へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

「プリンセス トヨトミ」 DVD 堤真一、綾瀬はるか

2011-12-31 | 映画

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2011年作品。
東京から会計検査院の松平(堤真一)、鳥居(綾瀬はるか)、旭の3人が実地検査のために大阪を訪れる。松平は社団法人OJOの実地検査で不正のように見えることがあることに気づく。松平はOJOの近所のお好み焼き屋の主人 真田幸一に地下の大阪国を知らされ、また真田幸一が大阪国の総理大臣であることを知らされる。大阪国とは400年もの間、豊臣家の子孫を守るために父親から子供に引き継がれた影の国であった。

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堤真一、綾瀬はるか、岡田将生、中井貴一、和久井映見、菊池桃子など豪華キャストの映画です。俳優の演技は文句なし。
一方で、シナリオは矛盾が多くて興醒め。例えば大阪が全停止したということになっていますが、子供や女性は関係ないはず。画面では無人と化した大阪のシーンが映されますが、この時 子供、女性はどこで何をやっているのか。こんな簡単な論理矛盾のシーンが多数ありました。原作を読んでいないので分からないのですが、映画化の際の無理が発生したのでしょうかね。

綾瀬はるかさんか無人の大阪を走るシーンがあります。これが、、、胸が「ゆっさゆっさゆっさ」。このために作ったとしか思えないそんなに意味のないシーンです。観客へのサービスですね。

シナリオの弱さ、論理矛盾が気になりすぎました。ここが誠に残念であった映画です。



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「ノートは表だけ使いなさい」 石川悟司

2011-12-30 | 本と雑誌

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フォレスト出版 194ページ 1300円+税
マルマンでニーモシナをはじめとするメモ、ファイリング用品の開発を担当している石川悟司さんによる アナログノートを使いこなすことで できるビジネスマンになる方法の書。

脳をクリアにするためにとにかく保存、すなわちノートに書くこと。人間は20分後には情報の42%を忘れてしまう。これを回避するには書くこと。さらにノートに書くことで相手に信頼される。

ノートに書くことで仕事を見える化できる。すなわち、自分の仕事が見えるようになる。見えないことは理解できないことと同じ。

企画、すなわち発想・アイデアを生むノート。ノートは3種類。
①ひらめきや疑問を書く手のひらサイズ。
②深堀、情報収集のA5サイズ。
③組み立て、まとめ、クオリティアップ、アウトプットのA4サイズ。
著者は3種類のノートを使い分けていますが、私はこれはできませんね。情報が分散してしまい、どこにあるのかを探すのに時間がかかってしまいます。私はA4の一冊派です。

すきま時間もノートで作り出す。
やるべきこと「To Do List」
スケジュールのアポイントを見て「今日やることリスト」
これで、すきま時間がどれくらいあるかを確認する。

「ノートは表だけ使いなさい」のタイトルで、紙の一面だけ使ったその上での斬新なテクニックの解説があるかと期待しましたが、これははずれました。本書の題名は 売るための つかみ のタイトルでした。
内容は、これといった深み無し。初級者向けの内容です。
上級者には食い足りませが、新人ビジネスマンがアナログノートの使い方、そしてこれによって優れた仕事をすることを学ぶには適切な本です。



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「ファール・プレイ」 DVD ゴールディ・ホーン

2011-12-29 | 映画

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1978年 米国作品。
図書館勤め、離婚して心が痛んでいるグローリア(ゴールディ・ホーン)がヒッチハイカーを乗せた。夜に映画館で会う約束通りにヒッチハイカーは現れたか、「小人に気をつけろ」の言葉を残しグローリアの隣で死んでしまう。グローリアが映画館の支配人を呼びに行っている間に肢体が消えてしまう。それから、グローリアはクルマに襲われたり、自宅に侵入されて襲われたりする。これの調査を行うことになった刑事 トニーはグローリアに好意を持つようになり。。。

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サスペンス+ラブコメ映画です。ケイト・ハドソンの母親であるゴールディ・ホーンは愛嬌があって可愛いです。
スリラー、サスペンス、カーアクション、ラブロマンスと大変欲張った作品です。これらの要素がバランス良くブレンドされています。評判が良い理由が分かりました。しかし、私としては、色々なものを詰め込みすぎで、散漫な味付けになったような気がします。ロマンス色を強くした方が良かったと思います。

