へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

「終戦のエンペラー」 マシュー・フォックス、トミー・リー・ジョーンズ、初音映莉子

2013-07-31 | 映画

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2013年 米国作品。

週末に封切りされた「Emperor」を観てきました。お客さんの入りは良い方。ただし、平均年齢は高い。もしかすると60歳あたりかも。

昭和20年8月。日本が降伏した2週間後、ダグラス・マッカーサー(トミー・リー・ジョーンズ)が日本に上陸。GHQによる日本統治が始まった。日本の復興、そして共産化を防ぐためにマッカーサーは天皇の戦争責任についてフェラーズ准将(マシュー・フォックス)に10日間で調査することを命じる。フェラーズは開戦前に知り合った日本人女性 アヤ(初音映莉子)の消息を追いながら、東條英機、木戸幸一、近衛文麿たちから天皇の戦争責任の聴取を進める。

2

第二次世界大戦後の東京。ここで、大統領選挙を視野に入れたマッカーサーの日本統治ととの要となる天皇の扱い。指示を受けたフェラーズが調査を進めて行くにつれて、日本という国、国民、そして天皇という 欧米の白黒という単純な割り切りができないグレーな日本という世界が見えてきます。これを米国の映画会社が描いたとは、信じがたいところがあります。
また、日本人に「米国は2つの都市を焼き尽くした。」「日本が占領したのは欧米の植民地。日本は欧米に学んだ」と語らせたところも驚き。でも、これが理解できる米国人がどれくらいいるか は課題かとは思います。

マッカーサーとその部下という事務的な色気のない映画になるところを、アヤ役の初音映莉子が色つけてくれました。その当時の日本人女性(とは言ってもかなりハイカラ)の芯の強さ、美しさを表現しています。今でもこういう日本人女性がいたら、惚れちゃいますよ。

3

こういう映画が米国で制作されたことに喝采。嬉しいです。日本でこういう映画を作るとなればミギとか言われて邪魔が入るのかなぁ。
日本、日本人の良さを再認識できた映画です。お薦めです。



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「テッド」 DVD マーク・ウォールバーグ、ミラ・クニス

2013-07-30 | 映画

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2012年 米国作品。

友達が作れない8歳のジョン(マーク・ウォールバーグ)はクリスマス・プレゼントでもらったテディベアに願いをかけ命が宿った。それから27年間ジョンとテッドは常に一緒に暮らしていた。35歳になったジョンにはロリー(ミラ・クニス)という美人の彼女ができたのだが、ロリーはジョンがテッドといつまでも子供のような生活をしていることが気に掛かり、ジョンにテッドと別れて暮らすことを求めた。

3

テッドの毒舌、際どすぎるシモネタが話題になり日本でも予想外のヒットとなったコメディ映画。その通り、テッドの話す言葉の半分はシモネタです。またスーパーの女性店員を倉庫へ連れ込んでのシーンなど、「良くやるは」と感心します。人間がこういうセリフを言ったり、行為をしたら、「ちょっと酷いね」となるところ、これをクマのぬいぐるみがやるからお笑いとなりました。

ジョン役のマーク・ウォールバーグは数年前には「ザ・シューター/極大射程」で最強のスナイパー役をこなした俳優。この人が、こんなコメディやちゃったんです。意外性あって面白いです。

ミラ・クニスはいつもの美人、セクシーで良心的な女性役。だんだんうまくなってきました。今後ラブコメがはまり役になるような予感がします。

2s

映画館でヒットしたので、どんな映画なのか興味ありました。これは良くできたラブコメ。クマのぬいぐるみを使ったところが過去なかった斬新なアイデア。
もう少しミラ・クニスの活躍シーンを増やせばパーフェクトでしたね。でもうまく仕上がっています。お薦め。


