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「清須会議」 三谷幸喜

2013-03-10 | 本と雑誌

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幻冬舎 Kindle本 1080円(期間限定価格 560円)

脚本家 三谷幸喜による書き下ろし小説。
本能寺の変の信長の死からす数日間、信長の後継者が決まる清洲会議までの数日間の羽柴秀吉、柴田勝家を中心とした諸公たちの攻防、暗躍を「現代語訳」にて語った本。本作は2013年秋に映画公開が決まっています。

この小説は羽柴秀吉達が立ち替わりで 独白の形で、自分の行動、言動の説明、そして反省、次の行動を語る。この語りが現代語訳となっていますが、心の中をそのまま露呈した形なので、素直な感想、考えをシンプルな言葉で描写されています。

登場人物は羽柴秀吉、柴田勝家、丹羽長秀、池田恒興、黒田官兵衛、前田利家、滝川一益、お市、寧々、織田信孝、織田信雄、織田三十郎信包など。

有名な清洲会議ですから、結末は分かっています。これに向けて、織田家の後継者を決めるという名の下に 「次は俺だ」 と狙う者、お市の方にのぼせ上がる者、自分の利益を考え勝ち馬に乗ろうとする者などの心理戦です。
これは映画を楽しむものであって、小説としては楽しめるものではなかったです。映画を楽しみにします。

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