へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

LUXMAN SQ38FD

2016-10-31 | オーディオ


1970年発売のラックスの真空管 プリメインアンプ。SQ38シリーズの4代目にあたります。1974年にSQ38FD/IIにモデルチェンジ。
当然ながらトランジスタは一石も使用していない、純然たる真空管アンプです。

大学生の時に欲しかったというよりは、憧れたアンプ。40年後に手に入れることができました。中古ですが、当時の定価より高額。
お店の店員さんの話だと、ワンオーナーで出張買い取りに行った時はラックに仕舞われて長い間使われてい無い状態。買い取り後にコンデンサーを交換、ボリュームのバリ取りなどのオーバーホール後に店頭に並べたとのこと。このアンプはお客さんの興味が高かったと言ってました。

美しい、品位の高い端正なフロントパネルです。「駆け出し者は触ってはならない」という語りかけをしてきます。



LUXMAN SQ38FDの刻印。



リアパネルはブラックつや消し塗装がかなり傷んでいます。



アウター ウッドパネルも傷、退色あります。
45年前の電化製品としては、痛みは最小限の範囲で済んでいます。



さて、音は。
もう言葉では表せません。こんなに綺麗な音楽が鳴るのか って 感動ものです。
歪みやノイズは今の2万円のアンプにも負けるでしょうが、人間味があるというのか、優しいというのか、心が和む音楽が出てきます。今は 憧れのSQ38を手に入れたとテンションが高いからあばたもえくぼの状態でしょうが、それでも感涙。たまりませんは。

買ってから気付いたこと。重いのは分かっていましたが、カタログ値の18Kgでは済みません。20Kgを超えてますね。これは想定の範囲でしたが、困ったのは横幅。幅が476mmもあって、収納予定のラックには入らなかった。電熱器のような発熱量もあるから、設置場所はこれからの課題です。

ラックスマン Luxman プリメインアンプ L-505uX ブラスターホワイト
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ラックスマン
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「空母いぶき 5」 かわぐちかいじ

2016-10-30 | アニメ・コミック・ゲーム


小学館ビックコミックス 196ページ 552円+税

中国軍駆逐艦 2艦が第5艦隊の行く手を阻む。これに対してイージス艦 ちょうかい が対峙。主砲によってピンポイントで敵駆逐艦の攻撃力のみを奪う作戦に。装備に加えて圧倒的な技量で相手を圧倒することで中国軍への抑止力とする。そして、敵の対艦ミサイル 8基を回避した後、敵艦の対艦ミサイル発射筒、対空ミサイル発射筒、魚雷発射管、主砲のみを破壊する。
ついでF35によって多良間島の対艦ミサイル 3基を破壊。自衛隊もここでF35 1機を失う。そして輸送艦の兵士、軍備の上陸前に空挺隊が島に上陸する。

今回はイージス艦の主砲による神業のような攻撃と操船。F35による対艦ミサイルの破壊です。30Km先の目標に対して、このような精度の攻撃ができるのか? 風、波、弾薬の誤差などで1メートル単位でずれが出るのではないかと思います。実際のところはどうなのでしょうか。

双方に犠牲が出ます。特に今回は中国軍に数十名の死亡者が発生したようです。死傷はつきものですが、相手方の死傷者数を最小限にして中国軍と五角以上に戦う自衛隊の強さ、中国軍の弱さが際立ったストーリーでした。

空母いぶき 5 (ビッグ コミックス) (ビッグコミックス)
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小学館
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「リリーのすべて」 DVD エディ・レッドメイン、アリシア・ヴィキャンデル

2016-10-29 | 映画


2015年 英米独作品。
デヴィッド・エバーショフ原作小説 The Danish Girl の映画化。

コペンハーゲンに肖像画家のゲルダ・ヴェイナー(アリシア・ヴィキャンデル)とその夫の風景画家アイナー(エディ・レッドメイン)が暮らしていた。ある日ゲルダのモデルが来られなくなり、アイナーが脚部のモデルとなる。ついでゲルダは女装させたアイナーをリリーという名前でパーティーに連れて行く。この時からアイナーは女性としての自覚を持つようになる。一方でゲルダが描いた女装したアイナーの肖像画が画商の評価を得て個展を開くことができる。しかし、アイナーは女装する時間が増え、絵も描かなくなる。





性同一性障害に対して世界初の性別適合手術を受けた男性とその妻の物語。
前半は自分が女性であることに目覚めた夫。この奇妙な行動と、これに戸惑う妻の姿。後半になると、夫の悩み、手術、そして・・・。重苦しい話になります。

性同一性障害の夫を演じるエディ・レッドメインは、その振る舞いが女性になりきっています。こりゃ上手い。一方彼を支えた妻役のアリシア・ヴィキャンデルは元気な勢いのある女性が、どう対応して良いか分からないという事態に追い込まれ戸惑い、悩む姿を描きます。こういうように力を出せる女性っているのかな。いたら憧れます。



観て面白かったと言えますが、重い話で 少し後味がよろしくない作品でした。

リリーのすべて ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
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NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
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「鬼灯さん家のアネキ」 Amazon Prime 谷桃子、前野朋哉