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「アップル帝国の正体」 後藤直義、森川潤

2013-07-29 | 本と雑誌

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文藝春秋 214ページ 1300円+税

アップルという企業の強み、そして見え隠れしてきた弱み、アップルによって支配された形になった日本企業の姿についてまとめ上げた本。アップルについて取引先の裏側の取材を行い、今まで語られることの無かった裏の姿まで踏み込んだアップルの正体を明らかにしていきます。

メモ
・アップルの強さは、そのビジョンを実現させてしまう組織の「遂行力」にある。その裏側には時には獰猛な姿さえ見せながら仕事を着実に実行するグルーバル企業の姿がある。
・シャープの亀山工場。アップルはこの工場に1000億円を出資して独占供給契約を結んでいる。アップル専用工場になっている。
・iPhoneなどに部品を供給する日本の企業群。大量注文には、巨額投資の必要と、受注を失った時の生産設備余剰という2つのリスクが存在する。
・日本写真印刷は、一度はアップルの存在に泣き、その後にアップルの新製品の受注を見事につかんだ好例。
・大手家電量販店はiPhoneのケースを売って儲ける。
・アップルの効率的な研究開発費。年間売上高の2.2%にすぎない。マイクロソフトやグーグルは十数パーセント。これはアップルがいかにコア技術に集中的に投資しているかを窺わせる。
・「電話を再発明する」と述べたのは、発明したiPhoneという端末だけではなかった。キャリアによるメーカー支配の構図を壊し、逆にアップルによるキャリア支配の構図を再構築した。
・iPhoneとそれに続くスマートフォンの登場で、ビジネスモデルが変わった。携帯電話ビジネスを支配しているのはキャリアではなくアップル、グーグルという基本ソフト(OS)を提供するIT企業になった。そのあおりを受けるかのように、キャリアの下にぶら下がっていた端末メーカーが瀕死の状態であえいでいる。
・スマートフォン;「ウォークマン」「サイバーショット」「ハンディカム」「プレイステーション」ソニーが築き上げてきた財産が食われた。ソニーはこれを守るという行動を取ったため、アップルに大きな後れを取った。
・グーグル、アマゾンという収益構造が異なるプレーヤーたちが、こぞってモバイル機器の事業に参加。旧来のハードウェアで主な収益を上げるというアップルの事業戦略はが難しい状況となってきている。

アップルの戦略とその遂行力。これによって変化したビジネスモデルに乗り遅れた日本の家電企業。そして、今はアップルのハードを売って儲けるというビジネスモデルが変わりつつあり、アップルの成長が鈍りつつあること。こういう情報を裏付けをもって分かりやすく説明しています。
アップルの研究だけではなく、ビジネス戦略の研究、学習にも役に立つ書籍です。
これはお薦め。

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「映画 妖怪人間ベム」 DVD 亀梨和也、杏、鈴木福

2013-07-28 | 映画

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2012年作品。

元は45年ほど昔のアニメです。小学校の時に、姿形が気味悪い妖怪人間、これが故に人間からは嫌われ攻撃される。しかし心は美しく弱い人間を救いたいというベム達。子供向けとしては、えらく難解な設定でしたね。ベラのムチ攻撃が印象に残っています。大学に入った頃には五輪真弓さんを「ベラみたいだ」と友達と納得し合ったりしてました。
これが2011年にTVドラマ化されこの映画版と相成りました。

ベム(亀梨和也)、ベラ(杏)、ベム(鈴木福)の3人が流れ着いた街は30年ほど昔に一度彼らが終われたところだった。そこではMPL製薬の幹部が連続して鋭利な刃物で殺害されるという事件が発生していた。
ベロはこの街で知り合った少女と心を交わし合うようになり、毎日楽しく二人で遊ぶようになる。しかし、その少女の母親は一度死んだはずなのに、不死の植物の力で妖怪化していた。怒りが高まると、変身して自分を殺した製薬会社の幹部に復讐するようになっていた。

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まずは、懐かしい。妖怪人間が誕生するところも、しっかりと昔のアニメが再現されています。主題歌も当然昔の歌詞しのまま。そして、月をバックに妖怪のシルエットが映るところも、格好良いです。

