へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

沢田聖子 「SHOKO LIVE」 LP

2023-05-28 | 音楽


1981年発売の沢田聖子の1枚目のライブアルバム。



アルバムのタイトル通り、彼女の名前の読みは「さわだ しょうこ」。 誕生日 3日違いのスーパースター 松田聖子 の「セイコ」とは違う。



かぐや姫のファミリーのイルカの「イルカオフィス」からデビュー。このキャッチコピーが「イルカの妹」。これは今でも 「なんちゅうコピー、ひどいねぇ」と思うところがある。イルカは、それまでの女性シンガーの概念を破壊した、今に至っても極めつけた個性派フォークシンガー。11歳年下としても、こういうお姉さんは持ちたくない。

このライブあたりになって、「沢田聖子」の立ち位置が決まったようで、ブレが無くなった。

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十朱幸代 「風の盆」 LP

2023-05-21 | 音楽


1977年リリースの2ndアルバム。

調べたら、十朱幸代はアルバムを5枚もリリースしていた。今では考えられない、音楽産業の隆盛時代。



私からすると年代的には、「年上の女」。 私が生まれた翌年には映画出演されています。
このアルバムリリースのとき、十朱幸代さんは三十代半ば。でも、声が若い。多くのファンを持った理由がここにもある。


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うしろゆびさされ組 「ふ・わ・ふ・ら」 LP。

2023-05-14 | 音楽


1986年発売の うしろゆびさされ組 のファースト・アルバム。 このユニットは オリジナル・アルバム 2枚、ベスト・アルバム1枚(21世紀になってから数枚のベスト盤が発売されたが、これは私はカウントしない)のリリース。




うしろゆびさされ組はおニャン子クラブからTVアニメ「ハイスクール!奇面組」のために高井麻巳子と岩井由紀子が選ばれ結成したデュオ・ユニット。プロ野球で例えると 1軍半の2選手を組ませて本業以外で売り出したという感じ。それでも、当時のおニャン子クラブの勢いで、おそらく秋元康の想定外の売上を叩き出した。






今聴くと、妙なテンションの高さの無い、ふんわかした雰囲気を持った高井麻巳子と岩井由紀子が良い味出してる。 このアルバムのタイトル「ふ・わ・ふ・ら」 通りの佳作となった。


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「泥だらけの純情」 サウンドトラック 山口百恵 LP

2023-04-23 | 音楽


1977年公開の当時の東宝のドル箱 山口百恵・三浦友和の第6作。 これも、1963年の吉永小百合作品のリメイク。



新宿のチンピラ(ヤクザの下っ端)と外交官令嬢の 棲む世界が違った二人が出会い、恋に堕ちて、最後は悲しい結末に。




この作品には挿入歌が無いため、山口百恵の歌唱無し。映画のバックに流れる音楽も無いため、淡々と映画の音声を聴くという形になる。

声だけで、山口百恵は世間知らずのお嬢様、三浦友和は肩を張って生きているチンピラの姿が頭に浮かぶ。ジャケットの写真も、「なりきり」 がわかる。
46年前の昭和の日本人の生き様が見える映画、サウンドトラック。

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安田成美 「安田成美全曲集」 LP

2023-04-16 | 音楽


1984年リリース。
安田成美もこの当時の多くの女優と同じく、女優が歌ってレコードを出したという代物。彼女の場合は、これの極めつけというマーケティングがなされた。




1984年1月に宮崎駿の映画「風の谷のナウシカ」のイメージソングで歌手デビュー。なお、この楽曲は映画本編では使用されなかった。そして同年4月にファースト・アルバムをリリース。そして、この7ヶ月後の11月に本作「安田成美全曲集」というベストアルバムをリリース。この間にシングル盤が4月、7月、10月に発売。LP 1枚、シングル 4枚で この全曲集 を作って売っちゃった。