ゴールディ・ホーンの映画はあまり観ていないのですが、今のところのナンバーワンは「潮風のいたずら」です。本作もゴールディ・ホーンの可愛さは良く出ていましたが、「まだまだできたのでは」という感がありました。
一般の評価は高いようですが、私は 「もう少し頑張って」 という作品でした。


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「企画の教科書 2 企画火山!」 おちまさとプロデュース 企画の教科書をつくる会 編

2011-12-28 | 本と雑誌

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NHK出版 190ページ 720円+税
おちまさと「企画の教科書」の続編。
企画を連発するために企画を火山にたとえ、何度でも噴火させるための作業について解説した書。

火山はいつ噴火するか分からない、人も予測がつかない。
企画もいつ噴火するか分からない、人も予測がつかない。
火山(企画)を連続して噴火させるためには何が必要なのか。これを説明していきます。
火山の仕組み
地殻の奥底の膨大なマグマ = 記憶の蓄積
マグマ溜まりを形成 = 意識と無意識の境
マグマ圧急上昇 = 記憶同士を凝縮し完成度を高める
綺麗な火口からの噴火 = 方向が合った企画
噴火 = 企画の発表

企画を作る、成功させるにはこのような行動、考え方をすればよい ということが手に取るように分かります。全てが簡単そうに書かれていますが、実はやろうとしてもできない、やったと思ってもできていないことだと思います。しかし、その意識を持って取り組むことは重要。とにかく濃い内容です。

私のメモ
会議で パスの倍返し(発言)
「だったらこういうのは?」
「うんうん、なるほど、じゃぁここをこう捻ったらさらに面白いよね」

短時間で読めますが、企画の考え方、取り組み方が濃縮されています。お薦め。


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「スーパーエイト」 DVD ジョエル・コートニー

2011-12-27 | 映画

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2011年 米国作品。
スティーヴン・スピルバーグが製作にかかわったSF映画。スピルバーグの名前が挙がっているだけに、ET、トワイライトゾーン、インディ・ジョーンズと同じ、子供のような はらはらどきどき をそのまま大人が楽しむという映画になっています。

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1979年のオハイオ。ジョー(ジョエル・コートニー)達はスーパー8mmカメラ(これが映画の題になっています)でゾンビ映画を製作していた。ある夜、新しく友達のアリスを仲間に引き込んで近所の駅で撮影をしていると、貨物列車と自動車が衝突して列車が脱線、炎上した。その列車にはブロック状の不思議な形をした部品のようなものが多数積み込まれていた。
この列車事故はどういう訳か空軍の監視下に置かれ、それ以降飼い犬が逃げ出す、保安官が失踪する、停電が頻発するという奇妙な事件が連続する。そのうちに、アリスも何者かにさらわれてしまう。ジョー達が偶然撮影したフィルムには、列車事故の後に謎の生物が逃げ出す様が写っていた。
空軍が発生させた火事で住民は避難させられるが、ジョーはアリスを救うために・・・・。

スピルバーグもの と言い切れる、活劇映画でした。列車の脱線、爆発や、宇宙人にさらわれるシーン、そして宇宙人の住み家に入って恋人を助けるところなど、言い古された表現ですが、ジェットコースターに乗っているが如くのスリリングさを楽しめました。
スティーヴン・キングのスタンド・バイ・ミーのような少年の友情、少年と大人の心のすれ違いとその後のつながりもあります。列車の脱線や宇宙人による破壊、誘拐シーンなどのアクションもふんだんにあり。これらが機械的ではなく、暖かみを感じさせるところが流石だと思います。

最近は特殊効果だけに走った無機質な映画が多くなっている中で、暖色系の作品です。お薦めです。



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「「サービス」をサービス!」 指南役

2011-12-26 | 本と雑誌

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大和書房 206ページ 1400円+税
「すべての職業はサービス業である」
この世に、いわゆるサービス業なんて業種はない。東京ディズニーランドのカストーディアルと呼ばれる園内清掃担当は、彼らを見ているだけで楽しくなる。間違いなく、彼らもサービス業。サービス業とは業種ではない。心の持ちよう。あらゆる職業はサービス業になるべき。
この視点(始点)で、サービスのノウハウ、すなわち仕事術が19章に分けて解説されている。

