大晦日に初積雪２

12月31日 13時現在 雪は降り続いています。
3時間前と比べると、赤松はこんな状態。



家の前の道はここまで積もりました。



スイフトの上にもたっぷり。



新雪に踏み入れるとこんな感じ。現在積雪 25cmです。



このため、お墓参りは中止にしました。峠を登るのが大変というのもありますが、雪でお墓が埋まってしまっているので。

大晦日に初積雪

天気予報のとおり今シーズンの初積雪。
今朝7時前から雪が降り始め、11時で3～5cm積もりました。
気温がマイナス3度くらいなので、雪はパウダー。このように松の木の枝にクリープをふりかけたようになっています。



お昼前になっても気温が上がらないので、雪を踏んでも融けません。このため、滑って転ぶということはなさそう。寒波に襲われたボストンに行った時に体験した「寒かったら雪は滑らない」を思い出しました。雪国のお方には当たり前かもしれませんが、京都市内では珍しい現象です。



風向きによって、猛烈に降ったり、小降りになったりしていますが、見栄えほどには降雪がないので、積雪はそんなに進んでいません。

雪景色は好きなのですが、お正月のイベントへの影響があるので積雪はこのくらいで止めて欲しいな。

「ダーリンは外国人」 DVD 井上真央、ジョナサン・シェア

小栗左多里原作のコミックの映画化。
マンガ家を目指すさおりは漢字の美しさに惹かれて日本にやってきたアメリカ人 トニー。
互いに惹かれ合い、一緒に住み始めるが、さおりの父親からは結婚を反対され、またマンガが雑誌に掲載され多忙になったさおりとトニーの間に微妙な距離が生じて。。。

外国人トニーから見た日本語の面白さが、さおりから見たトニーの行動のおかしさ、これが積み上がってラブストーリーを織りなしていきます。
トニーの優しすぎて、私からするとおっかない感じがするくらいです。

原作コミックを読んでいないのですが、映画化には無理があったような感覚があります。
ストーリーが平板で退屈するところがありました。
集中しないで、「ながら」で観る映画です。


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ベートーヴェン 交響曲第4番、第7番 カスロス・クライバー指揮 バイエルン国立歌劇場管弦楽団

1982年 カール・ベーム追悼コンサートのライブ録音。





録音が極端に少ないクライバーの貴重なベートーヴェンです。
1984年に第4番がLPで発売されました。LPの両面に第4番だけの収録であったので、短時間、割高なLPだなぁ と当時思ったことを覚えています。
そして、2006年に第7番がSACDとして発売されました。
4番＋7番でも十分 1枚のCDに入るので、今でも「贅沢なCDだなぁ」 と思ってしまいます。

7番は他に 1976年のウィーン・フィルとのセッション録音もあり、名盤との評価を受けています。
さて、この同日ライブ録音の2曲ですが、「いやぁ、すごいの なんのって！」です。
まず4番ですが、ベートーヴェンの偶数番交響曲の固定概念を吹き飛ばします。この迫力はなんなんでしょう。3番、5番に全く引けを取らない交響曲であることを思い知りました。
今まで4番と言うとブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団や、アンドレ・クリュイタンス指揮ベルリン・フィルの穏やかで柔らかな演奏を良しとしていましたが、コペルニクス転回がクライバーによってもたらされました。

7番もこんなに強烈な迫力、「痛い」って言う感じです。このスピード感、ゾクゾクします。バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルのロックンロールのような元気良さも好きですし、カラヤン指揮ベルリン・フィルの重戦車の疾走感も素敵なのですが、この気を抜いたら血が出てしまうような緊張感は他にはありません。

4番、7番共に 繰り返して続けて体を壊すようなテンションの高い演奏です。クライバーが多くの録音を残さなかった理由はこのあたりにあるような気がしました。

1982年のライブ収録ですが、この部類としては音質は極上です。
これを聴かずしてベートーヴェンは語れません。お薦め。


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「白銀ジャック」 東野圭吾

実業之日本社 412ページ 648円＋税



東野圭吾さん 28冊目。 前作から1ヶ月以上開いてしまいました。

リゾートホテルが経営するスキー場に「ゲレンデのどこかに爆発物がしかけられた。爆破を避けるならば、スキー場の身代金 3000万円を支払え」という脅迫状が届いた。経営の芳しくないスキー場としては、警察に通報してスキー場閉鎖、スキー客の減少を避けねばならない。このために犯人の指示通り身代金を用意する。
爆発物が仕掛けられたスキー場で、スキー場の社長、経営幹部や現場のマネジャー、パトローラー、そしてクロス大会へ出場するスノーボーダーや一般客 それぞれの人間模様が展開されていく。

スキー場とそこのスキー客を人質にした身代金の争奪、犯人とパトローラーとのレースなど、サスペンスに富む作品です。最初の20ページから事件が始まり、読者を引き込んでいくところは、東野圭吾さんならではの展開です。
しかし、登場人物が多すぎるきらいがあって、例えば上品な老夫婦が描き切れているとは言えません。加えて、スキーやスノーボードの専門用語が多数登場。このスポーツが好きな人にはたまらなく面白いのかも知れませんが、門外漢の私にはここは読み飛ばす形になってしまいました。

