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「女探偵が教える心ののぞき方」 山崎世美子

2013-03-11 | 本と雑誌

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サンマーク出版 Kindle本 735円

2004年に発売された紙書籍がKindle版として再登場。紙書籍として再出版すると収支が合わずとも、Kindle本としてであれば出版ビジネスが成立すると判断されたものと見受けられます。読者としては絶版本を読めるチャンスが増える、出版社としてはロングテールのビジネスが可能になるという双方にメリットがあります。今後このような電子書籍が増加していくでしょう。

2万人以上の女性の悩みを聞き、相談してきた女探偵の著者が「男女の対人関係のトラブル」について、その根本原因から対処・回避方法について解説します。男性読者に対して、女のものの見方、とらえ方、心の動きの説明がなされています。参考になるところ多し。

メモ
・女は、最初に「心」から入ります。「この人、素敵」「好きかも」という気持ちが発生して、それから初めて「体」も結ばれたいと思います。それに対して、男はまず「体」が最初。「かわいい、やってみたい」があって、次に「好きだ、大事にしよう」という「心」がくるのです。
・女はレシート一枚からでも不倫を見抜く。・・・居酒屋のレシート。頼んだのがオレンジジュース1、チューハイ1。主人は会社の同僚と一緒に行ったって言うんですけど、男二人で行って、オレンジジュースを頼むと思います?
・浮気された女は、浮気した夫や彼氏にではなく、”相手の女”に怒りの矛先を向けます。
・密会後、焼肉屋へ行きビール一杯だけ頼み、におい消し。
・男たるもの強引に出ることも必要です。「ごめん」とあやまって引いてしまうのはもってのほか。そういう男性は”お友達”以上の関係にはなかなか進めません。
・女が「心」や「気持ち」が先にくる生き物だからこそ、情緒に流されやすく、ムードに弱いからです。
・「夫婦円満に三種の神器」は、「会話」「セックス」「食事」

「女はレシート一枚からでも不倫を見抜く」のエピソード。女は細かなところに気付くが男はおおざっぱでアリバイ作りも適当という話。ここに男女の感性の差が顕著に現れています。著者は探偵業の経験からつかんだとものと察しますが、ここはまさに的を得ていると思います。

1時間ほどで読める短い書籍で、深堀はありませんが、面白い情報が多数ありです。

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