本書からの抜き書き
・ウォルト・ディズニーは園内をかがんで見て回った。
・女性が買い物するとき、2つのうちどちらにしようか迷う時がある。その時に捨てた方を買ってプレゼントする。
・昭和30年代の家電は偉かった。マニュアルが無くとも、買ったその日から家族の誰もが容易に扱えた。
この中の最後、「昭和30年代の家電」の話は考えさせられますね。

指南役さんの本は「「考え方」の考え方」に続いて2冊目。他とは違った切り口、観点での学びが多いです。お正月休みには他の著作を読もうと言う気持ちになりました。
お薦めです。


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「映画けいおん!」

2011-12-25 | 映画

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映画館行って観てきました。
封切り後3週目、朝一番の9:30開演であったのに、客席はほぼ満席。すごくヒットしてます。
入場の際にポストカードをもらいました。今週は「唯バージョン」。唯の曲作りのノートの1ページがポストカードのデザインになっています。梓へ送った歌の歌詞を考えた時の詩、イラスト(高校生らしい下手な絵)、キーワードなどが書かれてます。

Photo_2

映画の半券を数枚集めると映画で使用された生フィルムと引き替えることができるそうで、映画館では台紙に半券を貼っているファンの姿を多く見ました。

高校の卒業を間近に控えた軽音部の唯、澪、律、紬は他のクラスメートの影響を受けて卒業旅行することに。行き先はペットのスッポンモドキが選んだロンドンに。卒業旅行には2年生の梓も一緒に行くことになり、結局プランは一番しっかりした梓がまとめることになった。
ロンドンの回転寿司屋に入ったら、そこのオープニング・セレモニーとして呼ばれていた他の日本人バンドと間違われて演奏することになったりして、ハプニングの連続であった。卒業する4人は残つ梓に曲をプレゼントすることを計画するが、なかなか良い曲が浮かばない。そして帰国して。。。

TVアニメに対してそのまま延長線を延ばしたような映画です。これといった盛り上がりもないのですが、「けいおん!」の世界が好きな人にはたまらない ほんわか・ゆったりした世界が広がっていきます。
映画の背景もTVアニメと同じ。豊郷小学校と京都市左京区の松ヶ崎、修学院、一乗寺。高野川の松ヶ崎橋は何度も登場しました。加えて叡山電鉄の700系車両と修学院駅と出町柳駅が登場。特に出町柳駅は映画での初登場でした。
このように使っていただくと、ここらあたりが聖地となってデジカメ持ったファンが集まりますね。
地元がアニメの世界に登場して、それが美しい街として描かれると嬉しいものです。

言うまでもないですが、けいおん!ファンは見逃せない作品です。私自身、満喫しました。




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「ステレオ 1月号」 付録デジタルアンプ

2011-12-24 | オーディオ
音楽之友社 2667円+税
Stereo 1月号はラックスマンのオリジナル・デジタルアンプ LXA-OT1 というアンプの付録付き。7月号のFOSTEXのスピーカー・ユニット・キット P-800に続く、雑誌本誌よりも大きな付録企画です。

Stereo_1

Stereo 1月号本体。大きいです。当然単独で「立つ」厚みです。

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付録の段ボール箱。ここにアンプが収納されています。

Photo_2

箱の中身。
左上から時計回りに 「ACアダプタ」「足と取り付け用ネジ」 「本体カバー」 「アンプ本体」

Photo_3

これがアンプ本体。
端子類は 左上から右へ 「スピーカー」 「ライン入力」 「電源」
下の突出物が「パワースイッチ兼ボリューム」

Photo_4

ぺらぺらのセルロイドをはめ込んで、足をネジ止めして 完成。工作時間 3分です。
夏のスピーカーユニット P-800 は接着剤と格闘すること 2時間。これと比べると、作る楽しみは無かったです。

