へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

「旅行けばネコ」 岩合光昭

2013-03-21 | 本と雑誌

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新潮文庫 200ページ 629円+税

岩合光昭のネコ写真集 に ネコ撮影の心得「岩合光昭スーパーネコ写真術」がついた文庫本。
書名の通り撮影地は静岡、瀬戸内、安芸、高知、三河、木曽路、讃岐路、白川村・郡上八幡、境港、遠野に渡っています。
いつもながら、岩合さんのネコ写真です。ぬいぐるみのようなお飾りではなく、楽しく苦しく様々なことを毎日経験しているネコの生活が伺えます。それでいて、どのネコも柔らかく幸せそうに見えます。心が暖まる写真です。
岩合さんの写真を観るたびに、「こういう写真が撮れたらなぁ」と思い、さらに最近では「ネコと過ごしたい(ネコを飼いたいではない!)」と考えるようになりました。
危険です。

後半のネコ写真術。これは先般発行された新書「ネコを撮る」につながる解説。この新書を先に読んでいたので得るところは少なかったですが、ここでも写真が美しく楽しい。

メモ
「ネコ写真、ここが大事!」
・被写体であるネコのことを考えること
ネコを見ることが写真を撮ることよりも優先されます。
・モデルを選ぶこと
一度嫌われてしまうと、その距離を縮めることは難しいものです。
・シャッターの回数を重ねていくこと
写真を覚えていくには必要なことでしょう。

この本も岩合ネコ好きには外せません。満足度 大 です。


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「ザ・グレイ」 DVD リーアム・ニーソン

2013-03-20 | 映画

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2011年 米国作品。

石油採掘場から飛び立った飛行機が嵐によりアラスカの荒原に墜落。生き残ったのはオットウェイ(リーアム・ニーソン)達の僅か7名。マイナス20℃の極寒の雪原で通信手段も無く、食料、武器も無い状況。そこに、縄張りをおかされた狼が襲いかかる。オットウェイ達は狼を避けるために森に入り南へ移動し始める。しかし、執拗に襲いかかる狼、そして吹雪。

2

氷原に放り出され狼に狙われる男達がどうやって生き延びようとするか? 狼との戦いや谷越のジャンプなどアクションはありますが、人間の内面を描いた映画です。アクション娯楽映画を期待していると、ハズレ。
従って、登場人物は男ばかり。全く花がありません。アメリカ映画では珍しい構成です。
雪山のモノトーンに男と狼。これだけで話を完結させてしまいました。

リーアム・ニーソンは影のある強い男を演じています。画面上で活躍しますが、この映画の枠内ですから地味。とことん頑張ったというところでした。

観終わった後、落ち込みそうな暗い作品です。気分が暗い時、体長が良くない時にはお薦めできません。

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「趣味の文具箱 25」

2013-03-19 | 本と雑誌

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枻出版社 160ページ 1500円+税

4ヶ月ほどのインターバルで出版される高級文具のムック本。今回はサブタイトル「死ぬまでに使ってみたいペン246本」。
毎度ですが、文具を愛する編集者が渾身の力を込めて制作している様が目に浮かびます。本誌のコンセプト「文具を愛し、人生を楽しむ本。」の通りです。

まずページを開くと「万年筆インクの色分布チャート」が出てきます。これはミノルタの分色測色計を使って測定してプロットしたものです。
これを見ると、パイロットのブルーブラックとセーラーのブルーが近い色相であることが分かったりします。インク選択の道標として重宝します。

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特集の「死ぬまでに使ってみたいペン246本」これは圧巻です。各社の名作、自信作が一挙に紹介された形になっています。またまた欲しいペンが増えてしまいました。

Memo
・OHTO 筆ボール
1.5ミリの大きな玉のボールペン。 157円
・ONLINE academy
カラフルな入門用万年筆。EF。 2100円

東京ステーションの紹介。「駅舎に泊まり書き綴る」。
客室にはオリジナルのボールペン、原稿用紙罫のメモ用紙、便せん、封筒があり持ち帰り可。特にボールペンはパーカータイプのリフィルが使われた回転繰り出し式。これ欲しいです。ここに泊まって、気ままな格好で手紙を書くとかやりたいですね。最安の部屋でも3万円はするらしいですが、挑戦します。出張あったら、勉強のために泊まります。

次は6月に発行されるとの予告がありました。すでに次が楽しみなムック本です。


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「ボーン・レガシー」 DVD ジェレミー・レナー、レイチェル・ワイズ

2013-03-18 | 映画

S

2012年 米国作品。

マット・デイモン主演のジェイソン・ボーン 3部作のスピンオフ映画。
ジェイソン・ボーンがロシアでの死闘を終え、ニューヨークに現れた頃、米国は暗殺者養成プログラムを抹消するために世界に散らばっている工作員を暗殺し始める。アラスカで訓練と調査を行っていたアーロン(ジェレミー・レナー)も無人飛行機からのロケット弾で命を狙われるが、辛くも逃亡する。その頃、養成した暗殺者の体調を管理している組織では研究員による銃の乱射事件が発生してマルタ・シェアリング博士(レイチェル・ワイズ)以外の研究者が銃殺されてしまう。アーロンは命を狙われたマルタを救い、二人でマニラへ向かう。