この中で、ベラ役の杏に関心することしきりです。結構きつい、えげつない台詞回しもベラらしくこなして、違和感なし。表情も、気味悪さをしかりと出しています。気持ち悪いメークアップもやってくれてます。この年齢の女優でここまでベラになりきるのは、偉い。杏で本作が仕上がっています。ベム役の亀梨和也は無表情で言葉数少ない男ならできてしまいます。

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お気楽に昔を懐かしんで楽しむ映画です。


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「ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝」 DVD ジェット・リー

2013-07-27 | 映画

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2011年 中国作品。

明時代の中国。辺境の砂漠には60年に一度訪れる砂嵐によって砂に埋もれた財宝都市が姿を現す。ここに皇帝の子を身籠もったスーと彼女を助けたリンがここの宿屋にたどり着く。そこでは、秘宝を狙う韃靼族やスーを追う宦官の一行がおり、さらにそこに世の中の悪を倒す義士ジャオ(ジェット・リー)も現れる。砂嵐が近づく中で、壮絶な闘いが始まった。

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ワイヤー・アクション、CGを駆使した格闘アクション映画。作品の8割くらいが格闘シーンです。観客を飽きさせないために、ありとあらゆる剣術が登場。をれも人間能力を超越したような空中戦などが連続します。ここまでやったら、人の演技ではなくアニメを見る感覚です。すごいなぁ とは思いますが、乾いた感心だけ。

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2時間くらい格闘が続きました。やはり、途中で飽きが来ました。
お薦めできません。

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「「キャバクラ嬢」行政書士の事件簿3」 杉沢志乃

2013-07-26 | 本と雑誌

3s

iBooks版 100円。

シリーズの第3作。この第3作だけが紙の本が入手困難。AmazonでKindle版 95円とAppleのiTunes StoreでiBooks版 100円が販売されていました。たまにはiBooks版も良いかと思い、5円高価なこちらをダウンロード購入。
ここでプラットフォームの数の違いを再認識。
・iBooks版はiPad、iPhone、iPod touchというApple製プラットフォームのみ。
・Kindle版はKindleシリーズ、Androidのタブレット、Androidのスマホ、iPad、iPhone、iPod touchとほとんどのプラットフォームに対応。これにPCとMacが対応すれば、さらに適応範囲が拡がります。
Kindle版コンテンツはやはり便利です。夜Kindle Paperwhiteで読み始め、朝の通勤時間に続きをスマホで、昼休みにはタブレットというように、読んでいるページが共有されること、ハイライト(マーカー)やメモも共有されます。コンテンツを中心にプラットフォームを自由に変えることができるという自由度は素晴らしいです。
書籍に関してはコンテンツ数だけでなく、プラットフォームの数でもAppleが不利になっています。

さて本書。
1、2冊目の話から時を遡り、サキが家を飛び出しで東京へ。そして生きるためにキャバクラ嬢になる。そして、勤めた1軒目、新宿の店で酷い仕打ちに合い、行政書士に相談、そして役所に届出する。しかし何の効果もなかったことから、自分が行政書士になることを決意し試験に合格するというお話です。そして、最後はさらにたちが悪くなって不法就労から売春までするようになっていた新宿の店の外国人ホステス達を救出する話。

東京へ飛び出してきたばかりのサキが情報誌を見て最初に行った店がピンサロだったので逃げるように飛び出したこと、1軒目のキャバクラが酷い店でここで洗脳されそうになったと、夜道で襲われて危機一髪など、はらはらするエピソードを満載。一方で、風像営業と行政書士に関する情報、そしてこれに対しての著者の思い入れというところが薄くなってしまい、ごく普通のキャバクラ嬢活躍話のようになってしまいました。情報としては少しレベルダウンしましたね。