2016-10-28 | 映画


2015年作品。
五十嵐藍による4コマ漫画の実写映画化。

高校生の鬼灯吾朗(前野朋哉)は血のつながっていない姉 ハル(前野朋哉)ち二人暮らしをしている。母親突然亡くなり、父親は登山家でほとんど家にいない状態。ハルは魅力的、セクシーで吾朗はハルを意識してしまう。それを分かってか、ハルは絶えず吾朗にエッチないたずらをしかける。吾朗の幼なじみで同級生の水野は二人の関係を怪訝に思っていた。ハルは吾朗の進学資金作りの為にグラビアのアルバイトを始めるが、これを誤解した吾朗は悩む。







奥手で童貞の高校生とセクシーな姉が繰り広げる、ラブストーリー。40年ほど昔の日曜日のゴールデンアワーのTVドラマのようなストーリーです。メインは血のつながっていない姉。お互いに好きなんだけど、家族という言葉で縛られて一線は越えない。このもどかしさを面白おかしく描きます。キッスシーンは一回だけ。この直後の姉 ハルの表情が良いですね。

高校生役の前野朋哉はなんと30歳。いくらなんでも年を食いすぎてます。と、書いて念のため谷桃子をウィキペディアで調べたら、なんと32歳。俳優さんの年齢が無茶苦茶ですやん。無理有りすぎ。ちょっと考えものの配役でした。

鬼灯さん家のアネキ DVD
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ポニーキャニオン
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卓球レポート 2016年11月号

2016-10-27 | 本と雑誌


タマス 130ページ 440円+税

今月号は「水谷隼×邸建新(チウジェンシン)」。
リオ五輪 男子シングルスで銅メダルを獲得した日本のエース水谷隼と彼のプライベート・コーチ邸建新。水谷隼が邸建新に巡り会い、専属のコーチととなるまでの経緯、そしてコーチ就任後の二人での戦い。契約直後から水谷隼のプレーの80%を占めていたフォアハンドを現代卓球で勝ち残るためも割合を65%までに下げる、そのためにバックハンドを強化するという取り組みを開始。
メダルをつかんだ技術として「サービス」「レシーブ」「ラリー中の技術」の解説。特にサービスとレシーブは役に立ちました。

水谷隼と契約しているバタフライならではの企画とその記事です。このページだけで、技術書 1冊が作れるほど密度の濃い情報があります。本号は卓球レポートのなかでも突出した内容です。年間購読契約する価値ありです。

卓球Report(卓球レポート)2014年 03月号 (卓球Report(卓球レポート))
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株式会社タマス
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卓球王国 2016年12月号

2016-10-26 | 本と雑誌


卓球王国 218ページ 667円+税

リオ五輪 女子の特集。
団体 銅メダル、個人 福原愛がベスト4という結果。ロンドンの団体 銀からはメダルは下がったが、このプレッシャーの中でのメダル獲得は素晴らしいものです。
表紙には「卓球の神に愛された三人娘」とあり、表彰式の3選手の笑顔写真が映えています。
特集内容は石川佳純、福原愛、伊藤美誠選手と村上恭和監督のインタビュー記事。それぞれに6ページを使って、他の報道では聞けなかった試合までのプロセスや緊張感などが書かれています。卓球への対峙、心など学ぶところが多いです。

脅威のデスサービス 日本最強のサービスマジシャンが明かす
町田幸希(NTT東日本)選手は全国大会での実績は無いが、日本最強と言われるサービスを持つ。上回転、下回転、ナックルが全く読めないフォアハンドのサービスの解説。連続写真からは、全く区別が付きません。ラケットヘッドを①上から下に振り下ろす、②下から上へ、③上から下へ というジグザグの動作によって相手には上回転に見える下回転、下回転に見える上回転などを繰り出します。そした、町田選手の解説で「考える人ほどダマしやすい」とあり、心理を読む練習も重要であることに気付きました。
このサービス、練習してみます。

新製品 TSP スワット スピード
TSPのヒット製品 スワット シリーズに少し高価格のスワット パワーとこのスワット スピードが追加されました。初級から中級クラスが主たるターゲットであったスワットですが、この2本はトップ選手向けの開発コンセプト。打球感は従来のスワットのつかむ感覚とは違って、弾き出すような感覚になっているそうです。スワット カーボンというカーボンが入りながらしっかりとボールをつかんでくれて使いやすいラケットを一時期使用していたので、このラケットは気になります。記事としては、素材をどうやって 弾くようにしたのか というような技術解析が欲しかったです。

卓球王国 2016年 12 月号 [雑誌]
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卓球王国
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「あさってDance 4」 山本直樹

2016-10-25 | アニメ・コミック・ゲーム


太田出版 374ページ 1600円+税

太田出版 版の あさってDance 全4巻の 最終 第4巻目。

スエキチは綾と一緒に住み始める。綾はアルバイト先のお客、余命僅かと言われている金持ちのじいさん 糸井から結婚を申し込まれる。遺産は全て綾のものになるとう条件が付いていた。綾はこの話を受けることにする。そして綾は出ていく。