早速 夏に作ったスピーカー P-800 に接続。ソースはひとまずiPodで、Mozart。
最初は、「痩せた」「低音が出ない」「寒い」音。 これは・・・と思っていたのですが、4日後にもう一度聴くと、「結構良いな」に評価反転。
重量20Kgの超弩級の山水のアンプと比べたら、低音が出ない、艶がない、臨場感がない となります。でも、価格を考えたらこれは立派なアンプです。
どこかに最適な活躍の場がありそうです。考え ようっと。

私としては、「ラックスマン」というブランドを雑誌付録に使って欲しくなかったというところがあって、少し微妙でした。



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「デッドゾーン」 DVD クリストファー・ウォーケン

2011-12-23 | 映画
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1983年 米国作品。
スティーヴン・キング原作のホラー・サスペンス小説の映画化。
ジョニー・スミスは自動車事故に遭い、5年間の間昏睡状態であった。覚醒後、ジョニーには肌を触れた相手の秘密や未来が見える能力が与えられていた。
ジョニーはこの能力を使い、理学療法士の家が火事になったが子供は救われることを伝えたり、連続殺人事件の犯人を確定させたりする。
しかし、ジョニーは自分の能力を忌み嫌うようになり、家にこもるようにある。ある日、上院議員に立候補した男が大統領として将来 核ミサイルの発射ボタンを押すことを知り、これを阻止しようとする。。。

原作に忠実な映画化がなされています。小説を思い出しながら、この映画を楽しみました。
でも、スティーヴン・キングの小説の映画化は難しいですね。本作は成功した部類ですが、「なんだこれは!」という映画が多いです。
スティーヴン・キングの小説は読み手の頭の中で 読み手の数だけの無限の画面、心理が広がります。これを映画にすると、映画監督の頭に描かれた画だけになってしまう。これが原因で映画化が難しいと以前から思っています。

30年近く昔の古い、ローコスト映画です。スティーヴン・キングのコアなファンなら、各シーンを思い浮べる楽しみがあります。
残念なのは、画質が良くないこと。売れる映画なら、リマスタリングで画質が大幅に改善されるのですが、こういうマイナー作品はそういうコストをかけないようです。

一般の映画ファンには いまひとつ という評価になりますが、スティーヴン・キングのファンはやはりはずせないでしょう。




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「過ちはあなたとともに」 シャロン・ペイジ

2011-12-22 | 本と雑誌

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幻冬舎ラベンダーブックス 400ページ 895円+税
シャロン・ペイジのロデッソン3姉妹シリーズの3作目、三女グレイスのサスペンス+ラブロマンス+官能小説。
前作と同じく19世紀のロンドン。ハミルトン家の三女 末娘グレイスは地位の高い爵位ある男性との結婚を夢見て育った。ある夜、友人の助けを借りて上流社会の社交パーティに参加する。そこで、ウェズリー卿がグレイスに結婚を申し込み、グレイスはそこで処女を捧げた。しかし、結婚というのは偽りでウェズリー卿達の賭のネタに使われただけであった。その夜失意に落ち込むグレイスの前に追いはぎと言われるデヴリンが現れ、ウェズリー卿に罰を与え、この夜の行為がスキャンダルにならないように取りはからってくれた。
グレイスはデヴリンに惹かれそして・・・。

今回の三女グレイスは姉たちと違い「絵を描く」、「小説を書く」という才能は持ち合わせていません。しかし、姉たちと比べても全く見劣りしない美貌の持ち主。さらに、愛する男をどこまでも追いかけていくという芯の強さを持っています。
グレイスとデヴリン、愛し合う二人ですが身分の違いのハードル、そして二人を仇として追いかける敵に襲われるという事件、これを乗り越えていくというサスペンス+ラブロマンス。加えてシャロン・ペイジならではのなまなましく美しい性描写。

この3姉妹シリーズですが、全作が翻訳者が違います。1作よりも2作目、そして2作目よりも本作が、日本語として洗練されており、シャロン・ペイジの官能の世界に「すぅーと」入っていけました。前にも書きましたが、翻訳小説では翻訳者の才能、能力は重要な要素です。
お薦めです。



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