二週連続でS夫婦と行場めぐり。(笑)
今回は能勢にある行者山です。が、行場だけでなく最近ボルダリングエリアも開発されてるって
ことで、その下見を兼ねてトレッキングがてら能勢の郷~横尾山~剣尾山~行者山~能勢の郷
と歩くことに。
能勢の郷では駐車料金600円が取られます。実はその上に能勢温泉があって、温泉を利用
するなら駐車料金はいらないようですが、赤鬼が2人で見張ってます。(笑)
どうもほとんどの人が逆コースから登るみたいで、能勢の郷から小鳥のテラスに入る道が
ちょっと分かりづらい。基本的には車道の左側の道を登っていくと、剣尾山へ行く道と横尾
山に行く道とに分かれるので今回は横尾山に行く左手の道を登っていく。
この辺からかなりきつい登りになってきて、ちょっと舐めてたわあ、能勢の郷。
S奥さんに地図を見せてもらうと横尾山はけっこう遠かった。
やっと能勢の郷の最終地点である山頂広場に到着。
なんの山頂なのか?横尾山はまだ先なのになあ。
ここからさらに登り下りをして、最初は遠くに見えていた鉄塔のところまで来ると、それは
すばらしい展望が開けた。この道って基本的に明るいし、展望もいいからお勧めです。
横尾さんと剣尾山標高はほとんど一緒なのだが、ここもいったん下ってまた登らないといけない。
途中に岩が出てくる。
つい誰か登ってないかチェック。ルートはいくらでも作れそうだが、なんせマットが無いし、仮に
ここでボルダリングしようにも、アプローチが長すぎてマットを持ってくる気になれないだろう。
さて、横尾山からけっこう下ったので剣尾山までの登り返しが怖かったがそうでもなく、すんなり
到着。
それまでほとんどいなかった登山客が山頂にはたくさんいた。やっぱり逆ルートが多いのだ。
山頂にもさまざまな岩があって、わざわざ斜面を登るS奥さん。
この岩に登ると両側一杯に展望が開ける。天気もいいので最高!でも夏は暑いだろうな。
ここ山頂でお昼休憩を取り、行者山にLET'S GO!
下山道の脇には昔お寺があったためお地蔵さんとか梵字が彫られた岩などが点在。
登山道もやたらと広く歩きやすい。たまたま能勢電のハイキングとぶつかったらしく、ここで
たくさんの人が昼食を食べていて、まだまだ後続が上がってきている。
道が広かったので下山に苦労はしなかったが、道が狭かったらなかなか降りれなかったかも。
で、標高差400m以上をガーっと下り、行者山手前の鞍部から例のボルダリングエリアに行く
道があるということだったのだが、とても最近人が入ったような気配はなく、本当に降りて行って
大丈夫なのか?どうする?大岩なんか見えないけど?となったのだが、とりあえず沢に沿って
降りてみた。
半信半疑のまま3人で降りていくと10分も降りないうちに出てきた~!
4~5mはある。
Hさんが作ったルート図を見ながら岩を触るS夫婦。でもやっぱりマットなしではチャレンジしよう
がない高さだし、こんなところで怪我したら山を降りるのも大変なので結局触るだけとなった。
で、元の登山道に戻り、行者山からは行場めぐりである。
このあたりからいたるところに大岩や岩壁が現れ、マットあればなあ!って感じ。
でもどれもかなり難しそうなルートで、なおかつハイボルダーすぎて怖いよ~。
またボルダリングだけでなく、リード壁としても使われているらしく、ハーケンが打たれた壁も。
天の川
ここ、ものすごい岩壁なのだ。上が見えないくらい。ここにはハーケンが打たれてたけど、一体
誰が登るっていうの?ってくらい垂直だったけど。1つ目のハーケンがまた3mくらい上にある
から、そこまでフリーで登るのがまず無理!
行場は胎内巡りをやろうと思ったら岩が崩れたのか通れないし、その先にあるだろう蟻の門渡り
ももちろん出来ず。
唯一できそうだったのが鐘掛岩。
これ、岩の上部のみ。鎖がなぜか岩の途中までしかないので、その鎖を取りに行くためには
中段まで登ってトラバースしないといけない。そしてこの鎖も信用できるかどうか微妙。さらに
登った後降りれるようになってるかも分からない。でも登ってみた~い!
登山靴ではとても無理そうだが、クレッターならいけるかも。ということでS旦那さんがチャレンジ。
中段までは手がかりを探して登り、鎖までトラバース。でもちょっと怖そう。やっぱり高さがあるし
マットが無いから怖いらしい。
鎖が取れたらあとは楽勝だったようで、さっきの天の川より上の登山道まで出て戻ってきた。
私もやってみたかったけど、S奥さんもやらないというので今回はパス。
このあとも行場はあっても廃れてしまっているらしく全然出来ないところばかり。
ということで1つも行場できなかった。うーん、やはりちゃんと使われている行場に行かないと
楽しめないね。
今度は鳥取県の金胎山に行ってみたいなあ。