロシアの物理学者のイワン（ミッキー・ローク）がアーク・リアクターを作りモナコでカーレースに出場中のトニーを襲う。トニーは携帯型のアーマーでイアンを撃退して収監する。しかし、イアンは監獄を抜け出し、ハーマー・インダストリーズにてアイアンマンを倒すための無人アーマーを開発する。

格好良いトニーがパラジウムの毒で体を蝕まれ自暴自棄になってしまうところがあります。本作ではこれがひとつの見せ場ではありますが、ロバート・ダウニー・Jr.の演じる脳天気、楽天家のトニーには似合わない。もしも、毒にて体が危ないとなっても、彼は悩む人間ではないという描き方をして欲しかったです。



敵役イワンのミッキー・ロークは、汚く強そうでで、あっさり負けてもしかたがないと思わせてくれます。画面に登場するだけで「くさい」体臭が立ちこめる感があります。流石です。



そして、アベンジャーズで活躍したブラック・ウィドー役のスカーレット・ヨハンソン。美しさに加えて、格闘シーンが格好良すぎます。なるほど、ここから登場していた訳なのかと納得した次第です。




1作目と比べると、新鮮さが減少するのは致し方有りません。これをカバーする何かが不足してました。その分、本作は物足りなさを感じた次第です。


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