サクッと読める面白い本です。第1作からKindle、iBooksのコンテンツが用意されていますので、すき間時間にスマホで読むには良き本かと。


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「今日、恋をはじめます」 DVD 武井咲、松坂桃李

2013-07-25 | 映画

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2012年作品。

少女漫画の映画化。
滑り止めの高校に入学した日比野つばき(武井咲)は、お下げ髪で、校則どおり制服を着ている超がつくほどの真面目でダサイ女子高生。入学式の当日、入試成績No.1でイケメンで人気者の椿京汰(松坂桃李)とぶつかり、また同じクラスで隣の席になる。そして、クラスメートの前で「彼女にする」と宣言されてファーストキスを奪われてしまう。それ以降、つばきは京太に反感を覚えつつ、次第に惹かれて行く。そして京太もまっすぐなつばきに惹かれて行く。

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高校を舞台としたラブストーリー。冴えない女の子が変身していくというところ、特にショッピング・シーンは「プリティーウーマン」のジュリア・ロバーツとリチャード・ギアを彷彿させます。京太の知り合いのカリスマ美容師にヘアスタイリングしてもらったつばきの姿を見た京太が言葉を失うところ、これが本作の一番の見所かと思います。
これが実は初デート。本作はそこからの残り2/3がだらだらと長い。イベントや事件が小粒で、これはマイッタ、退屈しました。ハリウッド作品の映画の黄金律を考えて編集して欲しかったです。

武井咲さん、彼女は高校に入学したあたりのマジメでダサイつばきの演技、これがぴったりはまります。ぎこちない台詞回しやぎくしゃくした表情が自然体なんです。もしかしてこれが彼女の素の姿なのかなって思ったりしました。

松坂桃李さんは高校生の役はそろそろ無理ですかな。「アントキノイノチ」の高校生役でも気になりましたが、肌が荒れすぎてます。
木村文乃さんが武井咲と同い年の高校性役で登場して驚き。ついこの間、TVドラマに教師役で登場していたところなのに。フレッシュなのですが、体つきと態度に貫禄がありすぎました。

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お気楽にながら族的に楽しむ映画。構えて観てはなりませんね。



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「ベートーヴェン 交響曲全集」 クラウディオ・アバド指揮 ベルリン・フィル

2013-07-24 | 音楽

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2000~2001年に収録されたアバドのベートーヴェン交響曲全集。「Claudio Abbado The Symphony Edition」という41枚組CDの一部です。

「世界一のオーケストラ、ベルリン・フィルのベートーヴェンを聴く」と構えてたら、あれま、こんなに軽量な演奏とは、仰天しました。
ベルリン・フィルのベートーヴェンと言えばアバドの前のカラヤン。疾走する重戦車と例えられた、重厚でありながらスピード感がある演奏、特に厚い低音の上に構築された金管木管のきらびやかな絵巻模様という印象があります。
ところが、このアバドによると、少し前に流行った古楽器オーケストラのような軽妙さがベルリン・フィルから出ています。ピチカート奏法と言うのでしょうか、飛び跳ねるように軽い軽い。おそらく、50人くらいの編成にしているのかと思いますが、これがベルリン・フィルと言われても信じられないほどです。ヨーロッパ室内管弦楽団とかこういう楽団名を言われたら、そうだな と思います。

ベルリン・フィルという冠をはずしても違和感のある演奏です。こんなところで引っ張って、ここは切っちゃうの という流れ。今まで聴いたことのないベートーヴェン像。戸惑いました。
しかし、聴き続けていくと「こういう演奏もあり」と感じるように。やはり上手い指揮者、オーケストラということでしょうか、変わった調理法でも、旨いものは旨いです。
中でも1番、2番がぴたりとはまってきます。好きですね。
逆に6番はちょっといやな感じが残ったままになりました。

今まで聴いたことの無いベートーヴェン、そしてベルリン・フィルの音を楽しめるCDです。
ベートーベン交響曲全集の最初の1セットにはお薦めできませんが、5セット目くらいには良いかと思います。


