1971年リリース。
この年の 日本レコード大賞と日本歌謡大賞をダブル受賞した「また逢う日まで」の他、デビューシングル「別れの夜明け」、3rd「さよならをもう一度」、4th「雪が降る」を収録。
小柄な身体であったが、日本人離れした もみあげ、彫りの深い顔つき、そして爆発するような歌唱力。この年は、街を歩けば 「また逢う日まで」 が聞こえてきた。
あらためてジャケット写真を観て、特徴のあるマイクの持ち方を想い出した。 小指の上にマイクのコードを絡める、親指をマイクの軸中心に当てて立てる。 これは、マイクを自分の発声体に揺るぎなく向かわせるためなのか と当時不思議に思ってテレビ画面を観察したてた。
ザ・プレミアム・ベスト 尾崎紀世彦(SHM-CD)