2

前半 米国、後半 マニラ。マニラに行ったとたんに、香港映画のような重みのない絵になってしまいました。この落差が面白いとも言えますが、明らかにお金かけていない作りになるのはいかなるものか。

3

マット・デイモンの作品と比べると、カーアクション、ガンアクションともにスケールが小さくなっています。同じ「ボーン」シリーズなので、どうしても比較してしまいます。単発の映画として観たら、満足できるアクション映画なのですが、前3作と比較すると残念な結果になりました。


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DIME 2013年 05月号 付録万年筆

2013-03-17 | 文具
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小学館 648円+税

旬刊であったDIMEが月刊になりました。これを記念して(?)、付録は万年筆。
私はDIME誌の愛読者ではありませんが、万年筆が付録とあれば買わずにはおられません。

万年筆とカートリッジが簡単な作りの化粧箱に入っています。

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中身がこれ。
ブルーブラックと思われるヨーロッパ標準規格のカートリッジが2本付いています。

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万年筆本体。
つや消しのシルバーの金属製。ロングタイプ、ストレート軸です。持った感じは重め、しっかりとした重量感があります。クリップにはDIMEのロゴが入っています。

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当然 鉄ペンですが、ペン先には高級品のような模様が施されています。
「HERO」の文字がありますので、これは中国の英雄社製であることが分かります。

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インクは、WATERMANのSOUTH SEA BLUEを入れてみました。
早速試し書き。

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これは太い字。BBクラスの太字です。
こんなに太いとは、想定外。宛名書きに使うような文字の太さ。これはノートには使えない。全くもってSOUTH SEA BLUEとは合わなかったです。

さて、この万年筆ですが昨年のSERAI(サライ) 5月号の付録の ブラックと同じ。

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違いはSERAIがM(中字)であったにのに、DIMEはBB(極太)。
色合い、デザインはDIMEのほうが数段すきなのですが、この太さは使い道が限られてしまいました。
SERAIのペン先をDIMEのつや消しシルバー軸に差し替えて使うという、掟破りを敢行することになりそうです。


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「幸せへのキセキ」 DVD マット・デイモン、スカーレット・ヨハンソン

2013-03-16 | 映画

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2011年 米国作品。

妻を病でなくしたコラムニストのベンジャミン。妻との想いでが詰まった街を離れて、息子娘とで郊外の家に引っ越した。そこは閉鎖中の動物園の中の家だった。ここには残された動物たちの世話をするケリー(スカーレット・ヨハンソン)達の元飼育員がいた。
園長となったベンジャミンは動物園の再開を目指して、飼育員達と荒れた動物園の整備を始める。しかし、ベンジャミンの預金が底をつき・・・。

2

妻を亡くし、仕事がうまくいかなくなり、子供達との生活もうまくいかず。これを打開するために、選んだ引っ越し先が閉鎖中の動物園。こんな冒険もあってもいいですね。エンディングロールでこれは実話を元にした映画であることを知り、驚きました。
飼育員達、動物園を愛していた地元の人々、ちょっと意地悪な検査員、兄貴 そして動物たち。悪い人が出てこない、ハッピーな世界です。こころが暖かくなります。

マット・デイモンが上手い。これは言うまでもないですが、息子と娘の子役も上手い。そして、飼育員役のスカーレット・ヨハンソンが良いです。彼女が画面に登場すると華やかになり、気温が数度上がるような感覚があります。美しく、かわいく、強い女、ぴったりはまりました。

3

暗い映画を想像していたのですが、全く逆で楽しいうれしい物語。これはお薦めできます。


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「これだけ!PDCA」 川原慎也

2013-03-15 | 本と雑誌

Pdca

すばる舎リンケージ 206ページ 1400円+税

今までのひとつ上の成果を出すためにリーダーはPDCAすなわち 計画、実行、評価、改善の4ステップで確実に目標を達成していかねばならない。PDCAは分かっているが、これがうまくできないことが多くある。実行を妨げる原因とその対処について実例も含めての解説がなされている。

メモ
・成果主義的な評価制度の弊害
低い目標設定
長期スパン事業の回避
非協力的な空気
・「鷹の目」と「蟻の目」の意識の不足
「鷹の目」とは経営者的な視点で物事を見る目、「蟻の目」というのは現場の視点で物事を見る目。
・マネジメントというと「管理」することのように思われがちですが、現実に照らし合わせると、マネジメントとは「やりくり」すること。
・目標に対する議論では、結果確認と進捗確認が把握できるにすぎない。「その結果を受けてどのような改善をするか」「これからどこを目指していくか」について議論しなければ、わざわざ会議を開く意味がない。
・計画には「勝てるイメージ」が不可欠。「勝てるイメージ」とは決めた目標をたっせいできるイメージ。
・KPI(Key Performance Indicator):重要業績評価指標
・人に三日坊主という言葉があるように、組織にも「形状記憶組織」という言葉があり、成果がなければすぐに戻ってしまう傾向にある。