前にも書きましたが、月9ドラマのような話の展開。そして、同じようにこれに惹かれて、脇目もふらず読み続ける私がいます。スエキチに対して「ここで綾をにがしちゃだめだよ!」とか、応援する自分に気付きます。
こんなに感情移入した漫画は久しぶり。お薦めです。

あさってDance 4
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太田出版
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「卓球まるごと用語事典―知っておきたい卓球ワード600」 藤井基男

2016-10-24 | 本と雑誌


卓球王国 226ページ 1300円+税

卓球用語の事典。
卓球の道具、ルールの用語解説に加えて往年の名選手や卓球用品メーカーの解説もあります。
事典なので、1項目ごとの説明は十数行程度だが、面白く解説するという心意気が見え隠れします。本書は事典という位置づけなので、これは今の状態で正解ですが、この調子を拡張して、卓球の蘊蓄を満載したコラム集のようにしたら、もっと面白い本ができると思います。

引用
ロブ、ロビング
「lob(ロブ)には「高くゆるい球」の意味があり、卓球では「高くゆるい前進回転球」のことをさす。英語では「ロブ」といい、日本語では「ロビング」と使うことが多い。主として<攻撃型のプレーヤーの中で、守勢に立たされると後方へ下がるクセを持つ人たち>が、使う。台から2、3m以上さがってのプレーとなることが多い。」
『守勢に立たされると後方へ下がるクセを持つ人たち』がの<クセ>の記載が著者の考えが出ていて面白い。味がありますね。

このように無味乾燥な事典ではなくて、各所にユーモアもあり読み物として楽しめます。

卓球まるごと用語事典―知っておきたい卓球ワード600 (卓球王国ブックス)
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卓球王国
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「ファントム -開戦前夜-」 Amazon Prime エド・ハリス

2016-10-23 | 映画


2013年米国作品。
冷戦下のソ連の潜水艦を題材とした戦争映画。

核ミサイルを搭載した旧式潜水艦K-129。その艦長は退役を申請していたベテランのデミトリー(エド・ハリス)。デミトリーの父親はソ連海軍の英雄であり、デミトリー自身も潜水艦の名艦長として名を馳せていた。出航前に新兵器ファントムが搭載され、この監視役も乗り組んでくる。公海に出てしばらくすると、監視役は艦長、副艦長らを監禁してK-129を乗っ取り核ミサイルを発射しようとする。







潜水艦という限られた空間。退役寸前の老朽艦と艦長。対潜水艦戦の技量に長けた艦長がいるが健康に課題がある。謎の新兵器とそれを監視する乗組員。米軍に加えてソ連の潜水艦も敵になる。こういう潜水艦もので必須ともいえる追い込んだ条件が充実しています。思いのほか、良くできた作品です。

見どころは友軍の最新鋭艦ノーベンバーとの潜水艦戦。見えない敵に対して、秒単位でデコイ発射、魚雷発射、魚雷爆破。これで最新の潜水艦の戦闘力を無くしてしまう戦いは圧巻、見事な描写です。潜水艦にはまっていないお方には、この場面を観ても何やっているか半分以上分からないかもしれません。裏返すと、潜水艦好きにはたまらない世界です。

想定外に面白い映画でした。お薦め。

ファントム -開戦前夜- [DVD]
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KADOKAWA / 角川書店
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「TOYOTA MR-Sのすべて」 モーターファン別冊 ニューモデル速報 第257弾

2016-10-22 | 本と雑誌


三栄書房 Kindle Unlimited

1997年デビューのMR-Sのムック。
トヨタ製ミッドシップ 2シーター・カーとしては1984年の初代MR-2、1989年の2代目MR-Sそして、少し間が開いて1997年にMR-Sと名前が変わっての登場。この後トヨタはミッドシップ・モデルを出していませんので、現時点では最後のトヨタ ミッドシップです。そして、現在の私の愛車でもあります。

2代目 MR-Sが当時のパワー競争に乗って、ターボモデルで245PSという大出力エンジンを搭載。当時はオーバーパワーで扱いにくい運転が難しいクルマと言われていました。その反省からか、MR-Sでは一転して 1.8Lの140PSエンジン。しかも、MR-2から320Kgも軽量化したライトウェイト・スポーツカーに変身。さらに、オープンカーになりました。

本誌でも、「960Kg、ロングホイールベースがもたらすミッドスポーツの真価」「ゆっくり走って、そよ風を感じられるクルマ。でも走りに妥協はしない」「負のサイクルからの脱皮! 軽いクルマの楽しさを味わって欲しい」というタイトルで軽量、コンパクトなスポーツカーを操る楽しみの記事が満載です。
ライバル車として フィアット バルケッタ、マツダ ロードスター(2代目)、ローバー MGF、BMW Z3ロードスター2.0 があげられています。しかし、比較評価という書きぶりではないところが不完全燃焼。この記事だけが物足りなかったです。

本誌を読んで愛車MR-Sを長く大切に乗っていこうと再確認したしだいです。

Toyota MRーSのすべて (モーターファン別冊 ニューモデル速報)
クリエーター情報なし
三栄書房
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