風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

第3回青空屋忘年会 その2

2008年01月08日 08時23分55秒 | お四国以外の四国
 忘年会当日の朝、6時半に「コーケコッコー!」で起こされた。(笑)
 うん、なんだかとても正しい朝だ。
 2羽いたから1羽残してお遍路さんの目覚ましにしたらいいのでは?
 でも、なんでニワトリって朝になったら鳴くんだろうね?

                       

 で、せっかく起きたので、トラクマの様子を見に声をかけてみると、クマは出てきた
のにトラは出てこない。まだ寝てるのかな?と思いつつ雄鶏を見に行ったら「ワン!」
とトラの鳴き声がえらく近いところで聞こえてきた。
 おかしいなあ?と思って小屋のほうに回って「トラ?」と呼んだら、なんと納屋の
ほうから突然現れたので、逃げ回ったけど、無理!
 結局ドロドロの足でドカドカッ!と体当たりされてしまった・・・。
 トラ~!あんた脱走したな~!

 のりさんが出てきたときにはもうドロドロ。
 トホホ、洗濯しないと・・・。 

                        

 でも今日は幸い晴れた。
 雄鶏のおんちゃんを1羽残してくれよう~ってお願いしたけどダメだって。

 忘年会のメインとするべく2羽はのりさんに絞められに行った。
 ドナドナドーナードーナー・・・ 

 私は一方で、おんちゃんの羽をむしる前にお湯に浸さないといけないので、マキ
ストーブでお湯を沸かす役目をおった。
 Rさんは寒いのが超ダメなので一人部屋で駅伝を見てて、出てくるのはストーブ
に置いた焼き芋が出来上がる頃のみ。
 こら~!手伝ってよ!

 こちとら乾ききってないマキを使ってるもんだから、煙が目に沁みて大変なのに。

 と、むこうではのりさんがおんちゃんを鉈でボコボコに。

 するとその声を聞いて、またもやトラが脱走。(笑)
 半殺しのおんちゃんを持ったままトラを叱って小屋に入れようとするのりさん。
 すごい光景です・・・。わたしゃーまたトラにドロドロにされるのがいやなので、速攻
逃げましたが。
 
                       

 お湯がやっとこさ沸いたら、すでに変わり果てたおんちゃんが連れられてきて
逆さに鍋に入れられた。硬直した足は太くって、そしてとても鍋には入らないのだっ
た。

 そのあとのりさんが羽をむしってたんだけど、

 「みいちゃ~ん!

 「なあに?

 「ほら~! (おんちゃんの胸を押して) 鳴くで~!」

 『 コケッ  コケッ 』 
  
 「ぎゃー!

 なんと、頭がなくても首があるからか胸を押すと普通に鳴き声が出るんですよ。
 知ってた~?

 なんちゅーワイルドな一日。(笑)

 その後、中味を取り出したりと悪戦苦闘の末、やっとこさ2羽を捌いたのだった。
 のりさんお疲れ様。

 お昼ごはんはもらい物の山田家の生うどんをかけにして食べた。
 おいしかったけど、パッケージにはすごく意味不明な表示が多いのよ。
 「ぶっかけうどんの汁(と言ってもダシパック)」って書いてあるのに、あきらかに
かけうどん用のダシパックだし、うどんの茹で方にも不思議な注意書きが。
 一度生うどん買ってみてください。見れば分かります。

 そして、今日来訪予定の徳島のひげのおじさんと、夜光虫さんを迎えに行った。
 二人とも定刻どおりに着いたので、そのあとクリスマス兼誕生日のお祝いケーキ
を青空屋近くのカフェ「Botan」に取りに行ったんだけど、やはりクリスマスケーキの
準備で忙しいらしく、カフェのほうはお休み。ケーキだけもらって帰ってきた。
(「Botan」のリンクにある地図はおもいっきり間違っています。正しくはこちら
 雲辺寺からのへんろ道(点線)を降りてきて,みかん畑を通り抜けて車道に出ます。
 大興寺へのへんろ道は車道を右ですが,左に曲がって50mほど行くとBotanの
 看板が見えます。青空屋からでも歩いて5分程度!)

                      

 ひげのおじさんはその後のりさんのローストチキン作りをお手伝い。

    ダッチオーブンの上にもマキを置いて。

   ジュウジュウと音がするので少しだけ開けてみたら・・・

         
 
          おんちゃん!おいしそうになってます。(笑)
   夕方には親子遍路さんも到着して、いよいよ忘年会の始まりです♪