PDCAの実践入門書。こう考えてこうやったらできるという解説。
そもそもPDCAについての深堀解説できる範囲は狭いから、このあたりが限界かな。実践入門書としては、短時間で読める分かりやすい本としてまとめられています。


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「HOME 愛しの座敷わらし」 DVD 水谷豊

2013-03-14 | 映画

Home

2012年作品。

食品会社に勤める父親 晃一(水谷豊)の転勤で岩手県の田舎の茅葺きの家に引っ越してきた一家5人。そこは築後200年を超える古い家だった。田舎暮らしに途方に暮れ、薪で沸かす風呂など不便に困る家族であった。そこにさらに妻や子供達が家の中で人の姿を見かけるようになる。それは座敷わらしで、その家に幸せをもたらすこのであった。そのとおりに子供達は友達ができ、晃一の仕事も順調に進み始める。

Home_2

左遷人事で岩手県に転勤になった父親が選んだのが、田舎の古家。これは値段の割には部屋数が多く、また自然に恵まれたもおであった。実はそこは座敷わらしが住む家であった。このおかげで、心がバラバラになってしまいかけていた家族が、父親を中心とした絆で再び結ばれていくというハッピーなお話。

Home_3

ふわふわとしたしまり無い話ですが、人の心の暖かさが伝わって来る 幸せな気持ちになれる不思議な映画です。「だからどうなんだ」というツッコミ無しで、観て 温度をもらう映画です。
落ち着いた週末にゆっくりと楽しむ映画。もしくは心がぎすぎすしてきたなぁと思った時に観る映画です。

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「PENTAX Q10撮り方ハンディブック」 竹澤宏、大丸剛史、上杉さくら

2013-03-13 | 本と雑誌

Pentax_q10s


マイナビ 208ページ 1180円+税

小型ミラーレス一眼 PENTAX Q10 を使いこなすために、本機が搭載している 「シーン・モード」と「デジタル・フィルター」の作例を中心に解説した書。
当たり前でほとんどの読者が読み飛ばす初期設定のページが少ないところは好感。それでも、日付設定などの解説は紙面の無駄、これを無しにはできないものでしょうかね。

ミラーレス一眼についての解説本を書くとなれば、その説明が搭載ソフト、すなわちプリセットのシーン・モードとデジタル・フィルターになってしまううことを再認識。レンズ、シャッター、受光素子など、説明しても1ページで終わってしまいますから。
PENTAX Q、そして新型のQ10は多様なプリセットが搭載されています。シーン・モードだけでも21種。ここから最適なモードを選択して使い切るのは難しいです。デジタル・フィルターについて言えば、「rawで保存してMacで効果を確認しながらフィルタ処理した方が良き作品ができあがる」と考えていますので、カメラ本体へのデジタル・フィルター機能搭載については私は良き姿とは考えていません。
それはさておき、多数の効果を写真実例をもって説明してくれるので本書は助けになります。少し残念なのは使われた写真がぱっとしない。人物、風景などモデルが良くない、トリミングに疑問感じたりします。アマチュア向きと言えど、もう少し品質を上げて欲しかったです。

Q10のプリセット機能を理解するには最適の書です。


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「遊星からの物体X ファーストコンタクト」 DVD メアリー・エリザベス・ウィンステッド

2013-03-12 | 映画

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2011年米国作品。

1951年「遊星よりの物体X(The Thing from Another World)」、そしてジョン・カーペンターのリメイク1982年「遊星からの物体X(The Thing)」というSFホラー名作を元に制作。本作は 1982年版の生き残った隊員が犬に姿を変えた物体Xをヘリコプターで追跡するまでの話。

1982年南極。ノルウェーの南極観測隊が氷の下に巨大な宇宙船を発見する。古生物学者のケイト(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)はこの調査に招集され、氷漬けの地球外生命体を調査する。しかし、基地に搬入した地球外生命体が蘇生して基地の外に逃走。これを隊員達が追うが逆に隊員を襲い命を奪う。なんとかこの地球外生命体を火炎放射器で焼き殺すが、しかしその細胞は生きていた。さらにこの細胞は人間を体内に取り込んで擬態することが判明。基地内の隊員の誰かが地球外生命体に取り込まれている。次々と人間が襲われ・・・。

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主演のメアリー・エリザベス・ウィンステッド、どこかで見た女優と思ったら、なんと「ダイ・ハード ラスト・デイ」でジョン・マクレーンの娘役をやっていました。
危機発生時に知らぬ間にリーダーシップを執ってしまっている強い女性役です。南極基地らしいくらい画面の中で、深刻な顔ばかり。これが少し残念。ぱっと明るい表情を見せておいて、突然恐怖に歪んだ顔に変わるという演出が欲しかったです。

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ジョン・カーペンターの名作へのオマージュが至る所にあります。地球外生命体が人間を取り込んで、その姿で他の人間を襲う姿は「よくやってくれました」と拍手喝采です。また肝心なときに火炎放射器がスタックして焼き殺せないところも「このシーンあった!」と感動です。SFホラーも、こんなふうに楽しめるんですね。嬉しい作品でした。1982年版を観たくなってしまいました。


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