「ぼく、オタリーマン。 6」 よしたに

中経出版 176ページ 952円＋税

SE（システムエンジニア）と漫画家の二足の草鞋を履く よしたにさんの 自身の生活をそのまま漫画化した オタクSEマンガの 6冊目。全ページ カラー、マンガはペンと紙ではなくて全てPCにて描かれています。
前作 第5巻から1年9ヶ月のインターバル。これは第4巻と第5巻の間と同じ期間でした。今回は「ぼくの体はツーアウト」 第3巻と同時発売。 SEやりながら良くマンガが描けるものだと感心していたら、なんと後半にて 会社を退職したことが描かれています。 12年間勤めた会社を退職して 漫画家 一本で進まれるようです。
そうなると心配なのが、SEネタが無くなると言うこと。「オタリーマン」「理系の人々」は自分の体験をそのままマンガにして、これが私たち読者の笑いを誘っていました。 このネタが入らなくなってマンガが描けるのか？ 心配になっています。

第5巻では外した企画があってがっかりでしたが、今回は妙な企画も無く よしたにさん の良きところが発揮されています。
Facebook、Twitter、LINEなどのSNSの使い方、ここに出てくる話には「あるある！」と感心。また暴言を書いてしまって炎上、相手と朝の4時まで根比べして勝ったというのは分かりますね。

次がどうなるか、心配ではありますが、本作は笑えるそして満足できるマンガでした。


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