へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

「宿命」 Amazon Video 藤木直人、柏原崇、本上まなみ

2018-07-25 | テレビ番組


2004年WOWOW作品。
東野圭吾原作小説のTVドラマ化。

地方の大手電機メーカーの社長 瓜生直明が病死する。直明の息子 瓜生晃彦(藤木直人)は脳外科医になり社業を継ぐ意思はなかった。直明の四十九日法要の日に後を継いだ現社長がボウガンで殺される。この事件を直明の幼なじみ、同級生の和倉勇作(柏原崇)が担当する。勇作は直明を容疑者として捜査を始める。直明の妻 美佐子(本上まなみ)は高校時代に勇作の恋人でもあった。





少し昔のWOWOWドラマを観ました。当時のイケメン俳優 藤木直人、柏原崇の2人と美形女優 本上まなみを使った 東野圭吾原作小説ドラマ という成り立ち。これだけで視聴率は稼げたと思います。
作品としては、ズバリ 不出来の部類。1冊の小説を2時間枠に押し込めることに失敗しました。前半は直明の後妻や子供たちを登場させて、容疑者になり得るというフレームは作りましたが、それだけで終わり。中盤以降は全く登場せず。全体観からするとこの家族の描写は省いても良かったかと。こんな感じで、作品としてまとまりがうまく行っておらず、時間不足だったんだろうな とこちらが感じてしまいました。

宿命 [DVD]
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ナラタージュ」 DVD 松本潤、有村架純

2018-07-24 | 映画


2017年作品。
島本理生原作の恋愛小説の映画化。

大学生の工藤泉(有村架純)へ高校の時の演劇部の顧問葉山(松本潤)へ卒業公演に出てくれないかという頼まれる。泉にとって葉山は高校時代に思いを寄せた人であった。卒業公演に向けて稽古が進む中で泉の中で葉山への思いが再び高まっていく。ある日泉は葉山から、離婚していないことを聞かされる。







女子大生と高校の先生の恋愛物語。これに大学生の男の子が絡んで、話を膨らませます。
大学生の泉の思い、気持ちはわかる気がします。一方の高校の演劇部顧問の葉山の考えや行動はわからない。自分に思いを寄せている泉には気づいている。別居している妻とは別れない。これをきっぱり、しっかりと伝えないのはどうなのか。葉山には深い葛藤があるはずだが、そこが全く描けていない。このあたりに大きな傷がある作品のようで、納得できない気持ちで終わった作品です。

ナラタージュ DVD 通常版
クリエーター情報なし
東宝
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「フラットライナーズ」 DVD エレン・ペイジ

2018-07-23 | 映画


2017年 米国作品。
1990年 ジュリア・ロバーツ、ケヴィン・ベーコンが出演した作品のリメイク。

医学生のコートニーは死後の生についての研究のため、他の医学生に頼み自分の心臓を1分間停止させてその間の脳の活動を観測するという実験を行った。その結果、コートニーは過去の記憶を鮮明に思い出せるようになり、また昔習ったピアノが突然弾けるようになった。この結果を観た他の医学生も同様に心臓を停めて一度臨死する実験を行う。彼らは同様に知的能力の向上を得ることができた。しかし、治験者は過去の罪に追われる幻覚に襲われるようになる。





27年前のSF、ホラー映画をそのままなぞったリメイク作品。1997年作品はジュリア・ロバーツ、ケヴィン・ベーコン、ウィリアム・ボールドウィンという超豪華な大物俳優が出演。本作では1997年作品で医学生役であったキーファー・サザーランドが指導教授役で出演しています。



臨死体験による知的能力の向上と副作用的に現れる幻覚の恐怖。この両者の描写が上手く、画面にのめり込んでしまいました。幻覚に対する答えが見つかり、簡単に解決してしまうところが少し残念。趣向を変えて、とことん追い詰めるという盛り上げのほうが良かったかと思うところがあります。

フラットライナーズ (字幕版)
クリエーター情報なし
メーカー情報なし
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「レッド・スパロ-」 DVD ジェニファー・ローレンス

2018-07-17 | 映画


2018年 米国作品。

足の故障によりボルショイバレエのマドンナの地位を追われたドミニカは、母親の治療費のために叔父のすすめでロシアの諜報機関に入る。そこで鍛え上げられたドミニカはスパロー(スパイ)としてCIA捜査官に接近してロシア政府内に潜り込んでいるアメリカへの情報提供者の名前を引き出すという任務に就く。