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「任侠ヘルパー」 DVD 草なぎ剛

2013-07-23 | 映画

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2012年作品。

深夜のコンビニで強盗事件が発生。店員として働く翼彦一(草なぎ剛)は強盗をたたきのめすが、ヘルメットを取った老人の顔を見て、レジの金を渡して逃がしてしまう。これで翼は刑務所送りになるが、そこでその時の老人に再会。コンビニ事件の礼に出所した時に兄弟分だった極鵬会の組長・朝比奈を頼れるように紹介を書いた将棋の駒を渡される。出所した翼は朝比奈を訪ね、仕事をもらう。しかし、それは老人に金を貸し、破産させこれを劣悪な介護施設に入れて年金、生活保護費を搾り取る仕事だった。

2

家族から見放された老人達のために働くようになったヤクザ。これを快く思わない組織、さらに政治の道具として福祉を使う政治家。これがからみあって、話が進んでいきます。
昔ながらの任侠に憧れ、その通りの生き方をする翼、これを演じる草なぎ剛が格好良すぎます。言葉は汚く、荒くれだった行為を繰り返しながら、年寄りのため、子供のために身を投げ出す姿は、昔の東映映画を彷彿されます。
翼を兄貴分として慕う子分格の男、元やくざの子供の母親、福祉を使って野心を実現しようとする二世議員など、良い役を上手い俳優が演じて隙がありません。

格闘シーン、逃亡シーンと老人介護が折り重なって 良き味出しました。お薦めです。


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「STEREO 8月号とONTOMO MOOK制作編」

2013-07-22 | オーディオ
では早速制作に取りかかり。

左右 一方の側板に板材の貼り付け位置がマークされています。ここに、板にスタンプされたナンバーの順番に板材を一枚ずつ木工用ボンドで貼り付けていきます。

10枚ほど貼り付けるとこのように音道ができあがります。木口が真っ直ぐなMDFなので、手を離しても板材が立つという感じなので、容易に貼り付けが進みます。

Imgp1090s

1時間弱でこのように2個のキャビネットができあがりました。

Imgp1091s

これを水性のスプレーで塗装。昨年の紙管スピーカで使用した残りのダークブラウンを使用しました。これの乾燥に1時間。

Imgp1094s

ターミナルとユニットを取り付けて完成です。
乾燥時間を含めて、3時間弱で仕上がりました。

Imgp1100s

今回は設計通りに作りました。気になったのは平行面が多いこと。平行面があると、その間で共鳴が起こって音が濁る懸念があるのです。板を斜めに取り付けて、平行面を無くす、また入り口から出口に向かって少しずつ拡がっていくようにしたいところです。当初はこういう改造を考えたのですが、手元のキットを見て、「小さすぎて如何ともし難い」と判断して、設計通りに作りました。

さて音は。5時間くらいエージングして、色々なソースを聴いてみました。
・高音が控えめ。いや、出ていない。ユニットの口径からするともっと高域が伸びてそうな感じがしていたのですが、これは寂しいです。このため「澄んだ音」にはなりません。・低音は、さっぱり出ていません。口径とバックロードホーンの大きさからすると、無理であることは判っていました。ここは、サブウーファーで補う等の措置が必要です。
・音が濁っている。なめらかではない。がさがさ、ざらざらとした感じ。気持ち良い音ではありません。これはエージングによってかなりマシになったので、今後良くなっていく可能性もあります。原理的には、バックロードホーンの開口部から出る逆位相の音がユニットの直接音を濁らせている可能性が大きいです。このホーン長では無理有りです。
・能率が低い。これは特に気にしませんが、アンプのボリュームを2ノッチほどひねらないと他のスピーカと同等の音圧が得られません。
・バックロードホーンの個性であるスピード感、切れ味があるか? ここが肝心なのですが、現時点では音の濁りが大きく、良さを見つけることができません。う~ん。

まとめると。これは失敗作。このサイズでとりあえずバックロードホーンにしただけというスピーカになっちゃいました。残念です。


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