東野圭吾さんの中では、平均点を下回る作品でした。


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「のだめカンタービレ」 25巻 二ノ宮知子

講談社 176ページ 419円＋税



前の24巻が4月発売。待たせること8ヶ月で 本 25巻が発売になりました。表紙には「シリーズ最終巻」とありますので、これで本当に最後なのでしょう。

東京とドイツを往復する多忙な千秋は、市民オペラの開幕まで秒読みの中で、オケとキャストを合わせることが上手くできず、悪戦苦闘。一方でのだめはNODAMEとして東京でのコンサートを成功させる。希少な演奏会を売りにできる売れっ子 のだめと、数をこなさねばならない千秋の間の距離が離れていく。のだめは千秋からのプロポーズを待ち受けるが。
オペラの初日、プロデューサーを務める峰がある仕掛けを行い・・・。

マンガ、ドラマ、アニメ、映画と楽しませてくれた のだめ がこれで本当に終わりました。
24、25巻はスピンオフ・ストーリー。作者から読者への贈り物のような、かわいい物語でした。
クラシック音楽を題材に、こんなに面白くて愛くるしい作品を創ってくれた二ノ宮知子さんに感謝します。


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「運命のボタン The Box」 DVD キャメロン・ディアス

ノーマ（キャメロン・ディアス）とアーサー（ジェームズ・マースティン）夫妻は、子供の授業料免除が打ち切られ苦しい生活になっていた。
そうした朝、玄関に赤いボタンの付いた装置が届けられた。その日の夕方、顔に損傷のある男が訪れ「ボタンを押せば見知らぬ誰かが死ぬが、現金100万ドルが手に入る」との話をして帰る。
生活が苦しい夫妻はそのボタンを押した・・・・・。



DVDのパッケージには「キャメロン・ディアスの初のサスペンス映画」とありましたが、これは・・・・サスペンスではありません。
開始から15分くらいは緊張感がありましたが、そこからは「なんだこれ！」となり 睡魔との戦い。いや、何度も意識を失ったようです。

主演のキャメロン・ディアスは、どうなんでしょう・・・。ます、こういう類の映画には全くの不向き。それもあってか、「やる気無し」という空気が伝わってきます。
キャメロン・ディアスが出ていることが取り柄の映画なのに、これじゃぁ救いがありありません。

今年観たDVDのワーストワンになりました。


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コミPo！ 製品版 やはり描いたのはシモネタ作品

絵が描けなくてもマンガが作れるソフト「コミPo！」。
12/15に製品版が発売になりました。パッケージ版が9,700円、ダウンロード版が6,700円。



これに伴い今まで使っていた先行体験版は試用期間終了してしまうので、早速購入。
こみぽちゃんの かわいい箱が欲しい気持ちもありましたが、3000円の差額がちょっと大きかったので、DMM.comからダウンロード購入しました。350MB程度のファイルのダウンロードも問題なく終了。

さて、製品版を立ち上げたところ気づくような 先行体験版との変わりはありませんでした。それだけ、ソフトの完成度が高かったのでしょう。でも、登場人物やアイテムを増やして欲しかったですね。

ちょいとマンガを描いてみました。
でも、コミPo！ だけでは 差別化ができないので、ひとひねり。コミPo！ で作ったJPEGをPhotoshopでフィルター処理しようと考えました。
フィルター・・・・モザイクがありました。 この時点でシモネタに行っちゃってます。

できあがった作品がこれ。



いけませんね、お恥ずかしい。


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「人生を10倍自由にするインターディペンデントな生き方実践ガイド」 勝間和代

ディスカバー・トゥエンティワン 280ページ 1500円＋税



「インディペンデントな生き方実践ガイド」から5年。インディペンデント：自立 から インターディペンデント ： 相互依存 の意味の勝間和代さんの造語です。
人は会社、家族、国家の中で相互依存している。その中で、自分の能力を最大限に生かして行くことを考えるのが重要。その方法についてこの書で解説しています。

著作の品質低下が著しい勝間和代さんです。ディスカバー・トゥエンティワンから出る本だから、平均点に達しているかなという期待を持って読んだのですが・・・・。いけません。
いったい何を言いたいのか、伝えたいのかわからない。
情報の質も量もひどいありさま。この内容で１冊の本に仕上げてしまう能力は認めますが。。。

表紙の折り返しに「この本は、わたしのひとつの集大成です。どうか。体験談として聞いてください。・・・・」とあります。体験談として、聞いて読むことはできますが、これが勝間和代さんの集大成としたら、あまりにも寂しいです。売るがために表紙の折り返しに書かれた文章と思いたいです。

悲しいですが、お薦めしようがありません。


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「ビゼー：「カルメン」＆「アルルの女」組曲」 オーマンディ指揮 フィラデルフィア管

BIZET:CARMEN & L'ARLESIENNE SUITES Eugene Ormandy Philadelphia Orchestra
1975～76年の録音。
久しぶりにオーマンディのカルメンを聴きました。



管楽器の上手さ、特にソロの極上の演奏に改めて驚愕。「どうやったら、こんなにきれいな音が出るんだろう」って 驚くばかりです。
言うまでもなく弦楽器も安定しているのは当然で、きらびやかなビロードのような演奏をしています。

今までオーマンディ フィラデルフィアのナンバーワンはCBS録音の「シェエラザード」と思っていましたが、う～ん、ところによってはこのRCA録音「カルメン」が上を行きます。

買って聴かねば一生 損をすることになると思える名盤です。


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