ロシアのスパロー(スパイ)とCIA捜査官の駆け引き、争いを描いたアクション映画。スパイ映画だからが故か、どこまでが本音でどこが嘘かがわからない。ヒロインは何を考えているのか、何を信じて良いのかわからない状態でストーリーが爆走していきます。ハラハラ、ドキドシさせて最後はしっかりと落ち着くところに納めてくれて安心しました。





ドミニカ役のジェニファー・ローレンスは「ハンガー・ゲーム」シリーズでブレイクした女優さん。今回はセクシーな演技をもって相手方を凋落させるという重要な役もあり。ここが不足でした。挑発的な衣装や下着であっても、妖艶というような色合いが出ていないです。このあたりはジェニファー・ローレンスの現状の課題かな。これ故に、スパイの裏の闘いの厚みが出なかった。惜しい。

レッド・スパロー 2枚組ブルーレイ&DVD [Blu-ray]
クリエーター情報なし
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「山猫は眠らない7 狙撃手の血統」 Amazon Video チャド・マイケル・コリンズ

2018-07-10 | 映画


2016年 米国作品。

1993年のトム・ベレンジャー主演作品「山猫は眠らない」の第7作。第4作目からは息子ブランドン役のチャド・マイケル・コリンズが主演を務めている。本作でもトム・ベレンジャーが脇役で出演。

米海兵隊前哨狙撃兵のブランドン・ベケット(チャド・マイケル・コリンズ)はコロンビアの麻薬カルテルの黒幕の逮捕に協力するため、ボゴタへ入る。ブライトンはコロンビアDEAのエストラーダ(ダナイ・ガルシア)と共に行動を開始するが、麻薬カルテルの対立組織の幹部が次々と狙撃されていた。そして、作戦を開始するが、この情報が敵に漏れており狙撃手に狙われる。





今回の見所は狙撃手同士の一対一の対決。しかも、誘導弾や設定距離で爆発する弾丸などのハイテク狙撃が登場。狙撃銃で発射した弾丸がカーブして標的に命中するというのは、スナイパーものとしてどうかなって思うところはあります。こういうのを使い出すと、何でもありになってしまいそう。

アクションシーンも盛りだくさんですが、やはり本作は狙撃シーンの緊迫感。狙う、狙われる、動けない、敵の位置を発見できるか という緊張が画面に広がります。



DEAの現場のトップのエストラーダ役の(ダナイ・ガルシア)は、体つきが華奢すぎました。現場での戦闘服姿が痛々しい。ヘルメットが重くて、首を痛めるのでは無いかと観ている方がハラハラしました。

山猫は眠らない7 狙撃手の血統 [DVD]
クリエーター情報なし
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ジオストーム」 DVD ジェラルド・バトラー

2018-07-09 | 映画


2017年 米国作品。

世界各地で大規模な自然災害が起こり、これに対して各国が協力をして全世界の天候を制御する気象コントロール衛星ダッチボーイが開発、これにより世界の天候が管理されるようになっていた。システムの開発者でありまた総責任者であるジェイク・ローソン(ジェラルド・バトラー)はダッチボーイの管理者としての資質を問われ、その席を追われ後任に弟のマックス(ジム・スタージェス)が就いた。
そして3年後、ダッチボーイが暴走を始めアフガニスタンで村が凍り付き、香港では異常高温でガス管が爆発した。暴走を停めるために再びジェイクがダッチボーイに赴く。しかし、そこにはダッチボーイを兵器として使い世界制覇を狙う陰謀があった。





地球の環境破壊によって大規模な自然災害が頻発するようになった。自然災害を防ぐと言うよりは、環境破壊に対する補正措置を行うために気象コントロール衛星網が構築され、運用が開始された近未来。その効果が現れた時に、これを使っての世界規模の悪事が起こるという、大分回りくどいSFアクション映画。話の土俵まで行くには博愛の容認が必要です。そこは、棚上げにすると単純明快なるアメリカの娯楽大作。あっけらかんとして楽しめます。

マックスの恋人で大統領SPのサラ・ウィルソン役のアビー・コーニッシュがこういう作品には欠かせない美しくて強い女性。大統領を乗せたクルマでのカーチェイスのシーンは、「あり得ない」と感じさせつつ、「すごいなぁ」で、笑わせてくれます。



久しぶりに面白い映画に出会いました。

ジオストーム ブルーレイ&DVDセット(2枚組) [Blu-ray]
クリエーター情報なし
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする