へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

石川ひとみ 「まちぶせ」 LP

2024-02-24 | 音楽


1981年発売の 石川ひとみ 5th オリジナル・アルバム。
1978年に美少女ばかり集めた(と思っている)NAVレコードからデビュー。NHKの日曜日 夕方6時の歌番組「レッツゴーヤング」の司会に抜擢されるという幸運もあったが、ヒット曲に恵まれず。ほぼ3年後のなんと11枚目のシングル 「まちぶせ」がヒット。この曲は荒井由実(当時)の作詞・作曲。 だから売れたとも言えるが、これだけの期間売れなかった歌手に荒井由実の楽曲をあてがったプロデュースの勇気は尊敬に値する。
実のところ、この年代の歌手の中で、石川ひとみは心地よい声質を持つ、上手い歌手。尖って光り輝く点が見えないという、学級の優等生というような真面目な感じという性格故に、「まちぶせ」の後もブレイクがなかった。


このジャケット、セクシーすぎる。当時、石川ひとみは17歳。ローティーン、ミドルティーンのアイドルが増産されていた当時、高校生アイドルはこんな艶を持っていた。



 
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松田聖子 「The 9th Wave」 LP (Master Sound盤)

2024-02-04 | 音楽


1985年発売の 松田聖子 11枚目のオリジナル・アルバム。
アナログからデジタルへの移行期。LPからCDというメディアの変化だけではなく、録音、ミキシングなどの制作現場もデジタルの黎明期。さらに楽器演奏もシンセサイザーの「打ち込み」が流行した時期のため、ふんだんに打ち込みがある。
これに加えて、ジャケットも松田聖子のポートレイトと背景の珊瑚礁の海風景写真をデジタル合成。今見るとこのジャケットは背景との遠近感もなく、「コンピュータ合成でこんな写真も作れます」という制作者の自己満足としか思えない トンデモ 作品。
楽曲も、ボーカルの定位がフォーカスせず、シンセサイザーが最前面に突出したりする トンデモ 録音。デジタル機器を制作者が使いこなせていない、試行錯誤の時期であったのであろう。


「SQUALL」「Silhouette」の初期の頃のアナログで制作されていたら、名アルバムになっていただろう。





 
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