この後、安田成美はシングル 1枚、LP 1枚で新作を終了している。女優 兼 歌手 を超短期間限定で売るマーケティング。歌ははっきり言ってうまくない。本人も本気ではないのがよく分かる。それでも、このこの当時 バブリーな日本の音楽産業はこのような「消費」で潤っていた。


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かぐや姫「かぐや姫おんすてーじ」 LP

2023-04-02 | 音楽


1972年発売。
かぐや姫(第2期)の2枚目アルバム、ライブアルバムとしては1枚目。

南こうせつ、伊勢正三、山田つぐと(パンダ)の3人の声質が 柔らかくて、なごむ。フォークソング全盛、良かった昭和を想い出す。







帯を観て驚き。「こうせつ・パンダ・正やん」という名前順。初期は2番3番が逆だったんだ。


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畑中葉子 「白日夢」 LP

2023-03-05 | 音楽


1981年発売。
平尾昌晃とのデュエット「カナダからの手紙」 で1978年にデビュー。これがヒットするが、その後このデュエットは尻すぼみのセールスになる。

1980年にソロ・デビュー、清純派から転向。「後から前から」という意味深な曲をリリース、そして日活ロマンポルノに出演する。
このLPのジャケット裏面も、現在では使えない写真。



曲間に喘ぎ声、セクシーなセリフが入っており ゲテモノLP というように捉えられてしまうが、実はこの人は歌がうまかった。平尾昌晃が選んだだけはある。

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チェリッシュ 「夢想花」 LP

2023-02-26 | 音楽


1979年発売。 二十数枚目のアルバム。


1971年のファースト・アルバム「なのにあなたは京都へ行くの」から8年間で 25枚もしくはそれ以上のアルバムをリリース。こおうちのおよそ半分が、ベスト盤。 当時のレコード会社の典型的なビジネス形態に乗せられたデュエットと言える。



本作は、この当時の『ニューミュージック』のカバー集。
収録曲:夢想花、天までとどけ、いい日旅立ち、夢一夜、たそがれマイ・ラブ、マイルド・ウォッカ、みずいろの雨、季節の中で、わかれうた、こおろぎ橋、青葉城恋唄、さよならだけは言わないで


どれをとっても、聞き惚れてしまうチェリッシュの世界。松崎悦子の歌唱力とその声質は、うまくて嫌味のない可愛さがあって、聞き飽きることがない。

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Audi 90 Quattoro

2023-02-24 | クルマ


週末に買い出しに行く スーパーの屋上駐車場で発見。





1985年頃のクルマ。それまではオフロード用途との認識が強かった四輪駆動をAudiがフルタイム四駆 = 超高速領域の操安性 として技術開発 & マーケティングして成立させた プレミアム四輪駆動セダン。



Golf Iと同じジウジアーロの直線基調のエクステリアデザイン。アラが目立つはずなのに、無駄な線、面に全く気づかない、天才、いや神の領域のデザイン。ジウジアーロは同時期に局面の組み合わせのPiazzaも描いている。本当にこの人はどんなアタマをしていたんだろう。
こういうクルマをスーパーへの買い物という普段使いする 格好良い人はどういう人なんだ? と興味が湧くが、待ち伏せは控えた。

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門あさ美 「SIMULATION」 LP

2023-02-12 | 音楽


1985年発売の<疑似>ライブアルバム。



ライブしない、人前では歌わないという門あさ美。 これに対して、レコード会社が手持ちのボーカル・トラックを素材として、ライブ・アルバムを仕上げたというトンデモLP。



ボーカルにエコーを足し、ライブ調のバック演奏を載せ、ここに拍手を重ねる。当時のアナログ機器を使った、『リミックス』と言える作品。
多めのエコーをかぶせた門あさ美のボーカルが、濡れて艶っぽい。残念なのは、収録時間が25分ほどしかないこと。

当時、ほとんど売れなかったアルバムなので、現在は入手困難。高価で取引されている。

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