カフェオレを飲み終えてから、明るいうちにシュラフとマットを敷いておくことに。
どっちも使うのは初めて。
まずはマットを開く。自動注入式なので、しばらくするとフカッとしてきた。
自分でも少し空気を入れて、好みの状態に。
さらに、お勧めされたモンベルの空気枕を膨らませて150cmのマットとドッキング。
これで足も出ないし寝るときも楽チンってわけ。
大きいままパッキングしてきたシュラフをリュックから取り出して寝る準備完了。
準備はできたけど、まだ明るいので外に出て今度は夕ご飯のカップヌードル用に
お湯を沸かしていると、1人の男の人が現れた。どうやら彼も泊まる気らしい。
話してみると変な人じゃなさそうだし、良かった。(変な人だったら1人で寝るより
ある意味怖い・・・。)
でも、彼は部屋を見るなり聞いてきた。
「・・・この中で寝るんですか?
山小屋ってどこもこんなものなんでしょうか?
高塚小屋を覗いた時に不安にはなったんですけど・・・。」
というので、
「ここは山小屋じゃなくて避難小屋ですよ。
山小屋には管理人さんもいるし、ご飯も出るし布団もあります。その代わり
お金を払いますけど。」
(実は同じことをやす君にも聞かれた。ははは。)
彼は中で寝るくらいならこのテーブルで寝るという。
外で寒いし、いつ雨が降るか分からないよ。と言うんだけど、「僕、かなり潔癖
なんで。」と言って、万が一雨が降ったときのために、小屋の中で一番明るい
部屋を一生懸命置いてあったほうきで掃きだしたのがめちゃおかしかった。
あとで「できたて屋2」のおばちゃんにこの話をしたら、「そんな人は山に行かな
きゃいいのに。」と言ってました。(笑)