1981年発売の 石川ひとみ 5th オリジナル・アルバム。
1978年に美少女ばかり集めた(と思っている)NAVレコードからデビュー。NHKの日曜日 夕方6時の歌番組「レッツゴーヤング」の司会に抜擢されるという幸運もあったが、ヒット曲に恵まれず。ほぼ3年後のなんと11枚目のシングル 「まちぶせ」がヒット。この曲は荒井由実(当時)の作詞・作曲。 だから売れたとも言えるが、これだけの期間売れなかった歌手に荒井由実の楽曲をあてがったプロデュースの勇気は尊敬に値する。
実のところ、この年代の歌手の中で、石川ひとみは心地よい声質を持つ、上手い歌手。尖って光り輝く点が見えないという、学級の優等生というような真面目な感じという性格故に、「まちぶせ」の後もブレイクがなかった。
このジャケット、セクシーすぎる。当時、石川ひとみは17歳。ローティーン、ミドルティーンのアイドルが増産されていた当時、高校生アイドルはこんな艶を持っていた。